Cloudflare Meetup Nagoyaで登壇してきました!
はじめに
どうも!株式会社 Gemcook バックエンドエンジニアのあさひです!
弊社ではアウトプットに積極的に取り組んでおり、登壇や執筆に関する様々な福利厚生があります。今回はその一環で遠方の勉強会で登壇したい際は会社が交通費を出してくれるのですが、大阪から名古屋で開催された Cloudflare Meetup Nagoya に参加し、LT を行ってきたため記事にしてみます。
登壇&LT
Cloudflare 2024 年総まとめ
(ちょっと資料は見つからず…)
by @kameoncloud
2024 年全体を振り返ってサービスのアップデートや GA になったサービスの紹介をしてくださいました!
普段は直近のイベントやアップデートの紹介を Meetup でしてくださることが多いのですが、今回は 1 年分を同じ時間でまとめていたので非常に駆け足笑 😂
著者も気になっていた Durable Object の説明が改めて聞けてよかったです。こちらについては亀田さんが記事にもまとめているのでせひ読んでみてほしいところ…
結構面白いこといろいろできそうですよね 🤔 改めて亀田さんの説明も聞けたことですし著者も触ってみようと思いました!
CloudflareStack で RAG に入門
自分も LT で参加してきました!
今回は RAG って聞くけどどうなんてんだ?って思っていたのでそれを Cloudflare で入門してみました。今回、LT をしたいというモチベーションから準備を始めたため、内容がやや物足りない部分もあったと感じました。今後は資料の作り方や話の構成をより工夫し、他の登壇者から学びながらスキルアップしていきたいと思います!
今後も Cloudflare ネタで話せる機会があればドンドン話していこうと思うのでよろしくお願いしますお願いします 🙇♂️
自宅サーバー ×Cloudflare
バリバリのオンプレを普段はいじってらっしゃる大学生の佐藤さんがの登壇でした。
大学のルールが厳しいらしく大学のオンプレ環境に自宅から繋ぐために Cloudflare Tunnel を使っているとのこと。またサークルのブログをこれまた大学のオンプレに構成しているらしいのですがそこで使用している画像と PDF を R2 に置いているとのこと。
VPN で大学の環境に接続を学生全員に許可すると負荷にサーバーが耐えれないらしく禁止されているようです。ただ大学にある環境に自宅から接続したいというときに Tunnel を使うと Cloudflare のサーバーと通信してることはわかるけど中身が隠蔽されるから大学の監視網で検知されて怒られないという点が面白かったですね。
やはり Cloudflare の無料で使える点が大学生にとってはとても嬉しいとのことでした。この辺りは大学生じゃなくても嬉しい点なので素直に共感でした!
MCP with Cloudflare Workers
by @yusukebe
元々 Hono についてお話しされると伺っていたのですが、急遽内容を変えて Workers を MCP サーバーとして使ったお話しでした。
どうやら Cloudflare 社内ではかなり盛り上がってるらしく、自分も Cloudflare が MCP に対応した時は「へー、そうなんだ」くらいにみてましたが、実際にでもをみると AI もついにこんなこともできるようになったのかすげーという感想でした。
またプロンプトのポイントが Hono を使わないすの JS を書くように指示をしないと動かないというのも面白かったですね 😂
Cloudfllare R2 をトリガーに Cloudflare Workers を動かしてみた
by @k_miura_io
Queues と R2 のイベント通知が GA されたのでそれを使ってみたよという内容でした!
Queues は現在は有料のプラン(Workers Pay を含む)でないと使えないのでこれを機にアップグレードしたようです笑。
実は少し前に記事にもしていらっしゃるのをみていたので実際にお話しを聞いてみていろいろできるようになってきたなぁの気持ちでした。実例をみると使えるかの検討も進みそうと思っていたので嬉しい内容の LT でした!
スマホゲームのバックエンドを支える技術
資料は内々に共有されましたが、実働しているゲームのバックエンドについての LT ということもあり公には非公開です!
by nanosan
大学生で初の LT らしいです!学生からアウトプットをしていて素晴らしいなと思いました!(そもそも実働しているゲームの開発してる時点でリスペクトなのですが…)
Web サービスを作っていたが同人サークルで音ゲーのバックエンド開発をすることになり Cloudflare を採用したようです。ゲームのロジック以外の部分は一人で実装しているとのことで最近の学生はすごいですね 😳
ゲームインフラといえば AWS や GCP が主流のようですが、Cloudflare を活用する選択肢もあることをアピールされていました。その点に関しては、他社サービスがメジャーな中で Cloudflare を活用する意義について熱い思いが伝わってきました。ユーザー数 6 万人のゲームの裏側で実際に使われる Cloudflare のお話しは非常に貴重で面白かったです!
超個人的 2024 年度の Cloudflare Workers の振り返り
by @aiji42_dev
@aiji42_devさんが今年の Workers を振り返ってくれました!
確かに Logs は今まで欲しかった機能だったので嬉しい機能の一つ!また Service Bindings RPC も画期的だな〜と思った記憶があります。Ful Stack TypeScript で書くのもやりやすくなった印象があります。
Workflow は 10 月末にパブリックベータになった機能ですが、aiji さんは以前から Workers で似たようなものを自前実装していたとのことでもっと前からやってたんだけどというお話には思わず笑ってしまいました 😂
超個人的振り返りとのことでしたが確かに共感できるところも多く締めの LT として Best の内容だったと思います!
まとめ
普段から週刊 Cloudflare という記事を毎週書いていて記事を書いている中でもっとコミュニティに参加できるような取り組みはないかと思っていました。今回は会社の取り組みの助けもあり、Cloudflare Meetup Nagoya で登壇することができとても嬉しかったです。
登壇の経験が多くないので今後も LT や登壇させていただける機会があれば積極的に参加していこうと思います。
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