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CLAUDE.mdに書くだけでClaude CodeからXに投稿できる魔法の仕組み

に公開

Claude CodeからXにポストができるようになりました!

以下のポストをきっかけに、Claude Code内から直接Xにポストを投稿できる仕組みを作ってみました!

https://x.com/gappy50/status/1938595679586451684

Claude Codeを使って開発をしていると、「この機能を実装できた!」「面白いコードを書けた!」といった成果をすぐにSNSでシェアしたくなりますよね。今回実装した機能により、エディタから離れることなく瞬時にXに投稿できるようになります。

使い方

Claude Codeで作業中に、以下のように話しかけるだけでXに投稿できます:

プレビューもしてくれる。

ポスト内容も過去のポスト傾向を踏まえて考えてくれます。

仕組みの秘密:CLAUDE.mdによる手順書

実は、この機能の実現方法はとてもシンプルです。

前提条件として、PythonでX APIを使ってポストするコマンドラインツールを事前に作成しています。 その上で、CLAUDE.mdに手順を詳しく書いておくことで、Claude Codeが自動的にその手順を読み取って実行しているのです。

CLAUDE.mdに書かれている投稿ルール

CLAUDE.mdには、投稿手順だけでなく、Grokで分析した個人のポスト傾向も詳しく記載されています。これにより、Claude Codeはユーザーの文体や好みに合わせたポスト内容を提案できます。

以下のような詳細な手順が記載されています:

## Claude Code投稿ルール

ユーザーが「〜をポストして」「〜をツイートして」「〜をXに投稿して」と依頼した場合、
Bashツールを使って以下のコマンドを実行する:

### ツイートの投稿
```bash
uv run python main.py "ユーザーが指定した投稿内容"
```

### 投稿前プレビュー機能
**重要**: ユーザーから投稿依頼があった場合、いきなり投稿せず必ず以下の手順を踏む:

1. **プレビュー表示**: 投稿予定のツイート内容を表示
2. **文字数チェック**: 140文字以内であることを確認・表示  
3. **ユーザー確認**: 「この内容で投稿しますか?(y/n)」と確認
4. **承認後実行**: ユーザーが承認した場合のみ実行

Claude Codeがこの手順書を活用する流れ

  1. ユーザーからの投稿リクエスト

    • 「〜をXに投稿して」という指示を受ける
  2. CLAUDE.mdを参照

    • Claude Codeが自動的にCLAUDE.mdの内容を読み取る
    • 投稿ルールに従った手順を確認
  3. プレビュー表示

    • 手順書に従い、まず投稿内容をプレビュー表示
    • 文字数チェックを実行
  4. ユーザー承認待ち

    • 「この内容で投稿しますか?」と確認を求める
  5. Bashツールでコマンド実行

    • 承認後、手順書に記載されたコマンドを実行
    • uv run python main.py "投稿内容"
  6. 結果報告

    • 投稿成功時は、ツイートのURLを表示

CLAUDE.mdの威力

この仕組みの素晴らしい点は、Claude Codeに「何をすべきか」を明確に教えていることです:

  • 手順が明確: どのコマンドを実行すべきかが具体的に記載
  • 安全性確保: プレビュー機能で誤投稿を防止
  • 柔軟性: 単一ツイートとスレッド投稿の両方に対応
  • 保守性: 手順を変更したい場合はCLAUDE.mdを編集するだけ
  • パーソナライズ: Grokで分析した個人のポスト傾向により、ユーザーらしい文体で投稿を提案

他の活用例も可能

この「CLAUDE.mdに手順書を書く」アプローチは、X投稿以外にも応用できます:

  • Slack投稿: Slack APIを使った投稿手順
  • GitHub操作: Issue作成やPR作成の自動化手順
  • デプロイ作業: 本番環境へのデプロイ手順
  • テスト実行: 各種テストコマンドの実行手順

まとめ

Claude CodeからX投稿機能は、特別な統合機能ではなく、CLAUDE.mdという手順書によって実現されています。

Claude Codeの「ドキュメントを読んで理解し、適切なツールを実行する」という能力を活用することで、複雑な外部連携も簡単に実現できるのです。

この手法を使えば、あなたのプロジェクトでも様々な自動化が可能になります。ぜひCLAUDE.mdを活用してみてください!

追伸

この記事自体も、Claude Codeを使って執筆しました。記事の構成から内容まで、すべてClaude Codeとの対話によって作成されています。Claude Codeの強力な文章作成能力を実感できる一例でもありますね!

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