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【DB設計】ER図

2023/07/10に公開

データベース設計とは

データベース設計は、データを整理し、効率的に管理するための計画を立てるプロセス。

データベース設計の目的

ER図(Entity Relationship Diagram)とは

ER図(Entity Relationship Diagram)はデータベースの設計の図のようなもの。データベースにはたくさんの情報が格納されるため、それらの情報の関係性やつながりを図で表現する。

ER図の種類

ポピュラーな記載方法は次の2つ。

  • IE記法
  • IDEF1X記法

IE記法(Informtaion Engineering)

リレーションが鳥の足のような形をしていることから「鳥の足記法」とも呼ばれる。視覚的に把握するのに適していて、直感的に理解しやすい。

IDEF1X記法(Integrated Definition for Information Modeling)

リレーションを「●」などで表現。IE記法より細かい表現ができるが、直感的なわかりやすさは劣る。IE記法より一般的に使用される。

ER図の構成

  • ER図の4要素
要素 意味 説明
エンティティ 実体(登場人物や物、概念など) データベース内で扱う個別のデータの種類やカテゴリを表す。例:「ユーザー」や「商品」
アトリビュート 属性(エンティティの付加情報 エンティティが持つ特徴やデータ項目を表す。例:「ユーザー」エンティティの属性として「ユーザー名」や「メールアドレス」
リレーション エンティティ同士の関係性 エンティティ間のつながりや関係を表す。例:「注文」エンティティと「商品」エンティティの間には、「注文が商品を含む」というリレーションがある。
カーディナリティ エンティティ間の多重度 1つのエンティティが他のエンティティとどのような関係を持つかを表す。例:「注文」エンティティと「商品」エンティティの関係性において、1つの注文に複数の商品が関連付けられる場合、注文側のカーディナリティは「1」で、商品側のカーディナリティは「多」となる。

カーディナリティの具体例(IE記法)

書き方は以下の通り。

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