7s plusキーボード自作奮闘記
今回遊舎工房さんのキーボード自作セットを使ってキーボードの自作に挑戦してみた。
完成したキーボードはこちらである、すごくかっこいい。
キーキャップがところどころ合っていないが。。。この理由は後ほど説明できたらと思う。
きっかけ
今回のキーボードを自作しようと思ったきっかけは以下である。
- macのキーボードにちょっとずつ飽きてきた
- 肩こりが進行し、分割キーボードに手を出したくなってきた
でもただキーボードを買うだけじゃつまらないと思いせっかくだし分割キーボードに手を出して学習体験にしてみることになった。
友人のT君と相談し、キーボードの要件は以下のようになった。
- 英語配列であること
- 分割キーボードであること
- タクタイルスイッチであること
- 初心者でも安心して自作できること
- 有線OK(MacはBluetooth周りが弱いので)
その結果7s plusの自作キーボード入門セットに落ち着いた。
27500円と非常に高いが、これは体験を買っているんだと自分に言い聞かせクレカを切った。1週間もしないうちにキーボードセットは自宅に届いた。自分の家にははんだごて、スクリュードライバーなどの工具がなかったので、友人のT君の家に行って組み立てることになった。
こちらのブログを参考にしながら進めた。
キーボードのマッピング
マッピングは以下のようにした。
MacのようにSpaceの隣はWin(Cmd)キーにして、そこから外に向かってAlt、Ctrlとマップした。
以下のサイトで楽にいじれるのはとても嬉しい。
苦戦したところ
難しかったポイント① スタビライザ
今回のスタビライザはPCBマウントのものだった。
最初は組み立て方法がわからず、しかも結構力を必要とするので半泣きでT君に手伝ってもらいながら組み立て、PCBに捩じ込んだ。
T君いわくボードが壊れないか心配になるくらい力をかけたらしい。
難しかったポイント② ファームウェア書き込み
身の回りにある金属で端子部分を通電させないといけないと書いてあるところを完全に読み飛ばしていて、ファームウェアが書き込み失敗している??とパニックしそうになったことがあった。
以下の画面が出てきたときはすごくホッとした。
難しかったポイント③ キーキャップが大きいとスタビライザが戻らない。
上記の画像でも見えるとおり、キーキャップが一部違うものが割り当てられているが、これはキーキャップが大きいとスタビライザが戻らないからである。小さいキーキャップであればとりあえず大丈夫なので、スペースキー、Enterキー、Shiftキーはいつもより小さいものを、Win、Ctrlキーはあえて場所を交換して対応している。
自分にしか配列がわからないキーボードとなってしまった。。。
感想
達成感はたしかにあるが、何度か心臓に悪いところがありパニックしてしまいそうなことが結構あった。また初めてということもあり合計6時間ほど組み立てていたので、体力を結構消耗した。T君の家から帰宅中寝落ちてしまいそうなほどであった。なので、次回ははんだづけ不要なものを買って少しでも負担を減らしたいと思う。ただキーキャップは本当にかっこいいし、打鍵心地も最高である。
ただ音がうるさいので、会議中や深夜にはあまり使うことができないのと、右端についている Home, PGUP, PGDN, ENDをあまり使わない上に、間違えて叩いてしまう操作ミスがよく発生する。
(使ってみて2ヶ月後の追加)感想
使い始めて2ヶ月後の感想としては
- 2週間前にUSB端子が回路から取れてしまい、そちらからはラップトップに繋げることができなくなってしまった。幸い分割キーボードなのでもう片方の端子に差し込んで使っているが、こっちも壊れたらもう一度ここらへんはんだづけしないといけないのは怖い。
- なんだかんだで在宅勤務するときなどはお世話になっている。打鍵感、そして肩への負担がMacのものと全然違うのがすごくありがたい。
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