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【爆速】uvでpython環境を作る

2025/01/20に公開

uvとは

爆速のpython用パッケージおよびプロジェクトマネージャーです
pythonのバージョン管理、環境構築から実行までuvひとつでできます

https://docs.astral.sh/uv/

こんな人にオススメ

  • python仮想環境どれ使っていいか分からない初心者
    数ステップのシンプルなコマンドで環境が作れます
    コードの実行もuvでOK
  • pythonに慣れている上級者
    pipの100倍という圧倒的速度で開発効率UP
    ベンチマーク

執筆環境

本記事は次の環境で実施しました

  • windows11
  • VScodeのターミナル

uvインストール

uv本体をインストールします
VScodeのターミナルで下記を実行します

powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"

他にもpipなどでインストール可能です
macやlinuxの方はドキュメントを参考にしてください
https://docs.astral.sh/uv/getting-started/installation/#standalone-installer

インストールできたか確認します

uv

uvコマンドの使い方が表示されます

コマンドが認識されない場合
VScodeのターミナルでインストール直後はパスが通ってない可能性があります
ターミナル再起動、VScodeの再起動かPC自体を再起動するとパスが通ります

pythonインストール

uv環境用のpythonをインストールします

uv python install

最新版がインストールされます
筆者環境ではcpython-3.13.1-windows-x86_64-noneがインストールされました

uvで利用可能なpython確認

uv python list

windowsに直接インストールされたpythonもuvに認識され、利用することができます

プロジェクト作成

適当なフォルダをVScodeで開き
uvのプロジェクトを作成します

uv init

作業ディレクトリにプロジェクトが作成されます

pyファイル実行

サンプルのpythonファイルhello.pyが生成されているので動作確認します

uv run hello.py

.venvが生成されるので
vscodeのpython拡張機能で認識されます

パッケージインストール

ライブラリをインストールします

ここではjupyter pandas seabornをまとめて入れてみます

uv add jupyter pandas seaborn

pyproject.tomlに依存関係が追加されます

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