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AWSについて調べものをするときに英語版の公式ドキュメントだけが検索結果に現れるようにする(改)

2023/05/03に公開

クラスメソッドさんで紹介されている方法を改良したい。
https://dev.classmethod.jp/articles/aws-document-search-google-chrome/

目的

AWS の公式ドキュメントにアクセスする際に、自分がアクセスしたい言語のページにたどり着く

手段&サマリ

  • Chrome ブラウザの「エンジン」の設定項目を利用してサイト内検索を行う(クラスメソッドさん紹介)
  • 最新版のドキュメントを評したい場合、設定項目に入力する値で"latest"の文字列で指定をする(本記事)
  • 言語を指定したい場合、設定項目に入力する値にロケール情報を含める(本記事)

現状

前述のクラスメソッドさんの記事ではサイト内検索をする際に、Chrome のショートカット機能を利用して、アドレスバーから簡単に行えるようにしていました。
ただ、問題点として英語版のページにアクセスしようとしたときに、毎回「マイナス検索」をしないといけないという手間がありました。これはこれで実用性十分なのかもしれませんが、もう少し綺麗にできそうと思って色々試していたら良い感じの方法が固まったのでまとめていきます。

改善(最新版指定で表示)

AWS の公式ドキュメントの URL を見てみるとドメイン名/サービス名/latest/という構成になっています。
この構成を利用して、サイト内検索で指定する URL 部分を工夫します。具体的には、サービス名部分をアスタリスクにし、その後に latest と続けたところまで URL に含めます。
こうすることで、site:https://docs.aws.amazon.com/*/latest/ として検索され、最新版のドキュメントがヒットするようになります。

設定方法
設定 → 検索エンジン → サイト内検索
https://www.google.com/search?q=site%3Ahttps://docs.aws.amazon.com/*/latest/+%s

改善(言語指定で表示)

この方法を応用してサイト内検索の際に指定する URL にロケール情報を含めることで、その言語のコンテンツを表示されることができます。ロケール部分を ja_jp にしてあげると、日本語ドキュメントになります。私のような初学者の場合だと「英語で書かれた最新情報じゃないとダメ」というケースは比較的少ないかと思いますので、日本語でサービスの概要や特定の部分をサクッと確認できるこちらの方が需要あるかもしれませんね。

設定方法
設定 → 検索エンジン → サイト内検索
日本語の場合はjp_jn
https://www.google.com/search?q=site%3Ahttps://docs.aws.amazon.com/ja_jp/+%s

英語(アメリカ)の場合はus_en、最新版が英語なのであまり需要はなさそうですね
https://www.google.com/search?q=site%3Ahttps://docs.aws.amazon.com/us_en/+%s

おまけ

実は改善の 2 つ目に記載している言語指定の方法で、日本語ページを表示したくてアレコレしていたことがきっかけでした笑
最新版をサクサク読んでいける熟練者の方も、日本語じゃないととっつきにくいという方もこれで少しハッピーになれるんじゃないでしょうか。AWS を使っていく上で公式ドキュメントは避けて通れない(と言うかそのまま理解できるなら最短までありそうな)ものなので、少しでもハードルが下がって、皆さんの学習速度に寄与できれば幸いです。

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