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エンジニアのためのUXスキルアップ講座

2025/02/02に公開

エンジニアのためのUXスキルアップ講座

はじめに

本記事は、2025年2月1日にKOBE Co CREATION CENTERにて開催された安藤幸央さんによる「エンジニアのためのUXスキルアップ」のレポートになります。

Alpha+Projectとは

Greek Alphabet Software Academyが主催するAlpha+Projectは、元シリコンバレー企業、そして世界のテクノロジーをリードする会社の元エンジニアがシリコンバレー流の開発スタイルを教えています。実践的かつ効率的、そして何より楽しい開発手法やマインドセットを学ぶことができます。

主催者: 石原直樹さん

日米文化、日米企業の狭間で苦闘しながらソフトウェア開発とそのプログラムマネジメントに従事してきた。14年間勤めたGoogleで得られた経験やスキルを活かすため2020年に日本へ帰国し、出身地の神戸でイノベーション文化の伝道師として活動中。神戸でトップレベルのソフトウェアエンジニアを育成するAlpha+Projectを主催。

エンジニアのためのUXスキルアップ

講師: 安藤幸央

Google 認定デザインスプリントマスターの安藤さんに「エンジニアのためのUXスキルアップ講座」を実施していただきました。

まず初めに、「なぜエンジニアがUXを学ぶ必要があるのか」について教えていただきました。以前はコードを書くだけで十分でしたが、現在ではそれだけでは価値を生み出せないことを学び、今後エンジニアとして生き抜くためには、UXを学ぶことが重要であり、それが生存戦略にもなるのではないかというお話でした。

ユーザーの選択とUX

人は一日に35,000回、約2秒に1回の頻度で選択をしているそうです。例えば、朝食に何を食べるかを決めたり、講義のメモを書く際にどの言葉を選ぶか、文章の構成をどうするかを考えたりすることも、すべて選択の一部です。

UXも同じで、シンプルで分かりやすいデザインにすることで、ユーザーの脳のリソースを無駄に消費させないことが重要だと教わり、フリクション(引っかかり)を見つけ出し、除去する方法を学びました。

UXレビューの仕方

講師:安藤幸央

UXレビューの方法

UXレビューの方法についても学びました。ユーザーにとって分かりやすく、伝わりやすい文章にすることで、モチベーションが向上するそうです。

また、UXの改善において重要なのは、必要なものだけを配置すること、操作の手順を最小限にすることです。さらに、「繰り返させない・探させない」という原則も大切だと学びました。

参考: 10 Usability Heuristics for User Interface Design

簡単にできるユーザーインタビュー方法

良いUXを設計するためのヒアリング技術

良いUXを設計するためには、ユーザーのニーズを正しく把握することが重要です。そのために、適切なヒアリング技術を身につける必要があります。

講座では、効果的な質問の仕方について学びました。主に

  1. 事前準備と仮説の設定
  2. ユーザーの本音を引き出す質問の仕方
  3. UXを向上させるためのデザイン原則
    について学びました。

講座の学びと今後の活用

今回の講座を通じて、エンジニアにとってUXがいかに重要であるかを理解しました。特に、**「ユーザーが何に困っているかを適切に把握すること」**が、使いやすいシステムを作るための鍵であることが印象的でした。

今後は、開発の中でUXの視点を意識し、ユーザーの視点で考える習慣を身につけたいと思います。また、実際の開発プロジェクトにおいても、今回学んだインタビュー技術やUXデザインの原則を活かしていきたいです。

Alpha+Project Online Salonのご紹介

本イベントに関して質問がある方、Alpha+Project にご興味ある方は、こちらの Web サイトからオンラインサロン(無料)にご登録ください。本イベントや次回イベントについての質疑応答や情報交換を行っています。

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Greek Alphabet Software Academy

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