2022年 学生エンジニアの1年間の振り返り
自己紹介
初めまして、私は文理融合型の学部4年のぐちおです。
本格的に、Web開発を始めてから2年半ほど立っております。
普段は、UI/UXといった分野に興味を持ちfigmaでUIを作成したり、フロントエンジニアとしてアルバイトを行っていたり、ハッカソンなど参加しております。また、IdaxTechという学生コミュニティで運営をしております。来年からは東京で受託企業のエンジニアとして働く予定です。
技術スタックとしましては、Vue.js,firebase を中心とした開発が多いですが、最近はRails、Typescript、Next.jsでの開発など、モダンな技術やバックエンドを中心に学んでおります。
2022年の目標
2022年のはじめに掲げた目標
- ハッカソンで賞を取る
- 長期インターンに参加する
- APIの作成
- データベースの作成
- 保守など考えながら開発を行う
- 無茶なスケジュールを組まない
- 内定をもらう
- 卒論を完成させる
自分の中でこの目標を目指し、1年間を過ごしました。
1年の振り返り
1月
やったこと
- 就活開始
- キャリアセレクト 逆求人に参加
得た経験
- 人に伝える経験
1月は大学3年ということもあり、就活を頑張っておりました。
この時期は就活の軸など決まっておらず、自分が将来何を目指したいのか、どんなエンジニアになりたいのか、とても悩んだ記憶があります。この時期の反省点としては、名前で企業を見てしまったこと、自分のやりたいことを明確化していなかったことです。
2月
やったこと
- 就活
- IdeaxTech創設
得た経験
- コミュニティの立ち上げ
- SNSでの発信
2月はIdeaxTechの創立をしつつ、就活を進めておりました。
コミュニティの創立は初めて行ったため、メンバーを集客するためにSNSをどのように動かしていくのかや、4月からのコミュニティの運営方法など考えておりました。結論として、SNSで発信したことが今のIdeaxTechがあると言っても過言ではないと思います。それほどSNSでの発信を行ったことで、メンバーが集まりました。
3月
やったこと
- 就活
- IdeaxTechのHP作成
得た経験
- Ruby on Railsでの開発経験
- 端的に話す力、なぜを繰り返す思考
- 最終選考で落ちる苦しみ
3月は就活が選考が進み、2次選考・最終選考といった終わりの時期へと向かい、この企業で何をしたいのか、将来どんなエンジニアになりたいのかをとても考えるようになりました。しかし、当時の自分は甘く、そこまで言語化できておらず、内定をもらうことができませんでした。
そして、就活と並行し、初めてバックエンドであるRuby on Railsに触れ、HPを開発しました。今までフロントエンドしか学んでこなかったため、データベースやRoute、HTTPメソッドなど動きなど全くわからず苦戦しました。
4月
やったこと
- 就活(2期)
- IdexTech始動
得た経験
- 運営としてメンバーをまとめる力
そして4月は、3月に内定をもらえなかった影響で、メンタルが持たず就活から少し逃げ、コミュニティの運営に力を注ぎました。IdeaxTechは創設6人で行いましたが、SNSや大学で声をかけた影響で30人程が集まり、少しずつ大きな団体へとなりつつありました。そのため、今後メンバーが辞めないために、イベントを開催したり、slackでコミュニケーションを取り、アクティブ率を増やす工夫などを行いました。しかし、新規メンバーの技術レベルに差があったため、指導のレベル感が合わず、メンバーが辞めてしまう問題など生じてしまいました。そこから、メンバー1人1人にあったレベル間にあった指導をするように心掛け、技術を好きになってもらうことを優先的に思考しました。
5月
やったこと
- 就活
- 技育CAMPハッカソン 2022 vol.2 努力賞受賞
- 名刺作成
得た経験
- Reactでのフロント実装
- Flaskと初めてapi接続
- JWTでのログイン認証
- ハッカソンで賞を初受賞
5月は、技育CAMPハッカソン 2022 vol.2に参加し、努力賞をいただきました。
ちょうど1年前に同じハッカソンに参加し、賞をもらえることが出来ず、悔しい思いをしたので、今回賞をいただけたことはとても嬉しかったです。1番難しかったことが、ログイン認証の部分で、どのようにトークンを渡すのかその仕組みを実装することがとても難しかった記憶があります。
6月
やったこと
- 就活
- エンジニアバイト
得た経験
- 実際のプロダクトで自分の機能が実装されたこと
6月は、自分がどんなことをやりたいのか考える、しっかりと考える時期でした。この時期は23卒の募集が締め切られる時期であり、就活を挑戦するのか、安定的に企業を探すのかとても悩んだ時期でした。
私は、もともと技術力を上げることや、レベルの高い環境に身を置きたいと思い、ベンチャーの自社開発企業を目指しておりました。しかし、自分の技術が見合っていない点や自分のやりたいことである、デザインと技術を学べる点を考慮したところ、本当に自分がやりたいことは何か、そして自分がいくべき企業を見つめ直した期間でした。
7月
やったこと
- 就活内定
得た経験
- 自分が将来何をやりたいのか
- 就活は楽しかった
7月はやっと内定をいただけました。とても長く苦しい期間ではありましたが、いろんな社会人と出会い、さまざまなことを話した経験は、とても楽しかったです!自分のことを思い、アドバイスをしていただけたり、自分を見つめ直すことができたこの就活は、自分の中では大切な期間なのは間違いないと思います。
8月
やったこと
- 愛知から博多、四国旅行
- CCCu-22に向けて開発
得た経験
- Unity開発
- ゲームUIの制作
8月は就活も終わり、残りの大学生活の思い出をたくさん作りたいと考えました。大学生にしかできないことは、膨大な休み期間を存分に活かすことだと思い、友人と2泊3日かけて車で愛知から博多、四国を周りました。いろんな人からは頭おかしいなど言われましたが、自分にとっては夏休み最高の思い出が作れました笑
そして、5月に参加した技育CAMPハッカソンの改良版として、WebからUnity開発へ移行を行いました。この際に初めてゲームUIの制作をいたしましたが、Webでは学ぶことができない、3D空間のデザインやゲームの雰囲気をUIで表現する経験は、自分の中で大きな経験となっております。
9月
やったこと
- CCCu-22 ファイナルリスト選出
- 技育展 世の中を楽しくする部門 出場
得た経験
- 初めて大きな賞をいただけたこと
9月は、大きなハッカソン2つ参加させていただきました。参加するチームもレベルが高く、アイデアから技術まで学ぶことが大きく、自分のレベルがまだ低いことを実感しました。しかし、CCCu-22ではファイナリスト選出と企業賞の受賞を得ることができたので、自分が今までやってきたことは無駄ではなかったと思いました。賞をいただけることを1年半に目指していたため、チームの名前を呼ばれたときはとても嬉しかったです。
10月
やったこと
- JPHACKS
得た経験
- Nuxt.js(vue3)、Typescript、firebaseでの実装
- 1週間でプロダクトを作る難しさ
- チームの連携の難しさ
10月は日本最大級のハッカソンであるJPHACKSに参加しました。普段はコミュニティや友人とハッカソンに参加しましたが、今回は初めて他の団体の方とチームを組み出場しました。他の方と参加することで、自分とは違う領域のことを知るきっかけになったり、新たなつながりを作れることは、自分にとっては大きなものであると感じました。結果としては、いい作品を時間内に作り込むことはできませんでした。しかし、アイデアや今後の発展などの項目では、優秀作品に劣ってはおらずいいところまで行っていたと後から知りました笑
11月
やったこと
- HackU 名城 2022
- XR CREATIVE AWARD 2022 動画作成
- 卒論
得た経験
- docker、Nuxt.js、Ruby on Rails
- デザイン、フロント、バックエンド全ての実装を担当
11月は、卒論と並行しながら、自分が通う大学のハッカソンに参加しました。期間としては1ヶ月あるのですが、卒論もあったため、開発期間が2週間となってしまったのは内緒です🤫
このハッカソンでとても大きかったことは、デザインの作成、DBの作成、フロントの実装、apiの作成を一貫して開発を行えたことです。今までDBの外部キーや中間テーブルを名前しか聞いたことがなかったですが、それを1週間かけて理解し、apiの作成やフロントとの接続ができたことは、自分にとってはとても技術力が上がったと実感する経験となりました。
12月
やったこと
- 卒論
- 内定者懇親会 研修
- 物件探し
- バイトで機能の実装
得た経験
- 卒論完成
- 今後を見据えた実装経験
- バイト先で意見をいえ、貢献できた経験
12月は、卒論に時間をかけました。自分は 本当に文章を書くことが苦手で、 ゼミの教授から主語と述語があっていない、文章の構成がわかりにくいと、1年前に何度も注意を受けてしまっておりました。そこから自分なりに文章の構成を勉強したり、主語と述語があっているのかと何度も確認しながら、文章を記述するように心がけることで、人並みには文章が記述できるようになったかと思います。卒論は時間がかかり苦労するものでありましたが、自分にとっては文章を知る機会であり、正しい文章を書く最後のチャンスだと考えておりました。社会人になってからドキュメントの記述や情報発信など文章を記述する機会は多々あると思いますので、活かして行きたいと思います。
2023年の抱負
- さまざまな人と交流する
- 保守を考え、実装できるエンジニアを目指す
- 意見を言え、プロジェクトに貢献できる人材を目指す
- 情報発信をする
- LT会に参加する
- ネットワーク、インフラ、テストを学ぶ
- 海外に行く
おわりに
2022年を1年を振り返り、長くなってしまいましたが、最後までこの記事を見て頂きありがとうございます。
2022年はコミュニティの創立、ハッカソン5回参加、エンジニアバイト経験をしました。
今までは、エンジニアとしてのチュートリアルとして、いろんな知識を学んできました。しかし、2023年は学生から社会人となりますが、少しでも成長でき世の中の人に感謝されるようなエンジニアを目指し歩んで行きたいと思います。
2023年もよろしくお願いいたします。
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