Pipedream × Notion × Slackで会議資料生成・共有を自動化する
はじめに
会社で週1の定例会議があり、会議前に各部署の代表がトピックを書き出し定義に臨む流れになってます。
私が事前の資料準備・共有を担当することになり、自動化できないか調べたところ、こちらの記事を発見。
『まさにやりたいこと!』と思い、記事を参考に構築を行いました。
(この記事に沿って作業すれば簡単に構築できます)
動作テストも終え『Publish』ボタンを押したところ、こんなエラーが。。
Zapier で複数のアクションを組み合わせたワークフロー構築は有料プランじゃないとできないようでした。事前に無料・有料プランでできることを調べたつもりでしたが見落としてました。
さすがかにこの作業のために有料プラン切り替えはできないので、無料で同じようなことをできる方法を探しました。
Pipedream
そこで見つけたのが今回使ったPipedrem
です。
結論、Zapier を使ってやりたかったことを無料でできます。
構築
実際に行った構築を紹介します。
全体像
まず全体のワークフローです。
Zapier の時と同様、Notion→Slack
の流れで動くワークフローです。
Pipedream で使えるアプリの中から今回使う、Notion, Slack を選択してそれぞれ設定していきます。
Notion
※Notion 側でドキュメントの自動生成については冒頭で紹介した記事や Notion の公式ページをご確認ください。今回の記事ではこの点は割愛します。
Pipedream ではアプリごとにアクションのテンプレが用意されています。
今回は Notion のドキュメントが自動生成されたタイミングで発火させたいので赤枠のアクションを使いました。
Notion のアカウント接続、Notion 側ドキュメントデータベースとの接続、起動スケジュールを設定します。
※ 注意点ですが、タイムゾーンは UTC になってます。日本時間に変換して考えてスケジュールを組む必要があります。
Slack
続いて Slack アプリの設定です。
生成された Notion の URL を Slack で共有したいので赤枠のアクション を使用しました。
Slack のアカウント接続や送信を設定をします。
メンションなどの設定は Zapier と同じ方法でできます。
また私は Icon(emoji)の入力方法で悩みましがが Slack の入力方法と同じようです。
以上ここまで設定完了したら、全体のテストを行い、最後にDeploy
を押して完了です!
テストの注意点としては、テストすると設定したチャンネルに実際に投稿されるので、テストの時だけ送信先のチャンネルを変更するなど工夫が必要です。
おわりに
Pipedream を使ってやりたかったことを実現できました。無料でできて素晴らしいです。
強いて Pipedream の懸念点を挙げるとすれば、日本語記事があまり多くないことかと思います。ただ英語記事は豊富にありますし Zapier とほぼ同じやり方でできたりするので、今回は問題なく使えました s。
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