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[Datadog]SessionReplayのデータ保持期間を延長する
概要
DatadogのSessionReplay機能にて、Extended Retention
というオプションがリリースされ、
本オプションが、弊社の運用を長年悩ませていた問題を解消してくれました!!
前提
Webサービスを運用保守する上で、ユーザーが実際に行っているウェブ上の挙動を確認したい!!
・・・という観点で、弊社ではDatadogのSessionReplay機能を活用しています。
Datadog自体については、以下の公式サイトをご確認ください。
弊社はこれを活用して、ユーザーからの問い合わせに対する調査・再現・解決に役立てたり、
UI/UX改善のための情報として確認しています。
問題
非常に便利なSessionReplay機能ですが、1点だけ問題がありました。。
それは、取得したSessionReplayデータの保持期間が 30日間 のみである点です。
そのため、1ヶ月後も参照したいような挙動は、その挙動を文面ベースで残しておく・・・
といった、本末転倒な運用を一部では行っていました。
機能アップデート
Extended Retention
オプションを有効化すると、有効化したオプションに限りますが、
データの保持期間が 15ヶ月間 まで延長できました!!
まとめ
Extended Retention
の有効化には、該当セッションが非アクティブである必要があるうえ、
関連イベントまでは保持期間が延長できない等の制約があるようですが、非常に待ち望んでいたアップデートには違いありません!!
Extended Retention
オプションの有効化する方法含めた詳細情報は、
以下のSessionReplay機能についての公式ドキュメントをご参照ください。
Discussion
30日から15ヶ月までに延長できるのはすごいですね。
かなり過去まで戻れるのは魅力的すが、料金は変わらないんですか?
SessionReplayについての料金ページを確認した限りでは、
Extended Retention
の有効化に伴う追加料金は発生しないように見受けられます!