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フリーランス・個人事業主・1人親方(法人)の違いと経理(税金)について調べた
記事を書いた経緯
平日の昼から優雅にカフェでPC開いて仕事して生きてぇ...
時間と場所にとらわれないフリーのプログラマーになりてぇ...
プログラミング系の業種においては、このようなことを考えたり目標にしたりしている人はある程度いるのではないだろうか。色々調べたのだが、馴染みの無い専門用語が多く思ったより小難しく書かれている(多分プログラマーの話も周りから見たらそう)ので見返す用としてまとめることにした。なるべく噛み砕いた説明をする。
フリーランスと個人事業主と1人親方(法人)の違い
フリーランス
- 単発の仕事ごとに契約を結んで業務を行い報酬をもらう
- 自分で確定申告をする必要があるだけでそれ以外は普通に会社で働いている人とあまり変わらない
- 働き方の呼称なので「フリーランスであり個人事業主でもある」ようなこともある
- 社会的信頼は3つの中では最も低い
個人事業主
- 継続・反復的に事業を行っている個人で、事業開始日から一ヶ月以内に開業届を税務署に提出した者を指す税務上の呼称
- 「店員を雇用してカフェを営む」などの事業も、法人化(後述)していなければ雇い主は個人事業主となる
- 確定申告の際に青色申告を選択できる
- 社会的信頼がつく
- 銀行で融資してもらう際やオフィスを借りる際などに開業届の控えを求められることがあるらしい
- 屋号(事業で使う名前)で銀行口座を開設できる
1人親方(法人)
これが一番ややこしい(理解しづらい)
- 法務局というところへ登記申請(株式会社を設立する場合はなんやかんやで最低22万ほどかかる)することで設立された会社の社長を指す
- あくまで利益は会社のものなので、それを報酬、給料という形で社長(自分)に渡す形となる
- 社会的信用が3つの中で一番高い
- 節税できる(有名YouTuberとかも法人化して節税したりする)
- 確定申告の書類を法人として出す必要があり、これが税理士でないと作成できないほど難しいらしい
- あくまで給与という形でしか収入を得れないため、生み出した利益を好き放題に使うということはできなくなる(大きく利益が出た月だけ給料を上げるようなこともできないらしい)
なぜ法人化が節税になるのか
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所得の分散
- 日本では累進課税(所得が増えると税率も増える)が適用されているので、例えば1億円をAさん1人で稼いだのと5000万円稼いだ人が2人いるのでは、2人の所得税の合計はAさんの所得税より少ない
- これを利用して、会社の所得と社長(自分)の所得として分散させて節税ができる(そもそも会社のにかかる税金は法人税であり、分散云々の前に、個人で約800万円の所得を超えたら法人化すると徴収される税金が少なくなる)
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赤字を10年繰り越せる(個人事業主の時の上位互換)
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給料をもらう形態になるので、給与控除が適用される
- 学生が給与収入130万まで課税されないというものの中の55万円分はこの給与控除のおかげ(残りは勤労学生控除と基礎控除のおかげ)
- フリーランスなどの確定申告が年48万円の所得から所得税が発生となっているのは基礎控除(48万)しか適用されないから
まとめ
法人化に関してはフリーランス、個人事業主と比べても大きく形態・規模が異なっていた。駆け出しプログラマーの自分からすれば当分の間は関係のない話であった。
フリーランスと個人事業主に関して言えば、
- 自分のやりたい事業の方向性がはっきりと決まっていて継続できるのであれば個人事業主
- ジャンルの異なるいろいろな仕事をやったり、時間に余裕がある時期だけ仕事をとってきて行うような場合(学生など?)はフリーランス
が良いのではないかと感じた。
主に参考にしたサイト
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