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10日間の勉強でITパスポート試験に合格した件について

2024/10/06に公開

はじめに

受験に際して、Udemyの講座を利用していますので、無料でもなければ独学でもありません。
また、会社の研修期間だったので、10日間のほぼ全てをITパスポート試験の勉強時間に当てることができる環境でした。

過去の経歴

ITパスポートの試験範囲については下記を参照してください。

https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html

その上で、勉強内容について話をする前に、私の過去の経歴について話をします。

公務員

私は、10年以上公務員として勤めていましたので、法律を理解するコツを心得ていました。
そのおかげで、ストラテジ系の法務分野については、一度読んで、一度問題を解くだけでなんとなく問題を解くコツを掴むことができ、勉強時間の短縮に繋がりました。

挫折した公認会計士試験

その公務員を退職した後に、挫折してしまいましたが、公認会計士を目指して勉強していた時期がありました。
財務諸表が読めるのはもちろんのこと、会社法についても勉強していたので、ストラテジ系の企業活動分野の一部については、全く勉強する必要がありませんでした。

友人の存在

小学校の同級生でもある友人が、CG制作現場でインフラ・ハードウェア・システムなどを受け持つ部門長をやっていまして、その友人とは週に1度オンラインで勉強会のようなものをずっと続けていまして、仕事のことを話しているうちに私にも知識がつき、テクノロジ系の多くの分野で既知の単語があり、勉強時間を短縮することができました。

ブログ

このテックブログでJavaについて記事を上げていましたが、アルゴリズムについても記事を書いていましたので、テクノロジ系のアルゴリズムとプログラミング分野については、全く勉強する必要がありませんでした。

参考にしたもの

  1. Udemyの動画①

https://www.udemy.com/course/uzuz-itpass/

  1. Udemyの動画②

https://www.udemy.com/course/itpassport_basic_network/

  1. 過去問題集

https://direct.gihyo.jp/view/item/000000003413

正直、Udemyの講座は安くはありませんが、私は会社の研修で受けていたので、自己負担したのは過去問題集のみでした。

勉強内容

動画①の勉強方法

9/26に動画①を見て勉強を始めました。
まず、この動画に付属の書き込みノートが猛烈に役に立ちました。
私は、書き込みノートに語句を書く → 書き込みノートを読み上げる → 動画を見て理解する という順序で勉強しました。書き込みノートがよくまとめられていてわかりやすかったのと、書いて・読み上げることで良い暗記につながったと思います。
ただ、書き込みノートが400ページ超もあるので、印刷するのに苦労すると思います。が、合格の役に立つことは間違いないと思います。
この学習は、9/28に終わりました。
ちなみに、動画①の勉強の2日目に、「この試験が選択式なら合格できるんじゃないか?」と思い、ホームページを調べてみたら、四肢択一だったので、その日のうちに受験申込みをしました。ただ、下調べが甘く、受験料が7,500円もかかることを知ったのは、申込手続きが完了してからでした。しかし、見込みの甘さで本当に苦労するにはまだ先の話です…

動画②の勉強方法

9/29からは動画②を見て勉強を始めました。
この動画は、ITパスポートと基本情報技術者を兼ねている動画です。私の個人的な印象でいうと、どちらかと言えば基本情報技術者寄りの動画なのかなと思いました。内容もテクノロジ系が多かったと思います。
私は、動画を見る → 書き込みノートの該当する部分にその概要を書き足す という方法で勉強しました。重ねて勉強したおかげでかなりの知識が定着したと思います。
この学習は10/1に終わりました。

過去問題集

10/3からは過去問題集を解きました。
1日空いてしまったのは、過去問題集の手配が遅れてしまい、この日に届いたためです。
この問題集は令和6年度〜令和3年度の過去問が400問。この問題集の独自の問題が200問収録されていました。そして、この問題集はとにかく解説が親切で、間違いの選択肢の語句についてもしっかり解説されており、新たに学習する語句などもありました。また、解説のキーワードが赤い文字になっており、付属の赤い下敷きをかざすとキーワードが見えなくなるという便利仕様でした。私は、問題を解くのはもちろんですが、この解説を読み込むことに重きをおいて勉強しました。
そして、問題を解くのは、年度毎ではなく、分野毎に年度を横断して解きました。この方が知識は定着しますし、なにより正答を導くコツが掴めるようになります。私の場合は、問題文を見て、これが正解で間違いないと答えられる問題は2割くらいでした。残りは、「4肢のうち3肢は知っているが、問題文と合わないから、見たことのない1肢が答えだな」とか、「通信方法についての問題なのに、2肢は暗号化の話だから、この2肢はハズレだな」みたいなコツが掴めるようになります。具体的に言うと、私の場合は、1〜2年度目の回答時はコツは全く掴めませんが、3年度目の回答からコツがうっすらと分かるようになり、4年度目の回答でそれなりにコツを掴むことができました。

見込みの甘さ

お気づきかもしれませんが、この問題集が届いた時点で試験まで2日しかありません。もちろん最初は600問全てを解く気でいました。しかし、解説を読み込むせいで問題数がこなせません。10/4の会社の研修時間が終了した時点で解いた問題はたったの160問です。そうです、見込みの甘さのツケがここで回ってきました。まずは、この時点で目標を600問から過去問だけの400問に引き下げます。そして、24:30を回った時にとうとう1文字も頭に入らなくなってしまいました。まさにオーバーフローです。この日のうちに400問を解くつもりでいましたが、330問を解いたところで終了です。幸い、試験時間は12:30からなので、試験当日の午前中に少し勉強する余裕がありました。しかし、試験日の午前中に残りの70問を解いた時点で試験の1時間前の11:30でした。家から試験会場は近いので問題なく会場に着いたのですが、さすがにもう少し余裕を持った計画を立てたかったと後悔しました。

受験結果

試験結果は以下のとおりです。

関係各位への感謝

ひとまず、合格基準を超えているようで安心しました。嬉しいというよりホッとしたというのが本音です。私にしてはプロセスも含め頑張ったほうだと思います。
最後に関係各位への感謝の言葉で締めたいと思います。
無料で動画を見ることができる環境と試験を受けようと思う機会を与えてくれた会社に感謝です。
また、書き込みノートの印刷を手伝っていただいた方々にも感謝です。
最後に、友人に感謝です。このブログを始めたのもあなたがきっかけを与えてくれました。長い間、勉強会を開催してくれたおかげでまた1つ良い結果が生まれました。
みなさん、本当どうもありがとうございます!

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