copilotくん、このissueよろしく
日本時間の2025年5月20日未明にMicrosoftからCoding Agentの発表がありました。
DevinとかCodexとかのMicrosoft版ですね。GitHubとすぐに連携できるということもあり、試してみました。
サブスクリプション
GitHub Copilot Coding Agentを利用するためにはGitHub Copilot Pro+に登録が必要です。
GitHubのプランそのものはフリーでも大丈夫です。

サブスクリプションの画面
手順としては、GitHub Copilotを有効化しGitHub Copilot Proを登録して、その後にプランをアップグレードするとGitHub Copilot Pro+に登録できます。最初からPro+に登録はできなさそうでした。

サブスクリプション直後の画面
準備
現時点で、GitHub Copilot Coding Agentは英語でしか返答がありませんでした。日本語でissueを記述できるのであまり問題はないかなと思います。
Copilotがアクセスできるリポジトリも設定します。自分のGitHubアカウントに対してGitHub Copilot Pro+に登録したので全リポジトリへのアクセスを許可しています。

copilotがアクセスできるリポジトリの設定
PRを出すベースのブランチはGitHubでデフォルトとして設定しているブランチからでした。git-flowなどを採用している場合にはmainではなくdevelopブランチをデフォルトにすると良いかと思います。
issueをアサインする
適当なリポジトリで、適当なissueを作成してアサインします。

issueを作成してアサイン
アサインすると👀という絵文字がすぐについて、PRが作成されます。作成されたPRにはタスクが列挙されます。適当な指示でここまでやってくれるのはいいなと思いました。

アサイン直後に作られたPR
10分ほど待っているとPRの作成が完了し、説明などが更新されます。


Copilotが作成したPR
PRの内容を見た限り、簡単な内容かつ参考になる他のファイルもある状態でしたが、指示の少なさの割に精度良くできていました。
おわりに
環境設定の説明などほぼなしに動いてくれたのは非常に良いなと思いました。
ただ、GitHubのissueやPRを介してしかやり取りができないので、そこは改善の余地があるかなと思います。
Copilot Agent全体の設定ではなく、リポジトリ単位の設定になってしまうのですが、mcpの登録もできるのでslackへ進捗を報告などはすぐにできそうです。

mcpの設定画面
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