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100日チャレンジ day41 (ブラウザセキュリティのプレイグラウンド)

riddle_tecriddle_tec

昨日
https://zenn.dev/gin_nazo/scraps/87549dc654c9f3


https://blog.framinal.life/entry/2025/04/14/154104

100日チャレンジに感化されたので、アレンジして自分でもやってみます。

やりたいこと

  • 世の中のさまざまなドメインの簡易実装をつくり、バックエンドの実装に慣れる(dbスキーマ設計や、関数の分割、使いやすいインターフェイスの切り方に慣れる
  • 設計力(これはシステムのオーバービューを先に自分で作ってaiに依頼できるようにする
  • 生成aiをつかったバイブコーティングになれる
  • 実際にやったことはzennのスクラップにまとめ、成果はzennのブログにまとめる(アプリ自体の公開は必須ではないかコードはgithubにおく)

できたもの

https://github.com/lirlia/100day_challenge_backend/tree/main/day41_browser_security_playground

riddle_tecriddle_tec

ブラウザセキュリティ を勉強したい!!
CSPとかCORSとか毎回忘れるので

riddle_tecriddle_tec

ブラウザセキュリティについてさらに学ぶのは素晴らしいですね!HSTS (HTTP Strict Transport Security) は確かに重要な機能の一つです。

HSTS以外にも、体験してみると理解が深まるブラウザセキュリティ機能はいくつかあります。例えば以下のようなものが挙げられます。

  1. HSTS (HTTP Strict Transport Security):

    • 目的: ブラウザに「このサイトにはHTTPSでのみ接続する」と強制させ、SSLストリッピング攻撃などを防ぎます。
    • 体験方法:
      • サーバーがHSTSヘッダー (Strict-Transport-Security: max-age=31536000; includeSubDomains) を返すように設定します。
      • 一度HTTPSでアクセスした後、HTTPでアクセスしようとするとブラウザが自動的にHTTPSにリダイレクトすることを確認します。
      • max-age の期間内は、たとえユーザーがHTTPでURLを入力しても、ブラウザが内部的にHTTPSに書き換えます。
  2. X-Content-Type-Options:

    • 目的: ブラウザによるMIMEタイプのスニッフィング(Content-Typeヘッダーを無視してファイル内容からタイプを推測する動作)を防ぎ、特定の攻撃(例: 本来は画像のはずがスクリプトとして実行される)を抑止します。
    • 体験方法:
      • サーバーが X-Content-Type-Options: nosniff ヘッダーを返すように設定します。
      • 例えば、Content-Type: image/jpeg としつつ、実際にはHTMLやJavaScriptを含むファイルをレスポンスとして返します。nosniff があれば、ブラウザはこれをHTML/JavaScriptとして解釈・実行しようとせず、画像として表示しようとして失敗するか、ダウンロードを促すなどの安全な挙動をします。
  3. X-Frame-Options (または CSP の frame-ancestors):

    • 目的: クリックジャッキング攻撃(悪意のあるサイトが透明なiframeを使ってユーザーを騙し、意図しない操作をさせる攻撃)を防ぎます。
    • 体験方法:
      • サーバーが X-Frame-Options: DENY または X-Frame-Options: SAMEORIGIN ヘッダーを返すように設定します。(CSP: frame-ancestors 'self' も同様の効果があります)
      • 別のHTMLページを作成し、そこから <iframe> タグを使って対象のページを埋め込もうとします。DENY ならば埋め込みが拒否され、SAMEORIGIN ならば同一オリジンからのみ埋め込みが許可されることを確認します。
  4. Referrer-Policy:

    • 目的: ユーザーがどのページから遷移してきたかを示すリファラー情報の送信ポリシーを制御し、プライバシー保護や情報漏洩リスクの軽減に役立ちます。
    • 体験方法:
      • サーバーが Referrer-Policy ヘッダー(例: no-referrer, strict-origin-when-cross-origin)を返すように設定します。
      • ページ内に別のオリジンへのリンクを設置し、そのリンクをクリックして遷移します。遷移先のサーバーで受信するリファラーヘッダーの内容が、設定したポリシーに応じて変化することを確認します(開発者ツールなどで確認)。
  5. Permissions-Policy (旧 Feature-Policy):

    • 目的: ウェブサイトが利用できるブラウザ機能(カメラ、マイク、位置情報、全画面表示など)を明示的に制御します。不要な機能へのアクセスを制限することで、セキュリティとプライバシーを向上させます。
    • 体験方法:
      • サーバーが Permissions-Policy ヘッダー(例: camera=(), microphone=(), geolocation=())を返すように設定します。
      • ページ内でJavaScriptを使って、これらの制限された機能にアクセスしようとします (例: navigator.mediaDevices.getUserMedia({video: true}))。ポリシーによってアクセスが拒否され、エラーが発生することを確認します。

これらの機能をCSPやCORSと組み合わせて一つのプレイグラウンドで体験できるようにすると、ブラウザセキュリティの全体像がより掴みやすくなると思います。

提案:ブラウザセキュリティ・プレイグラウンドの拡張

現在の「CSP & CORS プレイグラウンド」に、上記のHSTS, X-Content-Type-Options, X-Frame-Options, Referrer-Policy, Permissions-Policy のデモ機能を追加するのはいかがでしょうか?

各セキュリティヘッダーについて、

  • 設定値をUIから選択・変更できる。
  • その設定を適用した結果(実際に送信されるHTTPヘッダー、ブラウザの挙動の変化)をページ上で確認・体験できる。
  • 例えば、あるポリシーを有効にすると特定のスクリプトがブロックされたり、iframeの埋め込みが失敗したりする様子をインタラクティブに試せるようにします。

もしこの方向性でよろしければ、具体的なアプリケーションの仕様と作業手順を更新します。
ご希望に応じて、特定の機能に絞ったり、他の機能を検討したりすることも可能です。

どうされますか?

  1. 提案通り、HSTSなども含めた包括的なブラウザセキュリティ・プレイグラウンドとして進める。
  2. 当初の予定通り、CSPとCORSに絞って進める。
  3. その他(具体的に教えてください)。
riddle_tecriddle_tec
ヘッダー名 設定場所 設定方法 (例) 主な目的・何のために設定するか
Content-Security-Policy HTTPレスポンスヘッダー (推奨), HTML <meta> タグ (一部可、機能制限あり) Content-Security-Policy: script-src 'self'; img-src *; default-src 'none' XSS(クロスサイトスクリプティング)やデータインジェクション攻撃を軽減する。ページが読み込むリソースの種類とソース(場所)を厳格に制限することで、意図しないコンテンツの実行や読み込みを防ぐ。
HTTP Strict-Transport-Security (HSTS) HTTPレスポンスヘッダー Strict-Transport-Security: max-age=31536000; includeSubDomains; preload ブラウザに対して、指定された期間、常にHTTPSでサイトに接続するよう強制する。中間者攻撃によるHTTPへのダウングレードを防ぎ、通信の暗号化を保証する。
X-Content-Type-Options HTTPレスポンスヘッダー X-Content-Type-Options: nosniff ブラウザによるMIMEタイプスニッフィングを抑止する。Content-Typeヘッダーで指定されたタイプをブラウザに強制的に信じさせ、例えば text/plain をスクリプトとして実行するなどの誤解釈を防ぐ。
X-Frame-Options HTTPレスポンスヘッダー X-Frame-Options: DENY または SAMEORIGIN クリックジャッキング攻撃を防ぐ。自サイトのページが <iframe>, <frame>, <object> 内で他のサイトに埋め込まれて表示されることを制御・禁止する。
Referrer-Policy HTTPレスポンスヘッダー Referrer-Policy: strict-origin-when-cross-originno-referrer など ユーザーが別のページに遷移する際に送信されるリファラー情報(遷移元のURL)の内容を制御する。プライバシー保護や、意図しない情報(URL内の機密情報など)の漏洩を防ぐ。
Permissions-Policy (旧 Feature-Policy) HTTPレスポンスヘッダー Permissions-Policy: geolocation=(self), microphone=() ブラウザの特定の機能(位置情報、マイク、カメラ、全画面表示など)へのアクセス許可を制御する。ページがどのオリジンに対してこれらの機能の使用を許可するか、または完全に無効化するかを指定できる。
このスクラップは4ヶ月前にクローズされました