【Docker】コンテナ→tarファイルにして他人に共有

はじめに

 　dockerコンテナを使っていると、足りないパッケージやライブラリをインストールすることが増えます。そのようなコンテナ情報をDockerfile形式で共有する場合、インストールしたライブラリ等の情報を再度記述しないといけないため面倒です。
　そこで、コンテナ情報をファイル化して共有する手順を紹介します。(この方法だとDockerfileにコンテナ内でインストールしたライブラリ等の情報を記述する手間が省けるので面倒臭さが激減します)

手順

コンテナ→tarファイル

まず、イメージ化したいコンテナを停止

docker stop [コンテナID]

コンテナから新しいイメージを作成

docker commit [元となるコンテナ名] [作成するイメージ名]

dockerイメージを圧縮し、ファイルに保存

docker save [イメージ名] > [tarファイル名.tar ※保存するパスも指定]

tarファイルからイメージ作成

本ファイルは以下コマンドで、イメージ化できます

docker load -i tarファイル名.tar

イメージ化出来れば、後はrunコマンドでコンテナを立ち上げられる形になります。