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[AWS Summit Tokyo 2025]参加レポート

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AWS Summit 2025に参加しました

2019年、2023年、2024年に続いて4回目の参加となりました。2025年のAWS Summitは2日目(6月26日)のみリアル参加しました。

朝早くに出発し、海浜幕張駅に到着したのは9時40分ごろでした。会場に入れたのは10時ごろで、その頃には既に会場には多くの人が集まっていました。基調講演が始まる直前だったため、座布団や弁当のチケットは既に配布終了のようでした。

参加した目的

AWS Summitへ参加した目的は以下のとおりです:

  • AWSのイベントに参加したい
  • 昨年も参加して楽しかった
  • DSQLに関するセッションに参加したい
  • セキュリティに関する内容を聞きたい

これまでの参加を踏まえての改善点

以下、これまでのAWS Summitに参加しての反省点と今回の結果です。概ね前回の反省が活かされていると思います。

項目 取り組み 結果
交通 自宅から普通電車に乗り換える ❌ 途中乗り換えを間違えた。東京駅から特急が出ていたので次回はそれに乗りたい
バッジ(参加章) 受付時に印刷してくれるためQRコードだけすぐ出せるようにする ⭕️ 印刷は想定通り不要だった。本人確認のための名刺を忘れたので、次回持っていくようにする
メモ取り iPadのスクリブル + Obsidianを使う ⭕️ スクリブルに慣れてないためメモが取りにくかったが、iPadは軽くて良かった
お尻保護 去年もらった座布団を持っていく ⭕️ 会場着いた頃には無料配布の座布団は無くなっていたので、持っていって良かった
耳保護 会場でもらうイヤホンは痛いためヘッドフォンを持っていく ⭕️ 今回のセッションは全てヘッドフォンを使う形式だったので耳が守られた
ブース巡り 事前にある程度調べていきたい ⭕️ 事前に調べていた気になるところは行けた
❌ もっと事前に調べ、意図を持って回りたい
食事 配布チケットは取らず、食堂などを利用する ⭕️ 会場内の食堂で食べ、かつ11時前だったので空いていて良かった
❌ セッション中などにチョコなどを食べたくなった

AWS Summit 2025の全体的な印象・感想

印象に残ったセッションとその所感

以下のセッションに参加しました。

  • [11:50 - 12:30] Amazon Aurora DSQL アーキテクチャー詳細
  • [13:50 - 14:30] AWS サーバーレスにおける Simplexity 戦略
  • [14:50 - 15:30] AWS 規範ガイダンス 〜クラウドデザインパターン、アーキテクチャ、および実装の解説〜
  • [15:50 - 16:30] 実社会のセキュリティを支える生成 AI 活用ユースケース

特に気になっていたAmazon Aurora DSQLのセッションに参加できて、とても参考になりました。

DSQLはPostgreSQLをベースとした、事実上無制限のスケールが可能なサーバーレス分散SQLデータベースです。複数リージョンにインスタンスを配置でき、かつ高いデータ一貫性を保つことができます。

アーキテクチャの詳細については発表資料を見ていただきたいのですが、DSQLを構成する以下の機能は独立しており、事実上無限のスケーリングを実現できるらしいです。

  • Query processor(PostgreSQL由来)
  • Adjudicator(トランザクション競合の裁定)
  • Journal(トランザクションログ)
  • Storage

また、コネクションプールも任意の数を持つことができる点にも驚きました。

DSQLはサーバーレスなので、起動しているだけでは料金がかかりません。本番運用する際にはアプリケーションの特性を見極める必要がありますが、個人開発で無料の範囲内で使えるRDBがAWSの選択肢に加わったのは、とても良いことだと思いました。

パートナーセッション・展示ブース

AWS Expo - AWS Village

会場内を歩いていると、認定デバイスウォールというものに出会いました。AWS IoTと簡単に接続できるデバイスとのことです。以前RaspberryPiとAWS IoTを接続しようとしてうまくいかなかった経験があるので、これなら簡単に始められるのではないかと思い、とても興味深く感じました。

Security And Compliance

気になっていたセキュリティに関する内容も、以下の2つのブースで詳しく聞くことができました。

  • A-32A: AWS re:Inforce 2025 速報
  • A-33A: AWS セキュリティ対策の道しるべ

まとめ

簡潔なレポートになってしまいましたが、今年もAWS Summit 2025に参加できて良かったです。来年も参加したいと思います。

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