100日チャレンジ day13 (Raft 分散合意シミュレータ)

昨日
100日チャレンジに感化されたので、アレンジして自分でもやってみます。
やりたいこと
- 世の中のさまざまなドメインの簡易実装をつくり、バックエンドの実装に慣れる(dbスキーマ設計や、関数の分割、使いやすいインターフェイスの切り方に慣れる
- 設計力(これはシステムのオーバービューを先に自分で作ってaiに依頼できるようにする
- 生成aiをつかったバイブコーティングになれる
- 実際にやったことはzennのスクラップにまとめ、成果はzennのブログにまとめる(アプリ自体の公開は必須ではないかコードはgithubにおく)
できたもの
https://github.com/lirlia/100day_challenge_backend/tree/main/day13_raft_simulator

Raft についてさっと理解できるアプリをつくる!

承知しました。ご回答ありがとうございます。頂いた内容を反映させた最終的な仕様を以下にまとめます。
Day 13: Raft 分散合意シミュレータ 仕様
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目的:
- Raft アルゴリズムの基本動作(リーダー選出、ログ複製、コミットメント)を視覚的に理解する。
- クラスター構成の動的な変更(ノードの停止、再開、追加、削除)が Raft の動作に与える影響を観察する。
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プラットフォーム:
- クライアントサイド完結 (Web ブラウザ上)。バックエンド API やデータベースは使用しない。
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初期状態:
- 3つの Raft ノードが配置された状態でシミュレーションを開始する。
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主要機能と UI:
- 盤面: ノードを配置するメインの表示領域。
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ノード表示:
- 円または四角形で表現。
- 状態(Follower, Candidate, Leader, Stopped)に応じて色分けする。
- 各ノードの現在の Term 番号と、保持しているログ(コミット済みかも区別)を表示する。ログエントリは
{ term: number, command: string }
(例:{ term: 1, command: "CMD 1" }
) とする。
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ノード操作 (カーソル主体):
- 移動: ノードを盤面上でドラッグ&ドロップして自由に配置できる。
- 停止/再開: ノードをクリックするとコンテキストメニュー(またはトグルボタン)が表示され、「停止」「再開」を切り替えられる。停止中のノードは視覚的に区別する(例: 灰色表示)。
- 追加: 盤面の空きスペースを右クリックするか、「ノード追加」ボタンをクリックすると、新しいノードが盤面に追加される。
- 削除: ノードをクリックした際のコンテキストメニューに「削除」を追加する。
- コマンド送信: リーダーノードをクリックした際のコンテキストメニューに「コマンド送信」を追加。選択すると、新しい一意のコマンド(例: "CMD 2", "CMD 3")が生成され、リーダーのログに追加されて複製プロセスが開始される。
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シミュレーション制御:
- 「開始/一時停止」「リセット」「1ステップ進む」ボタンを配置する。
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イベントログ:
- 画面の一部(例: 下部やサイドバー)に、シミュレーション中に発生した主要なイベント(リーダー選出開始、投票、リーダー決定、ログ複製要求/応答、コミット、ノードの追加/削除/停止/再開)の履歴を表示する。
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RPC 可視化:
- ノード間で RequestVote や AppendEntries の RPC が送受信される際に、ノード間に矢印を表示して視覚的に表現する。
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(オプション) ネットワークシミュレーション:
- 将来的には、ノード間のメッセージ遅延やロスをシミュレートする機能を追加することも検討する(初期実装では必須ではない)。
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技術スタック:
- フレームワーク: Next.js (App Router)
- 言語: TypeScript
- スタイリング: Tailwind CSS
- 状態管理: React (useState, useEffect, useContext 等)
- ドラッグ&ドロップ:
react-dnd
やそれに類するライブラリの利用を検討する。 - Raft ロジック:
lib/raft/
ディレクトリなどに TypeScript で実装する。

作業計画を提示します。クライアントサイド完結の実装方針に基づき、以下のステップで進めます。
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プロジェクト初期化:
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day13_raft_simulator
ディレクトリ作成、template
コピー。 -
package.json
のname
変更。 -
README.md
に確定仕様を記述。 - 不要ファイル (
prisma
ディレクトリ,.env
) 削除。 -
package.json
から Prisma 依存関係削除。 -
npm install
を実行して依存関係を整理。
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基本レイアウトと型定義:
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app/(pages)/raft/page.tsx
を作成し、基本的なページレイアウト(盤面エリア、制御ボタンエリア、イベントログエリア)を Tailwind CSS で作成。 - Raft のコアな型定義 (
NodeState
,LogEntry
,RPC メッセージ型
など) をlib/types/raft.ts
に作成。
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Raft ノードクラス実装:
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lib/raft/node.ts
にRaftNode
クラス(またはそれに準ずるもの)を作成。 - 状態 (term, state, votedFor, logs, commitIndex, lastApplied) を保持。
- タイマー管理 (
electionTimeout
,heartbeatTimeout
)。 - RPC ハンドラ (
handleRequestVote
,handleAppendEntries
) の基本骨格を実装。 - 状態遷移ロジック (follower -> candidate, candidate -> leader など) の基本骨格を実装。
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シミュレーション管理クラス実装:
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lib/raft/simulation.ts
にRaftSimulation
クラスを作成。 - ノード群 (
RaftNode[]
) を管理。 - ノード間のメッセージング(RPC 呼び出し)機構を実装。
- シミュレーションのステップ実行 (
tick
) ロジック(タイマー更新、メッセージ処理)を実装。 - ノード操作 (add, remove, stop, resume, clientRequest) のメソッドを実装。
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UI コンポーネント実装 (表示):
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components/raft/Node.tsx
を作成し、ノードの状態、ログを視覚的に表示。 -
app/(pages)/raft/page.tsx
でRaftSimulation
の状態をuseState
で管理し、盤面にノードを描画。 -
components/raft/EventLog.tsx
を作成し、イベント履歴を表示。 - RPC の矢印表示コンポーネントを実装。
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UI コンポーネント実装 (操作):
- 制御ボタン (開始/停止、リセット、ステップ実行) を実装し、
RaftSimulation
のメソッドに接続。 - ドラッグ&ドロップライブラリ (
react-dnd
など) を導入し、ノード移動を実装。 - ノードクリック時のコンテキストメニュー(またはボタン)と、それに対応する操作(停止/再開/削除/コマンド送信)を実装。
- ノード追加ボタンを実装。
- 制御ボタン (開始/停止、リセット、ステップ実行) を実装し、
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Raft ロジック詳細実装と連携:
-
RaftNode
クラスの RPC ハンドラ、状態遷移ロジックを詳細に実装(投票ロジック、ログ複製ロジック、コミットメント更新など)。 -
RaftSimulation
とRaftNode
を連携させ、メッセージングやタイマーが正しく動作するようにする。 - クライアントコマンド受付からログ複製、コミットまでのフローを実装。
- ノード構成変更時の Raft の挙動(構成変更ログエントリの追加とコミット)を実装。
-
-
テストとデバッグ:
- 実際に UI を操作しながら、リーダー選出、ログ複製、ノード操作などが仕様通りに動作するか確認。
- 開発者ツールや
console.log
を活用してデバッグ。
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(オプション) ネットワークシミュレーション実装:
- 必要に応じて、メッセージ遅延やロスのシミュレーション機能を追加。
この計画で進めます。

なんか今日の gemini がアホなのか全然指示をまもってくれない

サーバAPIを作ってたので最初からやりなおし

ここまで戻した

Raftにおいて、各ノードがフォロワー (Follower) または 候補者 (Candidate) になるかどうかは、以下のような明確なルールに基づいて決定されます。
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基本的なルール:
Raftではノードは常に3つの状態のうちどれかを取ります:
• リーダー (Leader)
• 候補者 (Candidate)
• フォロワー (Follower)
状態遷移の条件は、主に ハートビート(heartbeat) と タイムアウト(timeout) によって決定されます。
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状態遷移ルールの詳細:
① フォロワー → 候補者 (Follower → Candidate)
フォロワーが一定時間(選挙タイムアウト)以内にリーダーまたは候補者からハートビートまたはRPCメッセージを受信しない場合:
• 選挙タイムアウト(election timeout)経過後、自動的に候補者に遷移する
• 候補者になった時点で 現在の任期(term)を +1 し、自分自身に投票する
• その後、他ノードに投票要求(RequestVote RPC)を送信する
「選挙タイムアウト」は各ノードでランダムに設定され(例: 150–300ミリ秒)、これにより複数ノードが同時に候補者になる確率を減らします。
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② 候補者 → フォロワー (Candidate → Follower)
候補者が以下のいずれかの場合にフォロワーに戻ります。
• 他ノードから 有効なリーダー(自分と同じか自分より新しいtermを持つリーダー)を示すメッセージを受け取った場合
→ そのリーダーを認めてフォロワーに戻る
• 他ノードからより新しい任期(term)のRPCを受け取った場合(投票要求やログエントリーの受信)
→ 自分のtermを更新しフォロワーに戻る
• 選挙に負けた場合(自分より多くの票を獲得したノードが現れた場合)
→ フォロワーとして復帰する
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③ 候補者 → リーダー (Candidate → Leader)
候補者の状態で 過半数の投票を得た 場合は、リーダーに昇格します。
• リーダーになった瞬間から、即座に各ノードに定期的なハートビートを送信し始めます。
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④ フォロワーのままでいる (Follower維持)
フォロワーは以下の場合にそのままフォロワーでいます。
• リーダーまたは候補者から定期的にメッセージを受信し続ける限り、フォロワーとして留まり続けます。
• ハートビートを受け取り続けている間は、選挙タイムアウトは都度リセットされるため、自動的に候補者にはなりません。
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まとめ(簡略版):
現在の状態 状態遷移の条件 遷移後の状態
フォロワー タイムアウト発生 候補者になる
候補者 過半数の投票を獲得 リーダーになる
候補者 より新しいtermのメッセージ受信、または有効なリーダー認識、または選挙に敗北 フォロワーになる
フォロワー 有効なリーダーからのハートビート受信継続 フォロワーのまま維持
このルールに従って、Raftはリーダー選出の安全性とライブネスを確保します。

できた、分散合意

etcdの方は apache 2.0 / hashicorp は MPL2.0

法人がMPL 2.0(Mozilla Public License 2.0)ライセンスのソフトウェアを商業利用する場合、以下のポイントに気をつければ、安心して使うことができます。
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✅ MPL 2.0の基本的な特徴
MPLは「ファイル単位のコピーレフト」です。
つまり、MPLライセンスのコードが含まれているファイルを改変した場合、そのファイルだけは公開義務があるというスタイル。
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⚖️ 商用利用で気をつけるポイント
- MPLコードを改変した場合、そのファイルだけ公開義務がある
• 例えば、foo.c というMPLのファイルを編集したら、その foo.c だけは ソースコードとして公開しなければならない。
• 他の独自ファイル(例えば main.cpp や yourlib.js など)には公開義務は一切ありません。
✅「ファイル単位」のみが対象。MPLコードと独自コードを別ファイルに分けていれば、自社資産を守れます。
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- 静的リンク・動的リンクの扱い
• 静的リンクしても MPLでは「ファイル単位」なので、リンクされた他のファイルには影響なし。
• つまり、静的リンクであっても、改変されたMPLファイルのみ公開すればOK。
GPLとは違って、リンクだけで派生物扱いにはなりません。
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- バイナリ配布時にも、改変MPLファイルのソースを添付 or 公開する必要がある
• 社内配布やクローズドでも「第三者配布」扱いになる場合は、該当ファイルのソース開示が必要です。
• ソースを「同梱」する or 「ダウンロードURLを提供」すればOK(ライセンス的には柔軟です)。
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- ライセンス表示義務がある
• 自社アプリや製品にMPLコードを含めた場合、
• ライセンス表示(例: LICENSE.txt にMPL 2.0の文言と元の著作権者を記載)
• 使用したMPLコードの著作権表示を残す
通常のOSS利用と同じで、表示義務を守れば問題なし。
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- 再ライセンスは不可(MPLのままで配布)
• MPLコードを含んだファイルは、MPLのままで再配布する必要があります。
• ただし、自社コードは好きなライセンスでOK(MPLとは分離できるから)。
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👩💼 法人での実務的な注意点まとめ
項目 内容 実務対応
コード改変 改変したファイルはソース公開必須 MPLコードと自社コードは別ファイル管理が安全
バイナリ配布 改変があればソースも提供 配布物にソース/URLを添付
表示義務 著作権表示、MPLライセンス表記 NOTICEやLICENSE.txtに記載
商用利用可否 完全にOK 条件を守れば、販売・提供しても合法
リンク時の影響 静的リンクでも制限なし GPLよりはるかに緩いので使いやすい
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✨ 特に便利な点
MPLは商用で最も扱いやすいオープンライセンスの1つです。
GPLのように「全部公開しなきゃいけない!」という制約もなく、
Apache/MITより少しだけ制約があるくらい。
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🔐 法務チェックリスト(法人向け)
• 改変したMPLファイルはソースコード提供可能?
• MPLライセンスの文言と著作権表示を保持している?
• 自社コードとMPLコードを分けて管理している?
• 製品に含める際にライセンス一覧にMPLコードを明示している?
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何かMPLのコードで具体的に使おうとしているものがあれば、それに即してもう少し実務的に落とし込むこともできますよ!

etcd-io/raft
vs hashicorp/raft
Raftライブラリ比較: 🔍 概要比較
観点 | etcd-io/raft | hashicorp/raft |
---|---|---|
開発元 | CNCF (etcdチーム) | HashiCorp (Consulなど) |
主用途 | etcd等の分散KVS向け | アプリ組み込み型の分散管理 |
抽象度 | ローレベル(制御自由) | ハイレベル(使いやすさ重視) |
依存関係 | 少ない(軽量) | BoltDB等の内蔵ストレージ使用 |
学習コスト | 高め(内部理解必要) | 低め(すぐ使える) |
柔軟性 | 非常に高い(自前実装OK) | プラグイン式の拡張可能 |
ドキュメント | 少なめ(ソース読む前提) | 比較的充実 |
商用実績 | etcd/Kubernetesなど | Consul/Nomadなど |
💡 向いているユースケース
✅ etcd-io/raft が向いているケース
- etcdやKubernetesのような本格的な分散KVSや分散制御システムを構築したい
- 通信・永続化・スナップショットなどを自前で実装/制御したい
- Raftプロトコルの学習や研究目的にも向いている
🧪 → “素材”として使いたいエンジニア向け
✅ hashicorp/raft が向いているケース
- アプリケーションに簡単にRaftを組み込みたい
- 短期でプロトタイピングや社内ツールのリーダー選出やステート管理をやりたい
- Consulのような構成管理ツールを模倣したい
🧰 → “道具”として即使いたいエンジニア向け