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Emacs org-mode で個人Webページを運用した
このメモについて
個人ホームページを org-mode で作成して運用した際のメモ
記事執筆時の状況
- Emacsを日常的に使っていた
- rsync でファイルをデプロイすれば静的Webサイトを公開できるサーバを運用中であった
個人Webサイトの公開
下記理由で個人Webサイトを作成することにした、
- 認証なしにアクセスできる私的なメモとしてのWebページが欲しかった
- 自己紹介などURLの共有で済ませられると便利だと思った
その個人サイトは https://www.genie-yk.net
Webサイト作成の方法
華美な見た目は必要なく、ほとんど純粋なテキストだけでも良いような目的であった。
個人のメモを Emacs org-mode でとっていたので、それを使って作成できれば便利だと感じた。
そこで、 org-mode の文章から静的HTMLを作成するスクリプトを作成してWebサイトの作成と公開を始めた。
下記方針で org フォーマットの記事を書きためて Wiki のように運用しつつ、
make でキックするスクリプトでHTML/CSSのファイル群を生成、 rsync 同期により公開した。
- index.org というファイルを用意し、ここから他ファイルをたどっていく
- index.org ファイル以外は全て
[[記事名][file:unixtimestamp.org]]
の形式で index.org と同一フォルダに作成した- unixtimestamp.org の 「unixtimestamp」 部分はタイムスタンプの数字文字列で、Emacs上で
date +%s
コマンドを発行して都度採番していた - 重複しない文字列であれば何でもよかったので、上記運用でファイル名を決めていた
- unixtimestamp.org の 「unixtimestamp」 部分はタイムスタンプの数字文字列で、Emacs上で
に、ボイラーテンプレートとして固有の情報を削ったコードを置いている。
作成し、運用してみた感想
日頃使用している Emacs 上で記事を書いて、 M-x compile
で 記事を公開できるのはとても便利だった。
Webサイトとしての見た目はかなり恥しいレベルかもれしれないが、個人の便利のためだけに利用しているので問題ない。
むしろ、 eww 等のテキストブラウザで見る際に見やすい感じがある。
Discussion
すごく参考になりました。リンク先のテンプレートをみて2点気がついたことがあったのでここに記しておきます。
table-of-contents
をtable-of-ontents
とtypoしている。(org-publish-all)
から(org-publish-all t)
にすればおそらく不要である。