NeosVR 地味に知っておくと嬉しいcomponent

2021/12/24に公開

実は凄いComponent

NeosVRのComponentは便利であり、想像以上に様々なことが出来る。
モノを多少動かす程度ならLogixは必要ない。

そういうわけで、知っておくと便利なコンポーネントを書いてみる。
少し中級者向けかも?

ValueMultiDriver

場所

Relations

説明

ある値を他の箇所にDrive(同期)させることが出来る

使用例

複数のオブジェクトのScaleを、1つのValueで管理する

Panner1D

場所

Transform->Drivers

説明

時間で値を動かすことが出来る。Panner1D~Panner4Dまである。Panner2Dなら2つの値をバラバラの速度で動かせる。

使用例

次に挙げる ValueGradientDriverと合わせて。

ValueGradientDriver

場所

Transform->Drivers

説明

Pointsリストの項目と、Progress値に対するそのPositionに、Targetで定義されたフィールドの値を変更する。最強のComponentと言っても過言ではない。
多分何を言ってるかさっぱりなので、詳しくはこちら

TiltBrushを使ってNeosVRで燃え盛る火炎を作る

使用例

UVScrollさせたりScaleを時間によって変化させたり。とにかく何にでも使う

ButtonToggle

場所

Common UI->Button Interactions

説明

押すとtrue、falseを切り替えることが出来る
ボタン系のComponentと同じところにつけることで動作する。
NeosButtonはもちろん、コンテキストメニュー系もボタン系Componentなので付ける事が可能。
コンテキストメニューの追加方法についてはこちら
NeosVRコンポーネント解説11選
ButtonValueSetとかも便利。

使用例

ボタンを押すとBoxの表示/非表示を切り替える

BooleanValueDriver

場所

Transform->Drivers

説明

true/falseによって値を切り替える

使用例

Stateの値によって、BoxのScaleが制御されているのが分かる
StateがTrue
StateがFalse

AssetMultiplexer<ITexture2D>

場所

Assets->Utility

説明

TextureをIndex(数字)によって切り替えることが出来る。

使用例

着せ替えとか。テクスチャが違うだけなら、別マテリアルを用意しなくて良いので便利。

こういうのもある

LookAtUser

場所

Transform->Drivers

説明

特定のユーザーの方を常に向くようになる。

使用例

TargetUserには「User」を突っ込む必要がある。最初ちょっと詰まったので解説。
DevToopTipから新規作成、エディター→ユーザーインスペクターを押すと「User Inspector」が出てくる。左側から適当なユーザーをクリックして、Userコンポーネントを突っ込んであげる事で入る。

Logixで動的に変えたい感じはDriveならRefID、WriteならWriteRefで可能

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