Qiita記事を元にしたITトレンドワードが一目でわかるサイト「TechWordSpikes」を作った話🧗
はじめに
「TechWordSpikes - 急上昇ITワードランキング」 デプロイしました!🎊
毎日Qiitaから単語を集計して、単語の出現数の伸び率でランキングを掲載しています👀
単語の伸び率を見ることで、「React」「Python」のような定番人気ワードではなく、例えば最近であれば「Gemini CLI」のような、今一気に注目を浴びているワードを知ることができます!
こだわりポイント
「技術記事」という信憑性🤝
そもそもこのサイトを作った大きな理由の一つとして、
「どんどん新しいAIツールが出てきていて、名前だけ知っているものが多いが、どれが特に注目を浴びているのかわからない(キャッチアップや実践してみるべき順番がわからない)」
ということがありました。
いわゆる「AI驚き屋」と言われる方達がXでとても感度よく最新AIの情報を流してくれて、新しいものについて知る第一歩としては正直かなりありがたいのですが、全部に対して革命やらエンジニア終了やら誇張されすぎているので実際にどれが現場のエンジニアウケがあるのかがわからない状態でした。
そういった意味で、Qiitaの記事での単語の出現数を見るというのは、現場のエンジニアからの評価の良さに相関があると考えました(少なくとも、Qiitaにはインプ稼ぎなどの概念がXよりはないと思っているので、わざわざ良いと思わないAIツールや新技術についてまで全てを記事にする人が少ないと思っています)。
単語の「伸び率」を見ることで、定番ワードを除外⚙️
Qiitaのトレンドを見ると、「React」「Python」などのタグがいつ見ても常にTOP10に君臨しています。単語の絶対的な出現数をランキングにすると、どうしてもそもそものユーザー数が多いものが常にランキング上位を占めるという現象が起こります。
もちろんそれをよしとしてランキングを作ることもできますが、今回の私の目的は、
「新しい技術やツール、出来事に対する現場のエンジニアの反応が見たい」
「最近のプロダクトやイベントで特に重要なものをしっかり拾ってキャッチアップしたい」
ということでした。
そこで、出現単語数の「伸び率」を見ることにしました。
例えば「2週間」というカテゴリだと、
「Gemini」が伸び率「33」で1位になっています。これは、
「そのワードは、直近2週間の方が、それよりさらに前の2週間に比べて33件多く出現している」
ということを示しています。伸び率の数字の左の数字「54」が直近2週間でのその単語の出現数なので、
6/22~7/5までの2週間では54回「Gemini」が出現し、
6/8~6/21までの2週間では21回「Gemini」が出現した
ということになります。実に2倍以上出現回数が増えています。
折れ線グラフで出現数の変化(日付期間変更可)を見たり、そのままQiitaで「Gemini」の検索結果を見に行くことができます。
大きな理由はもちろんGemini CLIの登場でしょう。人気記事がピックアップされているので、そのまま記事を見に行くこともできます。
このように、今何がアツいのかに感度よく反応するために、「伸び率」という指標を採用しました。
ぜひ「TechWordSpikes」触ってみてください☺️
お読みいただきありがとうございました🙇🏻♂️
少しでも気になった方がいれば、ぜひTechWordSpikes、触っていただけると嬉しいです🥳
また、普段はがむログで記事を投稿しようと頑張っている(ブログそのものの改修で格闘してた)ので、興味があればぜひ見てみて下さい🙌TechWordSpikesの技術的な話も投稿する予定です✍️
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