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QAと開発者との関係

2021/09/21に公開

QAと開発者との関係

QAと開発者との関係性について記述していきます。
QAチームにアサインされたため備忘録的に記述を実施していきます。

アサインされるまえのQAチームの仕事としては、

  1. Staging環境でのテスト
  2. バグが生じた際に、開発者に共有とテストを実施

上記が実施されていますが、QAチーム、開発チームともに運用していく上でのチームへのメリットが低いと考えており、一度、開発チームとの関係を見直そうと思いました。

従来通りのQAと開発者との関係についてと問題

記載された4つのQAの仕事を実施する上での問題点が生じていた。問題点は、

現行のQAを実施する上での課題と問題

  1. 報告されたバグに近い事象が発生することが多くQAも開発も疲弊していた
  2. デグレの発生箇所が多数あり、QAチームが疲弊していた

1つ目に記載した「報告されたバグに近い事象が発生することが多くQAも開発も疲弊していた」問題について記載していきます。
内容としては、QAチームからバグ報告をあげた事象と他の場所ではあるが、類似した事象が発生しており、近い事象を開発チームに報告してバグの改善をおこなっていた。
正直この現象により、QAチームも開発チームもどちらも疲弊していた。

次に、「デグレの発生箇所が多数あり、QAチームが疲弊していた」問題についても記載していきます。単純にバグの修正をもらった際に、関係する機能のテストケースをrecheckした際に違うバグが発見され、QAチームが開発チームに対して疑心暗鬼になっており、健全な関係性が生まれていなかった。

上記に加えて現行のQAチームの運用状況だと、QAチームのみで対応するのは難しく。また、機能が増えた際にQAのヒューマンリソースでのみ解決策が提示できないことが難しくなるため、<b>現行のQAを実施する上での課題と問題</b>を解決するために、<b>課題解決するための対応</b>を対策として実施していきます。
対策の争点としては、開発とQAチームでの相互認識の確立と、確立したものへの各チームへのフィードバック。確立したものを定期的な見直しを実施する。ことで、解決をこころみた。

課題解決するための対応

  1. QAチームでのプロジェクト受け入れ基準書の作成
  2. 定期的に開発チームとQAチームの受け入れ基準、テスト項目、コード規約についてのフィードバック会を実施

記載した課題解決するための対応について記載していきます。

課題解決するための対応

記載した2つ、「1.QAチームでのプロジェクト受け入れ基準書の作成」、「2. 定期的に開発チームとQAチームの受け入れ基準、テスト項目、コード規約についてのフィードバック会を実施」について記載していきます。

1. QAチームでのプロジェクト受け入れ基準書の作成

受け入れ基準書については機能毎の受け入基準書ではなく、プロジェクトを運営する上でチェックを実施して欲しい項目を追加します。

例えば、

  • Error Messageについては、ユーザーが次のアクションを起こせるか?
  • 何か問題が起きた際に、管理画面から修正が可能か?
  • ApiのレスポンスがX秒いないか?
  • ClientのRendering ProcessはTTIまでX秒いないか?
  • Api Valiationは、自社サービス以外から許可しても問題ないか?
  • Validationテストケースは、nil, undefined, iregure typeまで網羅しているか?
  • Test Converageは90%を超えているか?

あくまで、機能の設計・開発する上で参考にできるプロジェクトの指標を記載します

最初の作成の際に注意しなければいけないこととしては、抜け漏れなく、極力多くの内容を記載することを目的としています。あくまで、開発と認識合わせしていく上での話あいの土台としたいためもりもり記載していくことが大事になります。

2. 定期的に開発チームとQAチームの受け入れ基準、テスト項目、コード規約についてのフィードバック会を実施

「1. QAチームでのプロジェクト受け入れ基準書の作成」で作成した、基準書を持って開発チームと定期的な打ち合わせを実施していきます。
あくまで目的は、
開発チームは、「サービスへ提供するコードレベルを開発側が作成時に把握する」
QAチームは、「QAチームのサービス提供ラインを事前に開発チームに共有する」
二つのチーム内の目的としては、「サービス提供ラインの相互認識をとり、サービス提供ラインへのダブルチェックを実施する(開発とQAともに)」

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