「Alpha+ Project July Camp Day 1」レポート
はじめに
本記事は、2024年7月6日に ANCHOR KOBE にて開催された Alpha+ Project による「July Camp Day 1」のレポートです。
July Camp Day1
- Meeting Tips
- Code Review
- 各チームの成果、学習発表
- Prioritization
Meeting Tips
講師:石原さん
石原さんから「ミーティング」に関する実践的な Tips の数々について紹介がありました。
weekly・bi-weekly・monthly などで行うチーム・ミーティングでは、チームメンバーそれぞれの Action Items を整理し、適切に割り振ることが何よりの目的です。それを確実に行うためには、ミーティング時間・参加人数を絞ることが大切であると学びました。
また、講師・TA・1期生が模擬ミーティングを実演しました。
トラブルメーカーがいる場合でも、うまくファシリテーションしてミーティングの目的を達成する方法を実際に見て、大きな学びを得ました。
Code Review
講師:勝又さん
コードレビューについて、勝又さんに講演していただきました。
コードレビューは、メンバーがチームの文化に馴染み、メンバー同士で息を合わせるために行うものである。そして、それはソフトウェアの質を向上させることに繋がると学びました。
また、チームが楽しくソフトウェア開発を行うため、レビュアー・レビュイーが互いに敬意と感謝を持って取り組むことの大切さやマインドセット、実際に記述・発言する内容についてもディスカッションを踏まえて学びました。
各チームの成果、学習発表
6月に実施した Design Sprint から開発を進めたプロダクトの発表を行いました。
各チームで開発したソフトウェアのデモンストレーションとチーム開発に取り組んだ上で見つかった課題や得た学びについてを各チーム 10 分ほど発表し、講師よりフィードバックをもらいました。
Aチーム: 詰めテトリス
講師からのフィードバック
テトリスというゲームからターゲットユーザーの幅を広げる工夫が良いと思いました。
Bチーム: 人狼チェス
講師からのフィードバック
1週間ごとに振り返りを行い、早期にプログラミング言語の選定をピボットするという英断をした点が素晴らしい
Cチーム: リバーシ復権派
講師からのフィードバック
メンバー一人ひとりのチーム開発を行ったうえでの課題が発見できていて素晴らしい
Prioritization
講師・ファシリテーター:石原さん
今回のチーム開発の2期生の体験から、チーム開発でよく発生する困りごとについて共有し合い、
それらに対し実際に行う様々な切り口での対処や考え方について学びました。
まとめ
Alpha+ Project 受講2ヶ月目に入った2期生の皆さん、先月のBootCampで学びを得て実践し、更に新しい課題や学びを目に映す様子でした。
Camp は今後も定期的に開催します。レポートも随時公開しますので、ぜひご覧ください。
Alpha+ Project とは
Greek Alphabet Software Academy が主催する Alpha+ Project は元シリコンバレー企業、そして世界のテクノロジーをリードする会社の元エンジニアがシリコンバレー流の開発スタイルを教えています。
実践的かつ効率的、そして何より楽しい開発手法やマインドセットを学ぶことができます。
主催者 石原直樹さんの経歴
日米文化、日米企業の狭間で苦闘しながらソフトウェア開発とそのプログラムマネジメントに従事してきた。14年間勤めた Google で得られた経験やスキルを活かすため2020年に日本に帰国し、出身地の神戸でイノベーション文化の伝道師として活動中。神戸でトップレベルのソフトウェアエンジニアを育成する Alpha Project を主催。
- 1997: 東京大学経済学部卒
- 1998 - 2000: NTT コムウェア
- 2000 - 2006: Sun Microsystems (東京オフィス)
- 2006 - 2010: Google (東京オフィス)
- 2010 - 2020: Google (カリフォルニア本社)
- 2020 - 現在: 神戸の会社に勤務する傍ら、Alpha Project を主催
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