The Internet Computer 10の大きなアイデア
最近 DFINITYの INTERNET COMPUTERに興味があり、いろいろしらべてます。
その中でICの特徴について
"10 big ideas in the Internet Computer blockchain..."
というツイートがあり、わかりやすかったので整理してみました。
The Internet Computer 10の大きなアイデア
1. リバースガス・モデル
利用者はガス代となるトークンを持つ必要がなく、払う必要もない。
ガス代はcyclesとしてプリチャージされたものが利用される。
2. Webスピードでのスマートコントラクト
ICのスマートコントラクトは高速で、2つの方法で呼び出される。
-
Update Call
- 変更はチェーンに反映される
- 2秒程度かかる
-
Query Call
- 変更は捨てられる
- ミリ秒で実行される
3. スマートコントラクトがWEBコンテンツを直接提供
WEBコンテンツはブロックチェーンから直接WEBブラウザに提供される。
進化した暗号化技術がend-to-endのセキュリティを提供する。
4. インターネット・アイデンティティ
利用者は自身のデバイスで顔認証、指紋などを使って認証する。
UsernameやPasswordなどは必要ない。高セキュリティで簡単。
5. インターネット・スケールで低コスト
ICはシームレスにスケールする。そのため、大規模なサービスで利用できる。
また、コストは圧倒的に低い。
6. ブロックチェーンは”チェーンキー”を得る
ICは48バイトのチェーンキー(公開鍵)を持つ。これがチェーンを検証し、利用するために必要な全て。もはや何百ギガバイトの大きなブロックをダウンロードする必要はない。
7. スマートコントラクトはデータをプライベートに保つ
ICは計算の実行とデータをサブネット上のすべてのノードに複製する。
古いブロックをダウンロードしてもデータにアクセスすることは出来ない。
8. スマートコントラクトは"キャニスター"
IC上のスマートコントラクトはキャニスターと呼ばれるWebAssemblyコードである。
そしてメモリで実行される。
コードは"actor"であり、どんな数でも同時に実行できる。
9. 進化した流動デモクラシー
ICは”Network Nervous System(NNS)"と呼ばれる分散トークンガバナンスシステムを持つ。
NNSがネットワークを管理し、ノードマシンや物理層をアップグレードする。
またNNSはコミュニティーの意思を発揮し、アルゴリズムによって調停する。
10. コンピュテーションによる安定した価値
Cyclesは通貨と同時に、燃料としての役割をもつ。
Cyclesの価値はコンスタントに計算されるが、安定しており銀行口座も不要である。
日本語が変なところもあるけど、なんとか意味は伝わるかな。
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