YAPC::Fukuoka 2025 スポンサー協賛・登壇・参加レポート
先日、2025年11月14〜15日に開催されたYAPC::Fukuoka 2025に、GENDAはブロンズスポンサーとして協賛しました。
YAPCは元々Perlコミュニティのカンファレンスですが、今では言語にとらわれず、Web領域の幅広いエンジニアが集まる技術イベントへと拡大しています。
そのため、熱量の高いエンジニアが集まるこのコミュニティにぜひ参加したいと考え、今回はブロンズスポンサーとして協賛し、LT登壇も行いました。
本記事では登壇したメンバーや現地参加したメンバーの参加レポートをお送りします。
登壇レポート
GENDAからは、シン・コーポレーションのCTOを務める西尾がLTに登壇しました。
AIが見張り、人がもてなす — 全国400店舗のカラオケBanBanの運営をサポートするAI Agent
GENDAのグループ企業であるシン・コーポレーションは「カラオケBanBan」を展開しています。そこでの技術的な取り組みから、将来的なAI Agentを活用したシステム基盤の構築の目指す先を発表しました。物理的な店舗の運営において、どのように技術を活かして業務効率化していくか、リアルな運用をどう改善できそうかが共有されました。

参加レポート
FE/BE開発部の中島です。
現地参加をする中で特に印象に残ったセッションを紹介します。
印象に残ったセッション
「データ無い!腹立つ!推測する!」から「データ無い!腹立つ!データを作る」へ ― ゼロからデータを作り、チームで育てられるようにするまで
ドメイン特有のデータ作りの話や、具体的な事例が多く、とても学びのある内容でした。
特に 「AIが推論せずに済むものは推論させるべきではない」 という考え方は、今後の業務でも大事にしていきたいと感じるポイントでした。
大規模OSSに一人で立ち向かうには
大規模なOSSを理解し、コミッターとして活動していく上で実際にやってきたことや、メンタルモデルを聞くことができました。
キャッシュの実装はレイヤーが違えど参考になることがたくさんありました。また、成果がなくても無駄ではないと認識する、という考え方は業務を進めていく上でも大事だと共感できました。
やり方は一つだけじゃない、正解だけを目指さず寄り道やその先まで自分流に楽しむ趣味プログラミングの探求
プログラミングの楽しさや原点を再確認できたセッションでした。
特に「Advent of Code」は今回初めて知ったので、今年はいくつか挑戦してみようと思います。
キーノート:Stay Hacker 〜九州で生まれ、Perlに出会い、コミュニティで育つ〜
コミュニティ活動を会社にも還元している事例や、評価制度とのリンクが印象的でした。
エンジニアとして進化しながら"Hackし続ける"姿勢にとても共感しましたし、個人的にも大好きなジャンルの話でした。
おわりに
YAPCは全体的に熱量も高く、「エンジニアリングを楽しんでいる人たちの集まり」という雰囲気が感じられ、とても心地よいカンファレンスでした。
GENDAのエンジニアもさまざまなことに挑戦し、そこで得た知見をコミュニティに還元していけたらと思います。ぜひコミュニティでお会いした際には、お気軽にお声がけください!
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