CLAUDE.mdに書くだけでClaude CodeからXに投稿できる魔法の仕組み
Claude CodeからXにポストができるようになりました!
以下のポストをきっかけに、Claude Code内から直接Xにポストを投稿できる仕組みを作ってみました!
Claude Codeを使って開発をしていると、「この機能を実装できた!」「面白いコードを書けた!」といった成果をすぐにSNSでシェアしたくなりますよね。今回実装した機能により、エディタから離れることなく瞬時にXに投稿できるようになります。
使い方
Claude Codeで作業中に、以下のように話しかけるだけでXに投稿できます:
プレビューもしてくれる。
ポスト内容も過去のポスト傾向を踏まえて考えてくれます。
仕組みの秘密:CLAUDE.mdによる手順書
実は、この機能の実現方法はとてもシンプルです。
前提条件として、PythonでX APIを使ってポストするコマンドラインツールを事前に作成しています。 その上で、CLAUDE.mdに手順を詳しく書いておくことで、Claude Codeが自動的にその手順を読み取って実行しているのです。
CLAUDE.mdに書かれている投稿ルール
CLAUDE.md
には、投稿手順だけでなく、Grokで分析した個人のポスト傾向も詳しく記載されています。これにより、Claude Codeはユーザーの文体や好みに合わせたポスト内容を提案できます。
以下のような詳細な手順が記載されています:
## Claude Code投稿ルール
ユーザーが「〜をポストして」「〜をツイートして」「〜をXに投稿して」と依頼した場合、
Bashツールを使って以下のコマンドを実行する:
### ツイートの投稿
```bash
uv run python main.py "ユーザーが指定した投稿内容"
```
### 投稿前プレビュー機能
**重要**: ユーザーから投稿依頼があった場合、いきなり投稿せず必ず以下の手順を踏む:
1. **プレビュー表示**: 投稿予定のツイート内容を表示
2. **文字数チェック**: 140文字以内であることを確認・表示
3. **ユーザー確認**: 「この内容で投稿しますか?(y/n)」と確認
4. **承認後実行**: ユーザーが承認した場合のみ実行
Claude Codeがこの手順書を活用する流れ
-
ユーザーからの投稿リクエスト
- 「〜をXに投稿して」という指示を受ける
-
CLAUDE.mdを参照
- Claude Codeが自動的にCLAUDE.mdの内容を読み取る
- 投稿ルールに従った手順を確認
-
プレビュー表示
- 手順書に従い、まず投稿内容をプレビュー表示
- 文字数チェックを実行
-
ユーザー承認待ち
- 「この内容で投稿しますか?」と確認を求める
-
Bashツールでコマンド実行
- 承認後、手順書に記載されたコマンドを実行
uv run python main.py "投稿内容"
-
結果報告
- 投稿成功時は、ツイートのURLを表示
CLAUDE.mdの威力
この仕組みの素晴らしい点は、Claude Codeに「何をすべきか」を明確に教えていることです:
- ✅ 手順が明確: どのコマンドを実行すべきかが具体的に記載
- ✅ 安全性確保: プレビュー機能で誤投稿を防止
- ✅ 柔軟性: 単一ツイートとスレッド投稿の両方に対応
- ✅ 保守性: 手順を変更したい場合はCLAUDE.mdを編集するだけ
- ✅ パーソナライズ: Grokで分析した個人のポスト傾向により、ユーザーらしい文体で投稿を提案
他の活用例も可能
この「CLAUDE.mdに手順書を書く」アプローチは、X投稿以外にも応用できます:
- Slack投稿: Slack APIを使った投稿手順
- GitHub操作: Issue作成やPR作成の自動化手順
- デプロイ作業: 本番環境へのデプロイ手順
- テスト実行: 各種テストコマンドの実行手順
まとめ
Claude CodeからX投稿機能は、特別な統合機能ではなく、CLAUDE.mdという手順書によって実現されています。
Claude Codeの「ドキュメントを読んで理解し、適切なツールを実行する」という能力を活用することで、複雑な外部連携も簡単に実現できるのです。
この手法を使えば、あなたのプロジェクトでも様々な自動化が可能になります。ぜひCLAUDE.mdを活用してみてください!
追伸
この記事自体も、Claude Codeを使って執筆しました。記事の構成から内容まで、すべてClaude Codeとの対話によって作成されています。Claude Codeの強力な文章作成能力を実感できる一例でもありますね!
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