GitHub Actionsを利用してレビューとアサインを自動化
要件
今までプルリクエストを作成した時に
レビューの指定とアサインを自身にするということを
手動で行ってました。
この作業をGitHub Actionsで自動化を行いました。
前提条件
レビュアーに複数人指定しているのでGitHubのTeam
機能を利用し、Teamを作成しています。
実装
- リポジトリ/.github/auto_assign.yml
このファイルは、プルリクエストが作成されたときに自動的にレビュアーとアサインを設定するための設定を行います。
addReviewers
: true に設定すると、プルリクエストにレビュアーを追加します。
addAssignees
: author に設定すると、プルリクエストの作成者をアサインします。
teamReviewers
: ここに指定したGitHubのチームがレビュアーとして追加されます。
numberOfReviewers
: 追加するレビュアーの数を指定します。0 に設定すると、すべてのレビュアーが追加されます。
# Set to true to add reviewers to pull requests
addReviewers: true
# Set addAssignees to 'author' to set the PR creator as the assignee.
addAssignees: author
# A list of reviewers to be added to pull requests (GitHub user name)
teamReviewers:
- sre-team
# A number of reviewers added to the pull request
# Set 0 to add all the reviewers (default: 0)
numberOfReviewers: 0
- リポジトリ/.github/workflows/autoreviewer.yml
このファイルは、GitHub Actionsのワークフローを定義します。
name
: ワークフローの名前です。
on
: ワークフローをトリガーするイベントを指定します。ここでは、プルリクエストが作成されたとき (opened) と
レビューの準備ができたとき (ready_for_review) にトリガーされます。
jobs
: 実行するジョブを定義します。
runs-on
: ジョブを実行する環境を指定します。ここでは ubuntu-latest を使用しています。
steps
: ジョブのステップを定義します。ここでは titenkov/auto-assign-action@v1.2.1 を使用して、
auto_assign.yml の設定に基づいてレビュアーとアサインを自動化しています。
name: 'Auto Assign'
on:
pull_request:
types: [opened, ready_for_review]
jobs:
add-reviews:
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- uses: titenkov/auto-assign-action@v1.2.1
with:
configuration-path: ".github/auto_assign.yml" # Only needed if you use something other than .github/auto_assign.yml
参考リンク
これらの設定を利用することで、プルリクエストのレビュープロセスを効率化し、
手動での作業を減らすことができます。ぜひ試してみてください。
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