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気付きを促す質問をするトレーニングを受けてきた@ストロングポイント株式会社

2022/01/05に公開

気付きを促す質問をするトレーニングとは

人と話している時に、「その視点は無かった」や「こう考えることもできるな」など、 気づかせてくれることがあると思います。

このセミナーでは、そのような気付きを促すことができるようになるための方法を解説していただきました。

個人的にポイントだと思った点のみ、まとめようと思います。

セミナー開催者:ストロングポイント株式会社

本質的な部分を問う質問のコツ7点

部下とのコミュニケーションに悩んでいる人がいるという前提で考えていきます。

「本当に手に入れたいもの」を聴く質問

質問例

(部下とのコミュニケーションに悩んでいるという人に対して) コミュニケーションを取って、どうなりたいですか?

解説

本来は誰もが理想を持っています。 しかし、普段の生活では「~しなければならない」を中心に回っているため、心と時間はどんどん埋まっていきます。 一歩視点を外して、本当は何をしたいのかを聴く。

「仕事の大義」を聴く質問

質問例

あなたの仕事は、会社でどんな役割ですか?

解説

自分の仕事を単純にこなすだけでなく、そもそも「何のためにやっているのか」を気づかせるために聴く。

「言葉の定義」を聴く質問

質問例

コミュニケーションって具体的にはどんなことですか?

解説

普段何気なく使っている言葉に対して、人によって定義が異なるためハッキリさせてあげる。 単語が包括的なものであればあるほど効果が高い。 (お客様の満足や、ワークライフバランスなど)

「反対の概念」を聴く質問

質問例

コミュニケーションを取る時、絶対にやりたくないことはありますか?

解説

反対の概念を認識することで、本来考えるべきことの輪郭を鮮明にする。

「当たり前と思っていること」を疑う質問 そもそも質問

質問例

そもそもコミュニケーションって何のために必要なの?

解説

その意義について深く考える機会を持っていない場合、改めて質問することで「気づき」を促す。

「立場を変えてみる」質問 だったら質問

質問例

もしあなたが部下の立場だったらどうですか?

解説

自分中心、自分の立場から物事を見る機会がどうしても多いので、固定された考え方になりがち。 双方向の視点で物事を捉えられるようにサポートする質問。

「未来について」聴く質問

質問例

部下はどういう質問に興味があると思う?

解説

未来については、起きた事象ではないため想像する人が少ない。 相手のイメージを膨らませ、先のことを想像させるサポートをするような質問。

感想

気づきを促す相手は、同僚や後輩を想像していたのですが、 セミナーを受けていくうちに、これは取引先の相手に対しても 要件定義のフェーズで使えそうだなと思いました。

言葉の定義や目的を聴く系の質問であれば、 ハードルも低いためそのあたりから取り組んでみようと思います。

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