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ローカル環境のDockerがDocker Build Cloudで高速になるか?

2024/11/14に公開

Dockerはお好きですか?
Docker社が2024年に発表したDocker Build Cloudですが、今まで使ってなかったので使ってみたいなと思います。

時間課金なので、CIに組み込むとお金が溶けそうなので、プランに含まれる中でなんとか完結させるためにローカルの環境構築だけに利用していこうかなと思っています。

⁠アカウント準備

Docker Hubのアカウントを持っているだけでは使えないようです。
Dockerの管理者から、Build Cloudを使えるようにしてもらいましょう
https://app.docker.com/build/
招待してもらえばそれで準備完了です。

⁠ローカル環境設定

基本的には手順通りにやればオッケーです。
変更があるかもしれませんが僕がやった手順を書いておきます。

⁠環境設定例

  1. PAT発行する
    1. https://app.docker.com/settings
  2. Cloud Builderを作る
    1. https://app.docker.com/build/
    2. linuxを作成した
  3. Terminalでログインする
    1. docker login -u gessy0129
    2. 発行したPATをpassword に入力する
  4. build時に使用するデフォルトをBuild Cloudのモノに変更する
    1. docker buildx use cloud-<ORG>-linux --global
  5. 後は通常通りに利用する

⁠Build速度

特に変わらないです。

ローカルの開発環境で使う場合は、「誰かがBuildしたものがあればCloud経由でそれを利用する」ことになるので、複数人で開発するとBuild時間を早められるかも。

一人で使う分には、CloudからPullしたり、CloudにPushしたりする分の時間が増えます。

なので、Buildをよく行っている複数人のチームは導入しても損はないんじゃないかと思いました。

⁠速度比較

ReposityA(小規模) ReposityB(大規模)
Build CLoud 32s 191.9s
Build Local 16s 94.8s

遅くなりましたw

ローカルの開発環境で使う場合は、「誰かがBuildしたものがあればCloud経由でそれを利用する」ことになるので、複数人で開発するとBuild時間を早められる感じです。

一人で使う分には、CloudからPullしたり、CloudにPushしたりする分の時間が増えます。

なので、Buildをよく行っている複数人のチームは導入しても損はないんじゃないかと思いました。
個人で使う場合は複数PCを使ってる人じゃないとローカル環境での利用としては恩恵は受けられないですね。

CIに組み込むと違うかも。

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