週刊Cloudflare - 2024/10/27週
こんにちは、あさひです 🙋♂️
今週のアップデートは落ち着いているようですね 🤔 ただ、Wrangler 周りは割といろいろ更新があるので、しっかり押さえたいところ…では早速見ていきましょう 🙌
この記事の主旨
この記事では、Cloudflare のサービスにどんな変更があったかをざっくりと理解してもらい、サービスに興味を持ってもらうことを目的としています。そのため、変更点を網羅することを優先します。
2024/10/27 ~ 2024/11/02 の変更
Wrangler
3.84.1
パッチアップデート
- Pages でユーザーが「ASSETS」という名前のバインディングを使用した際に発生するエラーメッセージを改善。
- 対話モードで Cloudchamber のデプロイメントラベルを修正できるようになりました。
3.84.0
マイナーアップデート
-
wrangler vectorize
に Vectorize の一般提供(GA)に関するアナウンスバナーを追加。 - Miniflare において Vectorize のローカルバインディングの混合モードをサポート。
- Vectorize インデックス内の既存のベクター ID を使用したクエリ機能を追加。
-
wrangler r2 bucket create
コマンドに--location オプションを追加。 -
wrangler hyperdrive create
とwrangler hyperdrive update
コマンドの動作を統一し、作成時の個別パラメータに関するバグを修正。-
wrangler hyperdrive create
コマンドで、House of Authorizations(HoA)を使用しない場合でも、個別のパラメータが正しく機能するよう改善。
-
パッチアップデート
-
wrangler versions deploy
にlogpush
やtail_consumers
に加え、observability
設定も更新するようになりました。-
wrangler deploy
とは異なり、wrangler.toml
でobservability
が未定義の場合、observability
を無効にしません。
-
-
unenv
パッケージのバージョンを最新に更新。 -
wrangler init
コマンドの非推奨警告を削除する修正。-
wrangler init
は、c3
コマンドcreate cloudflare
が動作します。 - 以前の
wrangler init
を利用するには--no-c3
フラグを使用してください。
-
- JSX を含む Worker のソースコードで発生していた
es-module-lexer
のエラーを解消するための修正。
AI Gateway
AI Gateway に新しいプロバイダーとして Grok が追加されました。これにより、Grok を利用した AI 機能が利用可能になります。
Vectorize
Vectorize の REST API のクエリ待ち時間が大幅に改善されました。
- ベクトルのクエリ
- 識別子によるベクトルの取得
Hyperdrive
Tunnels を使用してプライベートデータベースに接続する新しい Hyperdrive 構成を作成する際、Hyperdrive がデータベースへの接続を確認するようになりました。これにより、Tunnels およびアクセスアプリケーションの設定が適切かを検証し、接続の問題をデバッグしやすくなります。
DLP
データ損失防止(DLP)機能において、Enterprise プランのユーザーは、DLP ポリシーに一致した HTTP リクエスト全体を Logpush ジョブを通じて指定のストレージ先に送信できるようになりました。これにより、完全なリクエストデータを長期的に保存することが可能になりました。
筆者の感想
Cloudflare の勉強会ですが、Cloudflare Meet-up Onlineが 11/18(月)に開催されます!
オンライン視聴であれば開催地の制約もないので少しでも気になってる方はぜひ見て欲しいところ 👏
また今後催予定のイベントもあるので、開催地が近ければオフラインでもぜひぜひ参加してみてはいかがでしょうか?私自身も参加をしていますが、登壇の機会があればぜひやってみたいと思っています 🙌
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