非情報系大学生が就活でエンジニアとして行きたかった企業に入社し、社会人1年目を終えるまで
はじめに
最近よく友人から、就活どんな感じでしていたのかとか他分野からエンジニアになるってどんな感じなの?ということを聞かれることが多いので、記事にして参考にと渡せるものを作ろうと思ってこの記事を書きました。
軽く自己紹介をしておくと、
大学の頃は建築を専攻していて、大学では授業でPythonやFortranを少し書いたことがある程度ぐらいでした。
学外では、実際にプロダクトを作ってみたかったので、大学3年の頃からスタートアップでインターンをしながら実務で開発などもやっていました。
もともと建築専攻のまま院進する予定でしたが就職することになり、22年新卒で行きたかった企業にバックエンドエンジニアとして入社しました。
一言で言えば、院試落ちからの就活で、ギリギリ内定をもらうというような就活でした。
通常のケースだと参考にならないと思いますが、自分のようなケースだったり、どうやって非情報系だったのにエンジニアとしてインターンすることになったのかなど参考になればと思います!
大学3年にプログラミング始める
当時コロナが流行り始めた時で、突然何もない時間が訪れたので、暇な時にRuby(Railsをつかって)でwebサイトを作ってみたりしていました。
普段からPCをよく触っていたこともあり、よくみるサイトを真似して作ってみたり、エンジニアYoutuberの動画をみてたりして、身近なところから技術に触れていってたと思います。
よくProgateなどで文法がどうとかいきなり硬いところから入ろうとする人がいますが、自分にとって面白いと思うことから触れていったのが、今でも楽しく続けていられている理由だと思います。
一旦訳もわからず見たり動かしたりしていて、どうなってるんだろーと調べてみたりしてるうちに基本的な文法みたいなものは理解していました。
ベンチャー企業が集まるイベント運営
ある時、ご縁もありベンチャー企業が集まるトークイベントの運営をするボランティア的ものに参加する機会が訪れました。興味半分やることになったが、ここでエンジニアとしてのモチベーションが上がることとなります。
面白いアイデア+技術で日々生活を形作るサービスがこんなに世に出されていることを知って、趣味ではなく実際のサービスを作るエンジニアになりたいと強く思うようになります。
プログラミングはあくまでも手段で、ソフトウェアを通してどういうインパクトを与えられるのかが自分のモチベーションなんだなと感じ、今でもこの思いは変わっていません。
ベンチャー企業でインターン
それから少しして、とあるベンチャー企業でインターンをすることとなりました。
初めは、エンジニアチームとしてではなく、新規事業開発のメンバーとして加わることになりました。未経験エンジニアの1番の問題は、独学、個人開発の壁を抜けるハードルが高いことだと思います。
スキルのない未経験エンジニアがその壁を突破するための方法として、とりあえず何かしらのチームに入ってから、ちょっとずつエンジニアとしてのタスクをやらせてもらうことがいいと思います。
当時実務経験はなく趣味程度でコードを少し書いていたぐらいのレベルでしたが、ちょっとずつコードが書けるようになっていたと思います。(今考えれば、何もできていなかったけどw)
そんなこんなで、新規事業をリリースするする傍ら、バックエンドの仕事もちょっとずつできるようになっていました。
またスタートアップあるあるかもしれないが、ビジネスサイドも一部触れるようにサードパーティーのノーコードツールなどをけっこう使っているところがあると思うので、そういう簡単なところから触ってやってみるのも、きっかけとしてはアリだと思います。
その後、新規事業チームでの役割を終えた後、正式にエンジニアチームにjoinすることになりました。ここまでで、個人開発ではなかなか使うことがなかったGitやDockerなど、チーム開発で欠かせない部分の知識は割とつきました。
進路選択
正直、自分の専攻にすすむのか、ソフトウェアエンジニアの世界に進むのか結構悩んでいました。
大学4年間も勉強してきたのにここで別の道に進むって遠回りしてる気がして...
ただ、就活とは関係なくインターンなどでエンジニアとして就活できるレベルまでは実務経験なども積んでいたので、どちらの進路に進めることもできるという状態にあったのは幸運だったと思います。
そして、まさかの建築学科の院試に落ちるという非常事態が起きて、心残りなくソフトウェアエンジニアの世界に進もうと決心できましたw
また、これは自分の考え方ですが、ソフトウェアエンジニアという職業の良いところは、どんな業界にもソフトウェアは介在するので、どの業界にもスライド可能なところだと思います。
もしかしたら職種違いで建築業界に戻っているかもしれませんね。
就活
これまでの経緯から、大学4年の10月から就活を始めることになりました。
時間的な問題もあり、5社自分の興味のある企業をリストアップし、そこに集中することにしました。
ただ、インターンをしていた企業でも一応来ていいと言われていたので、本当にやりたいことができる企業だけを受けられるという状況ではあったと思います。
就活をしていて感じたエンジニアとして内定をもらうのに必要なことは、ある程度のスキルとオーナーシップでした。
スキルがあるかどうかという基準としては、ある程度自走できるかどうか。
ベストプラクティスなどは選択できなくても、動くものは作れるかどうかはドキュメントなどを読んで自分の範疇のことが多いです。多分メガベンチャーと言われる企業やエンジニア界隈で有名な会社では、技術面接などしていても、ここが最低限のスキル的な採用基準だと思いました。
そしてさらに重要なことは、オーナーシップを発揮できるかどうか。
よく言われていることですが、活躍していくようなエンジニアはオーナーシップがすごいです。
多分面接などでどういう活動をしていたのか聞くケースが多々ありますが、本質的にはオーナーシップを発揮して、どのような問題を解決したりしてきたかということなんだろうなと思います。
あと、準備という点では、自己分析は典型的な質問に事前に回答しておくことである程度の理解をし、面接時に形として見せれるポートフォリオも同時並行で作ったりしていました。
最終的には、年が明ける前の12月半ばに無事内定をもらい就活を終えました。
総括
やはり、一番分岐点だったのは、進路を決めたところだと思います。
今振り返ると、ソフトウェアエンジニアになりたいと思いつつ、その気持ちを遮るようにそのときの環境や周りの声などが自分の決心を遅らせていました。
自分のやりたいことをやりましょう。
最近、社会人1年目にどういうことをしたかという内容の記事を書いたのでそちらも見てもらえると嬉しいです!
最後まで見ていただきありがとうございました!!!
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