[Workato] Microsoft Teamsでダイレクトメッセージを送ってみる
要約(3行で)
WorkatoではTeamsのDMを送信することができる
- 手順1. 「Get user by User Principal Name」アクションより、ユーザのメールアドレスからuser IDを取得
- 手順2. 「Post message」アクションのMessage recipientフィールドにuser IDを指定する
Microsoft Teamsでダイレクトメッセージを送ってみた
先日Workbotからユーザへのダイレクトメッセージ(Teamsのbotの用語だとProactive messaging)がWorkatoでサポートされたとのことだったので試しにレシピを作ってみました。
どうやら、MicrosoftのPower Automateを除くと、TeamsでのDMをサポートをしているiPaaS製品は今のところWorkatoだけのようです。
Proactive messagingについて記載されている、Workatoのドキュメントページを参考にして記事を作成しました。
サンプルレシピの作成
サンプルとして、Zendeskで新規チケットが作成された時に、チケット担当者にTeamsでDMを送るレシピを作成します。
手順1
Teamsの「Get user by User Principal Name」アクションでは、ユーザのメールアドレスを入力するとそのユーザ情報が取得できます。
Principal nameには、通知したいユーザのメールアドレスを入力します。
今回はZendeskのチケットの担当者のメールアドレスのデータピルを入れます。
手順2
Teamsにメッセージをポストするアクションを追加します。
ここでは、「Message Recipient」(メッセージ受信者)の入力タイプを「Enter custom value」に切り替えます。
そのフィールドに「Get user by User Principal Name」アクションで得られる[ID]というデータピルを入力すれば、そのユーザにダイレクトメッセージが送信されます。
動作確認
問題なくダイレクトメッセージを送ることができました!
注意点
Custom OAuth profileを使ってカスタムWorkbotを使用している場合、Custom OAuth profileのApplication ID
を追加しないといけないようです。
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