LLMと一緒に歩く 僕の日常
この記事は株式会社ガラパゴス(有志)アドベントカレンダーの10日目の記事です。
皆さん、LLM使っていますか〜
僕はバリバリ使ってます(無いと仕事にならないです)
今回は、そんな僕がどんな感じで日常の仕事をしているのか(LLMさんに頼りまくっている怠惰な私)の日常を書いてみました。
DALL-E3で作りました
何やっている人?
日常を書くので、どんな人かさらっと書きます。
EM兼AI系のPdMとして活動しています。※PdMは初心者なので、いろんな人にアドバイスをもらいながらやっています
コードも書いています。クラウドは、AWSを主に触っています。(最近、Azureが気になり出している)
よく使っているLLM/ツール
- ChatGPT
- Bard
- Claude
- Github Copilot
- Cursor / Tldraw
- CodeRabbit ※導入されているが、まだそこまで関われていない
- 社内LLM環境(ChatGPTベースの環境)
- ChatHub
このLLMメンツで、仕事を回しています。
社内では、OpenAIの最新モデルを含む素晴らしいGPT環境が整備されており、普段はAzureAIでその可用性を支えています。さらに、AmazonのClaude(Bedrock)も活用できるようになっています。これらの技術が絶えず進化する中、私たちの仕事も日々アップデートされていて、本当に素晴らしいです!
ただ、社内のLLM環境を頻繁に使うとコストがかさむため、外部のサービスも上手く組み合わせています。セキュリティが特に重要な場合は、社内のGPT環境に頼っています。
LLMだけでなく、仕事の効率化のためにはChromeの拡張機能も活用しています。特にChatHubは非常に便利で、良きパートナーです。
*ChatHubってなに
ChatHubとは、たくさんの異なるLLMを同時に動かすことができるサービスです。それぞれのLLMは、異なる種類の質問に答えたり、異なるタイプの情報を提供したりすることができます。これは、まるでたくさんの賢いロボットが一緒に協力して、さまざまな問題を解決するようなものです。(by ChatGPT)
複数に動かすことにより、アウトプットの比較が簡単にできるので、ハレーション対策などに使えます。(1人のAIさんだけが違うことを言っている。お前はクロだなということがわかります)
実際にどんな感じで使っているのか
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文章変換(誤字チェック、いい感じの文章変換)
これがめっちゃ多いですね。上司への報告資料を作るときに、ざっと言いたいことを書いて、LLMさんに変換してもらっています。(今回は、少しファンキーすぎる結果になってますが、面白かったので使ってます)
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サイトの情報要約/抽出
サイト情報から色々な情報を調べるのがしんどいので、URLの要約、情報抽出をしています
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最新情報の取得
最近は、3大クラウドさんのAIサービス動向を調べたりしました。ChatGPTのブラウンジング機能を使いたかったので、ChatGPTを使っています。
※プレミアムを購入すれば、ChatHub上でもできます
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企画の壁打ち / ペルソナ等の深掘り
未経験な分野のPdMを実施していたので、ペルソナが具体的にどう作業しているのか知りたかったので、LLMさんにペルソナのストーリーを書いてもらいました。
あとは、よくあるエンジニアの使い方で利用しています。
- エラー発生時の相談役
- 初期コード書かせる(特に、デザイン系)
- ペアプロの相手(こんな感じのコード書いたけど、どう?それパフォーマンス悪くない?とか言い合ってます)
- コードレビュー相手
- Cloudサービスに関する情報収集
- 未経験の技術のアドバイス/作業手順を教えてもらう(Zapierでめっちゃお世話になりました)
エンジニアのスペシャリスト制度を作るためのブレスト案を作ってもらったり、KGIからのKPI候補を出してもらったりと、戦略/企画~情報収集~人事~エンジニアの仕事とほぼ全てで活躍してもらってます。
最後に
LLMさんと一緒に仕事をしているんですが、驚くほど早く新しい分野に慣れることができました。
LLMさん、本当にありがとう!
新しいLLMさんたちがどんどん登場しているし、これらを上手に活用するためのツールもどんどん増えてきますね。生産性を上げるには、これらのツールをきちんと追いかけていく必要があるかもしれません。
皆さんも、自分に合ったツールを見つける旅に出てみてはどうでしょう?きっと、新しい発見があるはずですよ!
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