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ディレクトリやファイルに付与されている権限の変更
はじめに
最近Linuxの権限周りで学んだことをメモします。
chmodコマンドで権限変更
Linuxでは、ディレクトリの権限を変更するにはchmod
コマンドを使用します。chmod
コマンドは、ファイルやディレクトリのアクセス権限を変更するためのコマンドです。
以下に、chmod
コマンドの基本的な使用方法を示します。
chmod permissions /path/to/directory
ここで、permissions
は設定したい権限を表し、/path/to/directory
は権限を変更したいディレクトリのパスです。
permissions
は、所有者(user)、グループ(group)、その他のユーザー(others)のそれぞれに対する読み取り(read)、書き込み(write)、実行(execute)の権限を表す数値の組み合わせで指定します。これらの権限は、以下のように数値で表されます。
- 読み取り(read): 4
- 書き込み(write): 2
- 実行(execute): 1
これらの数値を足し合わせて、特定のユーザーに対する権限を表します。例えば、所有者には読み取りと書き込みの権限を、グループとその他のユーザーには読み取りのみの権限を設定するには、以下のようにします。
chmod 744 /path/to/directory
この例では、7
(4+2+1)は所有者の権限(読み取り+書き込み+実行)、4
はグループとその他のユーザーの権限(読み取り)を表しています。
また、-R
オプションを使用すると、指定したディレクトリとその中にあるすべてのファイルとサブディレクトリの権限を再帰的に変更することができます。
chmod -R 744 /path/to/directory
なお、chmod
コマンドを実行するには、そのファイルやディレクトリの所有者であるか、またはrootユーザーである必要があります。
権限周りでファイルが編集出来なくなったらとりあえず全ユーザーに編集権限を与えてしまうのもありかもしれないです。
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