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ネットワーク用語

CPE
Customer Premises Equipment : 顧客構内設備
ネットワーク図等で出てくる時はユーザー側のゲートウェイルータを指すことが多い
- 責任分界点としての意味合い
- 通信事業者からCPEまで : 通信事業者の責任
- CPE以下のユーザネットワーク : ユーザーの責任
NTTでフレッツ光を契約するときに、ひかり電話ありで契約するとHGW(ホームゲートウェイ)がレンタルされます。この場合CPEはHGWとなります。HGWが故障した場合NTTが交換してくれます。
光電話の契約が無い場合、光終端装置(ONU)がCPEとなります。ONUまでがNTTの責任範囲となり、その先の「ユーザーが自分で設置したルータ」はユーザーの責任範囲です。故障したら当然自腹です。
語弊を恐れずにザクッと言うと、例えば、フレッツ光を新たに契約した場合、NTTが宅内工事をするときに置いていったものまでがCPEという認識でいるといいかと。
CPEというのはあくまで通信事業者からみた自分側、顧客側の区別の為に使われることが多く、古い話で言うと、ADSL回線で、契約に伴ってレンタルされていたADSLモデムなどもCPE。なので、契約が終わるときには返却するよう案内が来ますね。