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WeztermでClaude Codeの複数行入力を快適にする設定

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Claude Codeをターミナルで使っていると、複数行のコードを入力したい場面が頻繁にあります。Enterキーを押すとすぐに送信されてしまうため、改行を入力する方法に悩む方も多いのではないでしょうか。

今回は、WeztermでClaude Codeの複数行入力を快適にするためのShift+Enter設定について解説します。

/terminal-setupコマンドで自動設定

Claude Codeには、ターミナル環境を自動設定するコマンドが用意されています。

/terminal-setup

Claude Code公式ドキュメントによると、このコマンドは「Shift+Enterをより直感的な代替手段として自動設定する」機能を提供します。

対応ターミナル

公式ドキュメントで明記されているのは以下のターミナルです:

完全対応:

  • iTerm2: 通知設定を含む完全サポート
  • VSCode Terminal: Shift+Enter設定が可能(長いペーストの切り詰めに注意)

部分対応:

  • Mac Terminal.app: 「Use Option as Meta Key」設定でOption+Enter使用可能

対応状況が不明:

  • Wezterm: 公式ドキュメントに記載なし(手動設定推奨)

手動でShift+Enter設定を追加する

/terminal-setupコマンドがWeztermで期待通りに動作しない場合は、手動でキーバインドを設定できます。

Weztermの設定は~/.wezterm.luaファイルで管理します。以下の設定を追加することで、Shift+Enterで改行入力が可能になります。

local wezterm = require 'wezterm'
local config = {}

-- システムベル音を有効化(Claude Codeのタスク完了通知用)
config.audible_bell = "SystemBeep"

-- Shift+Enterで改行を送信
config.keys = {
  {
    key = 'Enter',
    mods = 'SHIFT',
    action = wezterm.action.SendString('\n')
  },
}

return config

この設定により、Shift+Enterを押すと改行文字が送信され、複数行の入力が可能になります。同時に、Claude Codeがタスクを完了した際にシステムベル音で通知されるようになります。

まとめ

この設定により、WeztermでClaude Codeをより快適に使用できるようになります。複数行のコードを書く際の生産性が大きく向上するはずです。

まずは/terminal-setupコマンドを試し、うまく動作しない場合は手動設定を使用してください。

参考リンク

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