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VultrでOpenBSDサーバにブロックストレージを追加する

2024/07/02に公開

このメモについて

VultrのOpenBSDインスタンスにおいて、ブロックストレージを追加しマウントする作業のメモ。

記事執筆時の状況

  • HDDタイプのブロックストレージを選択
    • 100GBとした
  • Vultrの管理画面でインスタンス生成時にOpenBSDを選択して入る環境
  • OpenBSDバージョンは7.3

前提条件

  • Vultr管理画面等で下記作業は実施済みであるとする
    • 作業対象インスタンスの追加
    • 作業対象ブロックストレージの追加と作業対象インスタンスへの接続

作業の目的

  • 追加したブロックストレージにパーティションの初期化とファイルシステムのフォーマットを行う
  • 上記ファイルシステムを /home にマウントする

作業手順

rootユーザにSSHログイン後に下記手順で作業を行う

  1. sysctl hw.disknames で追加されたディスクを確認
    • 追加されたディスクが仮に sd1 であったとして記述を進めます
    • 記事執筆時には sd0:8d9976c1c1ba4dd4,sd1:,cd0: の sd1 として確認できました
  2. disklabel sd1 等のコマンドでディスク容量など確認して追加したディスクであることを再確認する
  3. disklabel -E sd1 でパーテーションの編集を行う
    1. p コマンドで現在のパーティションを表示
    2. c 以外のパーテーションがあれば d コマンドでそれらを全て削除
    3. a コマンドで a を指定して a パーティションを追加
      • ここでは全てデフォルトで指定
    4. wで書き込み
    5. qで抜ける
  4. disklabel sd1 で作成したパーティションを確認する
  5. newfs sd1a でファイルシステム構築
  6. sysctl hw.disknames で再度ディスクを確認
    1. 記事執筆時には hw.disknames=sd0:8d9976c1c1ba4dd4,sd1:438f386193f0cdd2,cd0: のようにsd1にIDが追加されました
  7. fstab に 438f386193f0cdd2.a /home ffs rw 1 1 のように追加します
  8. mount -a で fstab に追記した内容を反映します
  9. サーバの再起動を行い /home に追加ディスクのファイルシステムがマウントされていれば成功

参考URL

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