Gen-AXテックブログ、はじめます
こんにちは。Gen-AXのCTOを務めている木田です。
これまでGen-AXでは、主に新入社員インタビューなどを中心にnoteで情報発信を行ってきましたが、このたびテックブログを新たに立ち上げることになりました。このブログでは、我々の技術的な取り組みや開発の裏側を、より深く、より技術者目線でお届けしていきます。
Gen-AXとは?
Gen-AXは、生成AIを活用したプロダクトの開発・提供や、企業のAXを支援するコンサルティングサービスを提供している会社です。
ソフトバンクの100%子会社として、2024年7月に事業を開始しました。
グループ会社として、国産LLMの研究開発を手がけるSBIntuitionsがあります。SBIntuitionsが基盤モデルの開発に注力しているのに対し、Gen-AXは既存の最先端モデルを活用し、ビジネスの現場で本当に使える生成AIプロダクトを届けることをミッションとしています。
現在は、コンタクトセンター業務にフォーカスした2つのプロダクトを開発中です:
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X-Boost
RAG(Retrieval-Augmented Generation)を活用し、チャットによる案内応答業務を効率化するソリューション。まもなく正式リリースを予定しています。 -
X-Ghost
音声AIを用いた自律思考型の音声応対ソリューション。現在開発中ですが、デモはソフトバンクの株主総会やSoftBank Worldなどで公開されています。
このブログで伝えていきたいこと
Gen-AXでは、これまで「ゼロからのプロダクト開発」に全力を注いできたため、社外へ発信するタイミングをなかなか持てずにいました。
しかし、この1年を通じて積み上げてきた技術と知見が、ようやく世の中に届けられる段階に入ってきたと感じています。
今後このブログでは、我々が取り組む技術や挑戦について、積極的に発信していきます。生成AIをテーマとするコミュニティの一員として、少しでも業界に貢献できれば幸いです。
発信予定のテーマ
このブログでは、以下のような内容を発信していく予定です:
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音声・NLPを中心としたAI技術の取り組み
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プロダクト開発を支えるフロントエンド、バックエンド、インフラ設計
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生成AIに特有の難しさに向き合う品質保証(QA)や評価指標の考え方
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実プロジェクトで得られた失敗と学び
今後は、各領域のエンジニアがリレー形式で執筆していく予定です。ちょっとした発見や開発の裏側なども含め、等身大の姿をお届けできればと思っています。
最後に
生成AIは、技術としても社会的なインパクトとしても、まさにこれからが本番です。
Gen-AXもまだスタート地点に立ったばかりですが、試行錯誤の中で得られた実践的な知見を共有していくことで、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
今後の更新を、ぜひ楽しみにしていてください!
なお、Gen-AXでは一緒に働くエンジニアを大募集中です!
少しでもご興味のある方はカジュアル面談も受け付けておりますので、是非お気軽にご連絡ください。
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