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iOSDC Japan 2025 弊社ブースでのアンケート&クイズ結果

に公開

はじめに

iOSDC Japan 2025のブース展示で実施した、アンケートとクイズの結果を集計しました。
受託開発に関する経験や意見について、来場者の皆様から貴重なご回答をいただきました。

なお、DroidKaigiで実施したアンケートの結果についてはこちらをご覧ください。

アンケートの結果

1. 受託開発の経験はありますか

受託経験 割合[%]
あり 51.6
なし 48.4

回答者のほぼ半数が受託開発の経験を持っていることがわかりました。

2. 受託開発で心配なことはなんですか(複数回答可)

項目 回答者数[人]
納期が厳しい 48
コミュニケーション 41
動けばいいや感のあるコード 28
客先常駐をやりたくない 24
使ってる技術が古そう… 22
特に心配はない 9
その他 3

納期とコミュニケーションに対する懸念が特に多く、コード品質や働き方への不安も見られました。

3. 受託開発での技術的成長の機会についてどう思いますか

項目 回答者数[人]
非常に少ない 5
やや少ない 14
普通 48
やや多い 14
非常に多い 10

約半数が「普通」と回答し、ポジティブとネガティブな意見がほぼ同数という結果になりました。

4. 受託開発に対する率直な意見

自由記述で寄せられた意見を、ポジティブ・ネガティブな観点から整理しました。

4.1. ポジティブな意見

多様な経験の機会

  • 様々なビジネスや様々な顧客の要件に対応した開発を経験できる
  • 様々なコードベースに触れられる機会がある

モチベーション

  • 様々なアプリを開発できて楽しそうという期待
  • お客様に喜んでもらえる仕事だと感じるやりがい

変化への適応

  • 様々なプロダクトに関われそうだなというのは飽き性の人にとって少し面白いかもしれないといった、多様性を歓迎する意見がある

4.2. ネガティブな意見

納期と工数のプレッシャー

  • 納期などの戦いがやばそう、工数との戦いがある
  • 納期が遅れることが怖いという懸念
  • 基本的にはクライアントアプリかQAが大体の負荷を吸収せざるを得ない印象があり、大変になる印象がある

主体性の欠如

  • プロダクトに愛着を持たなそう、意思を持ってプロダクトを育てられない
  • 仕様に口を出せないと辛そう など、自由がない、または自由が少ないという感覚

技術的制約

  • より良い体験を目指した開発がしづらそう
  • 技術的に制約がありそうで、使用技術が案件状況で変わってくる

コミュニケーションの難しさ

  • 顧客と良い関係性を作れないと辛い
  • お客様に合わせた提案が難しいんだろうなと感じる
  • 受託だとお客様とのコミュニケーションと技術のキャッチアップの両立が難しそう

成長の不確実性

  • 案件によって、得られるスキルと成長速度が変わる不満があり、「ガチャ感」がある
  • エンドユーザーとの距離が遠く、そこに対するモチベーションが小さくなりそう

まとめ

今回のアンケート結果から、受託開発には様々なビジネスやコードベースに触れられる多様な経験を得られるメリットがある一方で、納期や工数のプレッシャー、プロダクトへの主体性を持ちにくいといった課題も認識されていることがわかりました。

特に「良くも悪くも案件次第」「クライアント次第」といった意見が多く見られ、受託開発の評価が環境に大きく左右されることが示されています。

弊社では企画フェーズから介入することで、より良いサービスにするため設計の妥当性を検討し、提案できる環境を実現しています。また、主体性を重視し、裁量の大きい環境で判断・行動できる文化のもと、新規案件でのFlutter導入など技術的な挑戦も後押ししています。こうした取り組みを通じて、10年以上にわたり様々な業種の大手クライアント様と長期開発を継続し、対等なパートナーとして関係性を築いています。

アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

クイズの結果

最後に、ブースで実施したクイズの結果をご紹介します。
参加者の皆様の理解度や関心がわかる結果となりました。

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