Open3
[Flutter] Flutter環境構築
Flutterの特徴
マルチプラットフォーム
- ネイティブUIを使わない、独自のレンダリングの仕組みを持っているため、「iOSでデバッグした後、Androidでデバッグすると想定したUIになっていない」といった動作差異が小さくなる
高速な実行速度
- Flutterで開発したアプリケーションはネイティブコードにコンパイルされるため高速に動作することが期待できる
優れた開発者体験
- ホットリロードで、ソースコードの変更を実行中のアプリに即座に反映する仕組みがあり、トライアンドエラーを素早く繰り返すことができる
- コードラボ、クックブックの充実
fvmによるFlutterのバージョン管理
fvmとは
プロジェクトごとにFlutterのバージョンを切り替えることができるツール
fvmを利用することで、Flutterのバージョンを切り替えるためにFlutterSDKを再インストールする手間を省くことができる
fvmのインストール
Homebrewをインストールする
# Homebrewをインストール
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
# Homebrewにパスを通す
$ echo "export PATH=\"\$PATH:/opt/homebrew/bin\"" >> ~/.zshenv
# 実行中のシェルにパスを適用
$ .~/.zshenv
fvmをインストール
# fvmのGitHubリポジトリをHomebrewに追加
$ brew tap leoafarias/fvm
# fvmをインストール
$ brew install fvm
インストール可能なFlutterバージョンを出力
$ fvm releases
Flutterをインストール
$ fvm install 3.16.9
エイリアス
open ~/.zshrc
alias flutter="fvm flutter"
source ~/.zshrc
fvmの設定
プロジェクトで使うバージョンを設定
作成したプロジェクトに対してfvmの設定を行う
プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行する
fvm use 3.24.3
プロジェクトのルートディレクトリに.fvmというディレクトリが作成される
.fvmを.gitignoreに追加
gitでバージョン管理する場合は除外するように.gitignoreを編集しておく
.fvm/flutter_sdk
AndroidStudioが参照するFlutter SDKのパスを変更
「Settings」を選択し、「Flutter」を検索窓に入力し、「Flutter」を選択する
「Flutter SDK Path」へ.fvm/flutter_sdkのシンボリックが示している先のパスを入力する