Python3 エンジニア認定実践試験を受験しました
Python 3 エンジニア認定実践試験とは
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施している試験です。
Python 3 エンジニア認定試験には現在3つの試験種別があります。
- Python3 エンジニア認定基礎試験
- Python3 エンジニア認定実践試験
- Python3 エンジニア認定データ分析試験
また、Python3 エンジニアデータ分析実践試験(仮称)という試験も新設予定だそうです。
認定試験とは別に、PythonZen & PEP 8 検定試験概要
という検定もあるようでこちらは無料で受験可能です。ぜひお試しください。
受験した当時の私のスキル
- エンジニア歴7年弱
- Javaエンジニア歴は6年弱
- Pythonエンジニア歴は1年未満
- Pythonは独学(手探り)で学習し、社内で使用するSlackアプリ(Slack Bolt for Pythonを使用)を作った経験あり
ざっくりこんな感じでした。Pythonについては完全独学かつ、社内での主要言語ではないため、コードレビューして貰った経験は無しです。
受験勉強から合格まで
恥覚悟で書きますが、2回不合格、3回目でやっと合格しました。結構難易度高かったです。
- 1回目: 575点
- 2回目: 600点
- 3回目: 800点
そして、基礎試験をスキップしていきなり実践試験を受けたのも良くなかったと思います。
よほど自信のある人以外はきちんと基礎試験から受けましょう。
社内でも数名受験していますが、実践試験はきちんと学習しないと合格できないという声がありました。
やったこと
推奨の学習ツールはこちらに書いてあります。
私が使用した教材はこちらです
-
Pythonエンジニア育成推進協会監修 Python実践レシピ
(全ページが試験範囲でないので注意)
https://amzn.to/3SJCCrH
-
株式会社ダイビック提供 「Python 3 エンジニア認定実践試験」のオンライン模擬試験
https://diver.diveintocode.jp/dive_into_exam/36
1ヶ月だけ課金して使用しました。 -
ExamApp(通勤中の電車内で使用してました)
https://python-basic.com/
試験の内容
Pythonの記法やコーディング方法に関するものが主です。ITパスポートのような
プログラミングの一般的なの考え方やセキュリティ云々などの問題は出てきません。
試験対策
実践試験は基礎試験と異なり、公式過去問集がないことが非常に辛かったです。
特に、1度目の試験はPython実践レシピの試験範囲だけ読み込んで受験しましたが、
学習内容の振り返りが効果的にできないのと、そもそも実践レシピは教科書なので
試験対策として読むだけでは不十分です。
いくつかの問題は、コラム欄のような枠から出てきました。これはちょっとズルい…!
2度目の試験対策では、ExamAppを使用させてもらい、過去問を何度も復習しほぼ完璧になりました。
しかし、これでも不十分。実際に試験受けてみると、こんな過去問あったっけ…となりました。
3度目の試験対策では、株式会社ダイビックの模擬試験をひたすら解いて対策しました。
この過去問集はかなり有用なものでした。実際に試験に似た過去問も多かったのと、
比較的難易度の高い過去問も出題されており、過去問解いていても手応えを感じる内容でした。
1ヶ月1000円弱ですが、課金する価値はありました。
(領収書の発行は問い合わせフォームから依頼する必要があります。)
試験の受け方、合格発表
OdysseyのCBT試験を受けたことがある人は想像しやすいと思いますが、試験会場のPCで受験する仕組みで4択問題です。
筆記用具や電卓の使用はできません。試験時間は75分でちょうどよい試験時間です。
試験終了後にすぐに試験レポートが発行され、合格不合格がわかります。
おわりに
Python 3 エンジニア認定試験を受験したことで、自身のPythonスキルの習得度合いを客観的に評価することができましたし、自信をつけることが出来ました。
本試験はPythonについて網羅的かつベストプラクティスな実装方法を学ぶことができるので、独学でなんとくPythonを書いていた私にとってとても良い機会で受験して良かったと思いました。
最後にちょっと宣伝です。
GMOメディアのエンジニアはTechTryという制度を利用することができ、一定金額までの試験費用やカンファレンス参加費、学習教材などの費用を会社が負担してくれる制度があります。
今回の試験費用も会社に負担して頂きました。
GMOメディア採用サイト 制度・環境
また、別途会社が指定する資格については報奨金がもらえる制度もあります。エンジニア系の資格取得には、なにかと費用がかかるのでありがたい制度です。気になった方はぜひ採用ページをご覧ください!
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