【神山.swift】 自分の"しらない"に出会う懐かしさ
はじめに
こんにちは、がんがんです。
2024 年 7 月に徳島は神山町で行われた 神山.swift という Swift・iOS の勉強会に参加してきました。
普段参加するコミュニティとは全く異なるコミュニティに参加し、非常に懐かしい気持ちになりました。
本記事では感想レポートをまとめつつその気持ちの源泉について分解してみたいと思います。
普段特定のコミュニティにのみ所属している方やこれからコミュニティに参加してみたいと思っている方に届けば嬉しいです。
普段所属しているコミュニティ
私は新卒の頃から Web アプリケーション業務に従事しています。
そのため、基本的には Web アプリケーションや DevOps に関連した技術をよく触っています。
直近では自分で Vue.js / Nuxt のコミュニティを運営しており、フロントエンド技術に触れる機会が自然と多い状況です。
モバイル技術は学生時代に業務委託で iOS アプリ( use Xamarin )を作ったり、Jetpack Compose、Flutter、MLKit を趣味で遊んだりした程度でした。
ずっと Windows ユーザーだったこともあり Swift および SwiftUI とは無縁の人生を送ってました。
SwiftUI も Jetpack Compose が登場した際に SwiftUI をチラッと調べたくらいです。
客観的にみるとよくイベントに参加したな、という感じです。
自分の"しらない"に出会う懐かしさ
本イベントはイベント前前泊組、イベント翌日観光組などをスケジュールを考えると全 4 日のスケジュールでした。私は観光案内タクシーをやっていたので前夜祭以外の 3 日間は参加しました。
イベント本会はもちろんのこと、それ以外の雑談でも皆さんが話している技術は全て iOS、Swift、SwiftUI に関わる話です。
Firebase や設計概念など私が会話に参加できる箇所もありますが、やはりコアな技術の話は聞いていても完全に理解することが出来ません。当然ですね。
この "分からない" という感情に対して、私は 懐かしさとそれに気づけたことに嬉しさ を覚えました。
一般的に、ある程度自分の方向性が定まったエンジニアは自分が普段やっている領域 + α の情報しか追わなくなるのではないかと考えています。
それは
- 所属コミュニティの居心地が良い
- その技術のより深いところにキャッチアップの時間を割いている
- 仕事で利用する技術の情報しか基本的にキャッチアップしない
など理由は人によって千差万別だと思います。
ただ、普段やっていない領域や言語に関する情報のインプット量は自然と減少します。時間は有限であるため取捨選択の観点から仕方のないことです。
今回このイベントに参加して 自分の知らない・分からないに出会うことの嬉しさ と 自身がまだまだ成長できるという事実に気づけた嬉しさ を両方感じることが出来ました。エンジニアの階段を登れば登るほど自身の成長曲線は鈍化し、成長を体感できることは減ると思います。
私が感じた懐かしさの源泉は
- 少年時代に知らない草や虫について調べていた
- エンジニア 1 年生の時に知らない技術をがむしゃらに調べていた
そんな懐かしさでした。
今後の私
せっかく良いコミュニティと出会えたので今後は以下のような動きをしてみようと思います。
- SwiftUI を触ってみる
- サーバーサイド Swift の領域を開拓してみる
自身が持っている知見と自分が持っていない新しい知見をうまく混ぜ合わせ、より新しい自分の中の知見が生成されることが理想です。
何年やっても何歳になっても、初めてのことは初心者です。これは変わりはありません。
自分の "しらない" ともっと出会っていきたいと思います。
LT 登壇資料
登壇資料はこちらです。もう少し詳細の調査をしたいと思ったので別途記事に出来たらと思ってます。
フロントエンドエンジニアの人は是非 SwiftUI ・ Jetpack compose を触ってみてください(とっても楽しいです)。
神山.swift の感想レポート
徳島や神山がどんなところだったのか、勉強会がどんな雰囲気だったのかについては県外から来られた皆様のレポートをご覧ください。非常に楽しいイベントだったことが分かるかと思います。
🚀 県外参加者のレポート
🚗 県内参加者のレポート
⛺️ 運営のレポート
運営レポート
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