新卒1年目の手記: とりあえずNUC11にESXiを入れてみる
これはBBSakura Networksアドベントカレンダー2022の11日目の記事です。
なぜこの記事を書くのか
はじめに
入社当初、仮想化・ネットワーク全般がわからず、先輩方の会話についていけていない状態でした。手を動かして一つ一つかみ砕いて理解するしか道はないと感じ、NUCを手にする機会があったので、とりあえずESXiを入れてVyosを動かそうと思いました。
会社でアドベントカレンダーの取り組みが紹介されていたので、良い機会だと思い、技術ブログ書いてみるか、となりました。
(保険)技術ブログ初めて
技術ブログ自体どう書けばいいのか分からず、日頃お世話になっている良い技術記事(本当にありがとうございます)を目指して駆け出しで書いているので、誤字・脱字・技術の勉強不足・勘違い等は温かい目で見守っていただければと思います。コメント等でのご指摘は喜んでお受けします。
テーマ選定理由
- ネットワークに興味を持ち始めたのが最近なため、いろいろできるルーター(拠点間VPN等)がほしい
- 先輩に”Intel NUCがあればVyos入れてできる”と教えてもらった
- とりあえず手を動かしたかった
- その他大勢の人が触れているもので実績があり、困った時には自力でドキュメントが探しやすそうだった
- (今のところネタがこれしかなかった)
結論
NUCにESXiをインストールする方法は、幸いなことに多くの方が技術ブログを記述していますし、大きな戸惑いはありませんでした。
ただ真似れば上手くいくはずと舐めてました。全然うまくいかなかったです。
今回は、VMWareコミュニティでも記述されているエラー(解決策よくわからん)に遭遇し、変な方法で解決したことの報告になります。
インストール方法
以下の3つに書いてあるので、どれを読んでも大体の流れがわかります。
インストール流れ
- NUC の初期設定
- ESXi インストーラの作成
- ESXi のインストールと基本設定
- vCenter のデプロイと基本設定
特にESXiインストーラは、大体のハードウェアでトライバーが足りないので、コミュニティからダウンロードしてカスタムISOを作成する必要があります
vSphere ESXi は VMware サポートサイトから ISO 形式のインストーラをダウンロードして、PC・サーバにインストールする事が出来ますが、 ハードウェアによってはネットワークインターフェースカード(NIC) や IO Controller のドライバを追加する必要があります。
以下は、インストールに関しての基礎的な知識になります。既知の方は飛ばしてください。
勉強メモ
- Powershell全然わからん
- PowerShell Advent Calendar 2016 を覗いてみるとPowershellの雰囲気を掴めるかも。
- 特に、16日目のなぜ、PowerShellを使うのか?
- PowerCLIって何なん
*[[TAM Blog] PowerCLIによる運用効率化 – 導入編(インストール~超基本まで)] (https://blogs.vmware.com/vmware-japan/2021/02/tam-blog-powercli-01.html#hajimeni) - vSphere ESXi Image Builder って何なん
遭遇したよくわからんエラー
著者が遭遇した現象は、以下の記事そのものでした。
VMWare.Imagebuilder has issue with Python 3.7 and running Add-EsxSoftwareDepot
内容としては、ESXiのカスタムイメージを作成するために、管理者権限のPowershellを起動して "Add-EsxSoftwareDepot PATH = depot.zip file"を実行しようとしたら、以下のエラーが発生した。
PS C:\Users\tanak\Downloads\vmware> Add-EsxSoftwareDepot .\VMware-ESXi-7.0U3g-20328353-depot.zip
Add-EsxSoftwareDepot : Could not initialize the VMware.ImageBuilder PowerCLI module. Make sure that Python 3.7 is insta
lled and that you have set the path to the Python executable by using Set-PowerCLIConfiguration -PythonPath. See the Po
werCLI Compatibility Matrixes for information on the Python requirements.
発生場所 行:1 文字:1
+ Add-EsxSoftwareDepot .\VMware-ESXi-7.0U3g-20328353-depot.zip
+ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
+ CategoryInfo : NotSpecified: (:) [Add-EsxSoftwareDepot], Exception
+ FullyQualifiedErrorId : System.Exception,VMware.ImageBuilder.Commands.AddDepot
本エラーに遭遇した時の確認事項
上記のコミュニティサイトでも記述されているとおり、当たり前ですが、必要要件であるPythonパッケージとパスを確認する。
Set-PowerCLIConfiguration -PythonPath "C:\Program Files\Python37\python.exe" seems correct.
Do you have the additional Python packages that are pre-requisite for the ImageBuilder module installed in Python 3.7 (six,psutil,lxml,pyopenssl)
↓ ImageBuilder module に必要なPythonパッケージ
この二つを確認しても進展なし。
PowerCLI自体をアンインストールして、再インストールしても状況変化なし。
どうしようか。
なんちゃって解決法
(PowerCLI13 で VMware.ImageBuilder がマルチプラットフォーム対応にしたので試してみる)[https://vhoge.hateblo.jp/entry/2022/11/23/011930] のブログを読んで、
すると、本当にエラーを突破できました。
(なんで?!)
補足
カスタムISOイメージが作成できて、インストール画面が見えたときはテンション上がりました。
(画像粗くてすみません)
もう少し試行錯誤した結果もあるんですが、話がごちゃつかないように後で追記する形にしたいと思います。
記録
インストールのログを残しているので、後日まとめたいと思います。
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