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ローカル環境のDockerがDocker Build Cloudで高速になるか?
Dockerはお好きですか?
Docker社が2024年に発表したDocker Build Cloudですが、今まで使ってなかったので使ってみたいなと思います。
時間課金なので、CIに組み込むとお金が溶けそうなので、プランに含まれる中でなんとか完結させるためにローカルの環境構築だけに利用していこうかなと思っています。
アカウント準備
Docker Hubのアカウントを持っているだけでは使えないようです。
Dockerの管理者から、Build Cloudを使えるようにしてもらいましょう
招待してもらえばそれで準備完了です。
ローカル環境設定
基本的には手順通りにやればオッケーです。
変更があるかもしれませんが僕がやった手順を書いておきます。
環境設定例
- PAT発行する
- Cloud Builderを作る
- https://app.docker.com/build/
- linuxを作成した
- Terminalでログインする
- docker login -u gessy0129
- 発行したPATを
password
に入力する
- build時に使用するデフォルトをBuild Cloudのモノに変更する
- docker buildx use cloud-<ORG>-linux --global
- 後は通常通りに利用する
Build速度
特に変わらないです。
ローカルの開発環境で使う場合は、「誰かがBuildしたものがあればCloud経由でそれを利用する」ことになるので、複数人で開発するとBuild時間を早められるかも。
一人で使う分には、CloudからPullしたり、CloudにPushしたりする分の時間が増えます。
なので、Buildをよく行っている複数人のチームは導入しても損はないんじゃないかと思いました。
速度比較
ReposityA(小規模) | ReposityB(大規模) | |
---|---|---|
Build CLoud | 32s | 191.9s |
Build Local | 16s | 94.8s |
遅くなりましたw
ローカルの開発環境で使う場合は、「誰かがBuildしたものがあればCloud経由でそれを利用する」ことになるので、複数人で開発するとBuild時間を早められる感じです。
一人で使う分には、CloudからPullしたり、CloudにPushしたりする分の時間が増えます。
なので、Buildをよく行っている複数人のチームは導入しても損はないんじゃないかと思いました。
個人で使う場合は複数PCを使ってる人じゃないとローカル環境での利用としては恩恵は受けられないですね。
CIに組み込むと違うかも。
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