Mocap SOS事業内容のご紹介
ご無沙汰しております、株式会社GUNCY'S 岡崎です。
今回は、昨年弊社で開始したサービス「Mocap SOS」にまつわるお話です。
Mocap SOSってどんなサービス?
Mocap SOSはモーションキャプチャーの現場でのお困りごとを解決へと導くサービスです。
モーションキャプチャーと一言で言っても、デバイスの種類は今年発売されたmocopiのような慣性式や、磁場を発生させて使う磁気式、マーカーをつけて専用のカメラを使用する光学式など、さまざまなモーキャプデバイスが存在します。
昨今ではVICONやOptiTrackなどといった光学式のモーションキャプチャーシステムの導入をするスタジオさんが個人ユーザーも増えてきています。それに伴い、モーションキャプチャーに関してのノウハウを熟知している人手が不足しているという声もまた増えてきています。
Mocap SOSはそのような現場からのSOSに応えるべく事業に取り組んでおります。
事業内容例
こちらではMocap SOSで行なっている事業内容についてをご紹介します。
教育・コンサルティング
人手不足の原因の一つとして、ノウハウが溜まりづらいことが挙げられます。使用する機材も1台云百万するような高い機材もありますから、個人で持つにはとてもハードルが高く、相当インターネットが普及している現代でもなかなかノウハウが集まりにくい分野です。
ツールの使い方や運用方法など、体系化されたモーションキャプチャーのノウハウを提供し、習熟をお手伝いしています。また弊社では、VICONやOptiTrackのどちらでもサポートは対応いたしております。
MotionBuilderの使い方レクチャー(基礎、応用)
初心者向けに扱い方の基礎をお教えします。操作方法や概念についてから、モーションキャプチャーで撮影したデータのブラッシュアップ方法の編集方法等、ツールの使い方の習熟をお手伝いします。
モーションキャプチャ撮影の運用や基礎知識教育等のサポート
モーションキャプチャー撮影においては現場での運用の仕方も大切な要素の一つです。
- 円滑な現場撮影のための香盤表の作成の仕方やコツ
- モーションをキレイに取得するための撮影手法
- 剣のアクションやステージマイクなどの小道具を使用する際の道具取り扱い方法
- カメラの設置位置やキャリブレーション、メンテナンスについて
などなど……
撮影現場を運用するためのノウハウを伝授します。
現場サポート
モーションキャプチャーでやりたいことがあるが、なかなか解決できない問題や、モーキャプに慣れた人がいないので現場運用に不安がある、そんなお悩みをお持ちの現場のサポートも行なっております。
MotionBuilderでのキャラクターセットアップ(機能開発)
解決したい課題によってはデータの質を上げるための難易度が上がる場合があります。たとえば、複数人数の収録では送信データの増加による動作の遅延や、役者同士のマーカーが干渉してデータの損失が増えるなど、単純に撮影するだけでは演出に支障が出てしまうことがあります。そのような課題を解決するために、マーカーに依存しないコンストレイントを使用した仕組み作りをMotionBuilderで行ない、課題解決をサポートすることも可能です。
光学式モーションキャプチャシステムの運用や機材取り扱いのサポート
撮影現場はどこでも同じ環境とは限らず、そのスタジオによって運用方針や環境の違いがあります。
- スペースの広さ
- カメラの台数
- システムの種類(VICON・OptiTrack等)
- 収録人数
- ライブストリーミングか収録か
など…
機材取り扱いの注意事項や安定したシステム管理の方法をスタジオに合った形でご提案いたします。
モーションキャプチャデータの編集
モーションキャプチャーデータは細かい動作まで収録できますが、3Dモデルと役者さんとで体格差があったり、そのままではコンテンツに使用できないこともあります。モーションデータのめり込みやシルエットの修正など、モーション加工でクオリティアップのお手伝いも承っております。
経験者人材不足のサポート
モーションキャプチャーの経験者が不足している現場のお手伝いとして、撮影のオペレータ業務、データ編集なども行なっております。
また、弊社でもVICONのカメラを導入しており、クライアントが望む表現方法の調査や作業効率化に繋がる補助ツールの開発等に活用しています。
以上、Mocap SOSの事業内容の紹介でした。
モーションキャプチャーでお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社へご相談ください。
メールでのお問い合わせはこちらへ
mocap_contact*guncys.com
(※記号「*」を「@」に置き換えてください。)
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