「Alpha+ Project August Camp Day1」レポート
はじめに
本記事は、2024年8月3日に KOBE Co CREATION CENTER で開催された Alpha+ Project による「August Camp Day1」のレポートになります。
Alpha+ Project とは
Greek Alphabet Software Academy が主催する Alpha+ Project は元シリコンバレー企業や世界のテクノロジーをリードする会社の元エンジニアがシリコンバレー流の開発スタイルを教えています。
実践的かつ効率的、そして何より楽しい開発手法やマインドセットを学ぶことができます。
主催者 石原直樹さん
日米文化、日米企業の狭間で苦闘しながらソフトウェア開発とそのプログラムマネジメントに従事してきた。14年間勤めた Google で得られた経験やスキルを活かすため2020年に日本へ帰国し、出身地の神戸でイノベーション文化の伝道師として活動中。神戸でトップレベルのソフトウェアエンジニアを育成する Alpha+ Project を主催。
チーム製作課題「URL Shortener」の成果発表
生徒の皆さんが制作課題として開発した、短縮 URL を作成するツールである「URL Shortener」の発表が各チームから行われました。
Team AA
Team AA は、小規模グループ向けの簡易な URL 共有をコンセプトに開発を行いました。Chrome の拡張機能とスプレッドシートを活用し、簡単に行える削除・追加機能、生成した URL の QR コードを生成する機能を実装。また、サジェスト機能も搭載し、目的の URL へ簡単に移動できるそうです。
Team BB
Team BB は、URL を入力する際の手間に注目して開発を行いました。課題を発見するために、以前講義で学んだデザインスプリントを活用したそうです。
社内などのコミュニティ内での利用を想定しているそうで、ログインを必須にすることで資料閲覧状況の確認などに役立つ、アクセス履歴の分析機能も実装しました。
Team CC
Team CC は「ユーザーのシンプルな操作」をテーマに、ユーザーの負担を極力減らすことを目指して開発しました。AI による自動 URL 生成機能を搭載し、URL の短縮名を考える手間や名前の重複問題を解決。ユーザーは簡単な操作で短縮 URL を作成でき、AI が生成した名前は後から編集可能だそうです。
バックエンド
講師の hak さんと1期生のたくてぃんさんから、バックエンドの技術についてお話しいただきました。
バックエンド構成はどういったものが主流なのか、どういった役割を持っているか詳しく解説していただき、各自が今まで身近に使っていた技術について理解を深めることができました。
最近のゲームで使用されているバックエンドの技術についてもお話しいただき、ゲームによって構成が異なるということやそれぞれどういったことを目的に構築されているかなど、ゲーム開発の裏側を知ることができました。
その後、たくてぃんさんの指導のもと、REST API のハンズオンを実施しました。
約1時間の作業後、各チームの成果として取り組んだ内容を発表しました。curl コマンドの使い方から結果に目を慣らすこと、データ永続化の方法、テストの必要性についてなども学ぶことができたようです。
まとめ
Alpha+ Project は今後も定期的に Camp を開催します。レポートも随時公開しますので、ぜひご覧ください。
Alpha+ Project Online Salon のご紹介
Dicscord チャンネル上で、Alpha+ Project イベントに関する情報交換を行っています。
ご参加を希望される方は、下記のフォームにご記入ください。
登録は無料となっておりますので、ぜひご気軽にご参加ください。
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