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週刊Cloudflare - 2024/09/01週

2024/09/12に公開

こんにちは!あさひです 🙋‍♂️
Rules のテンプレートができたみたいですね。いろんな設定が Rules に集約されてたのでこれで新しくルール追加する時に楽にできそう 😊

この記事の主旨

この記事を見てどんな変更があったかざっくりわかる、Cloudflare のサービスに興味を持ってもらいたいと思っているので変更点を網羅することを優先します。

2024/09/01 ~ 2024/09/07 の変更

Wrangler

Wrangler で以下のリリースがありました。

3.75.0

マイナーアップデート

  • wrangler versions upload時に、プレビューが存在しworkers.devが有効な場合、そのプレビューの URL をログに出力する機能を追加。
  • wrangler rollbackコマンドの追加されました、以下の機能が提供されます。
    • 過去にデプロイされた Workers のバージョンに戻す。
    • ユーザーは指定したバージョンまたは直近の安定したバージョンに戻す。

パッチアップデート

  • wrangler initで使用される C3 コマンドが以下のように変更。この変更によってキャッシュが使える場合は再インストールを避け、最新の安定版を使うようになりました。
    • npm create cloudflare@2.5.0 -> npm create cloudflare@^2.5.0
  • wrangler versions uploadのログ出力順序をwrangler versions deployに合わせて以下のように変更しました。
      1. ワーカーバージョン ID
      2. アップロードのタイミング
      1. アップロードのタイミング
      2. デプロイのタイミング
      3. 現在のバージョン ID

3.74.0

マイナーアップデート

  • wrangler devの watch mode で experimental assets をサポート。

パッチアップデート

  • wrangler deployが使用される際に、非バージョン管理の Worker 設定を新しいデプロイパスに基づいて自動的に更新する機能が追加。
  • 依存関係の更新。
    • miniflare@3.20240821.1

Network Interconnect

Cloudflare の Network Interconnect ポータルでは、利用可能なすべての Express CNI ロケーションが一覧表示されるようになりました。Cloudflare
サイトを検索する際に、利用可能なすべてのロケーションを確認できるようになったみたいです。

Rules

ダッシュボードで Rules のテンプレートから共通のルールをワンクリックで作成できるようになりました。
「Web サイト>ルール>テンプレート」で作成できるみたいですね 😳

WAF

WAF に以下の変更が入っています。

9 月3日に VMware vCenter Server のリモートコード実行 (RCE) と情報漏洩の脆弱性についてブロックするルールセットが修正されました。

https://developers.cloudflare.com/waf/change-log/2024-09-03/

DLP

Data Loss Prevention に以下の変更が入りました。

Data Loss Prevention とは?

Cloudflare データ損失防止 (DLP) を使用すると、Web トラフィックと SaaS アプリケーションをスキャンして、社会保障番号、財務情報、秘密鍵、ソースコードなどの機密データが存在するかどうかを確認できます。

公式には上記のようにありますね 👀
転送データや保存データの機密データの漏洩や不正なアクセスを防ぐためのセキュリティ機能って感じでしょうか 🤔

EDM(Exact Data Match)の multi-entry アップロードをサポート
複数のデータ列を持つファイルを Exact Data Match データセットとしてアップロードできるようになりました。 DLP は各列を個別の既存の検出エントリとして使用できます。

筆者の感想

みなさんはこのブログ読みましたか?
Workers を使ってらっしゃる方は Web 標準であるが故のつらみがあったのではないでしょうか 🧐
このあたりは @nakasyou0 さんの以下の記事がすごく良かったです。

https://zenn.dev/nakasyou/articles/webstandard_and_runtimes

そんなこんなで割としんどい部分もあったのですが、今回 Node.js の API を Workers がサポートしました 🎉
開発上仕方ない Web 標準に準拠できないところは解消していく気がする 😊 こういうアップデートは嬉しいですね。

https://blog.cloudflare.com/more-npm-packages-on-cloudflare-workers-combining-polyfills-and-native-code/?utm_campaign=cf_blog&utm_content=20240909&utm_medium=organic_social&utm_source=twitter/

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