Linux Mint 20.3(Una)でTeX Liveを使ってLaTeX環境を整えたときの備忘録
↓かなり参考になった。時間があるならこれらを読んだほうが確実。
下準備
aptからTeX Liveが導入してあると不具合の元なので、適当にsudo apt remove '^texlive.*'
とかでまとめて削除しておく。
TeX Liveをダウンロードして実行
TeX Users GroupのサイトからTeX Liveを落とす。2行目くらいにあるinstall-tl-unx.tar.gzをクリックしてダウンロード。適当にtar xvf
とかで解凍。ターミナルエミュレーターでディレクトリを開き./install-tl -gui
とするとGUIでインストールができる。このときsudo apt install tcl tk
でTcl/Tkを導入しておく必要がある。
TeXのインストール
インストーラーは適当にポチポチしないほうが良い。英語が無理なら、とりあえず上のバーから「GUI Language」で日本語を選択すると分かりやすい。グローバルにインストールする必要がないなら、Installation root(インストール先)を適当にホームディレクトリ直下に変更。次が重要で、必ず 「Advanced(高度な設定)」をクリックしてインストールするScheme(スキーム)を変更する 。そのまま(full)だと7GB近く消費するし、インストールにもやたら時間がかかる。個人的にはスキームsmall
に「Customize(カスタマイズ)」から英語・米語、日中韓(base)、日本語
を追加するくらいが好き。さらにパッケージが必要になったらその時に導入すれば全く問題ない。
各種設定
とりあえずインストール先のディレクトリにPATHを通す。使用しているシェルの設定ファイル(~/.bashrc
や~/.zshrc
など)にexport PATH=$PATH:<インストール先>/bin/x86_64-linux
を追記して、source
で適用。
また、ターミナルエミュレーターからtlshell
を起動するとGUIからパッケージの追加ができる。細かい使い方は省くが、ここから「latexmk」を追加しておく。また、jsclasses、amsmath、url、geometryなど基本的なものは予め導入されているが、wrapfigなどはなかったりするので、好みにあわせて適当に必要なパッケージを追加する。
VSCodeの設定
これを読んで設定した。特に躓くポイントはなかった。
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