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【2025年5月】エジプト行ってきた【ピラミッドパワー】【オマーンも】

に公開

はじめに

  • GWに家族でエジプトに旅行にいきました。そのログです。
  • アフリカ大陸や砂漠に初めて行けました。
  • ピラミッドとかサハラ砂漠とか博物館とかオアシスとか行きます。
項目 詳細 参考
目的 ピラミッド観光とかオアシスとか地中海とか カイロ、ギザ、シワ、アレクサンドリアなどを巡りました。オマーンも1.5日くらい観光しました。
日程 4/26~5/6 の13日間 GWと有給活用しました。
宿泊数 6泊13日 夜行バス1泊、機内5泊です。一生分飛行機乗りました。
航空券 往復10万 めっちゃ安くない!?アフリカまで行ってるんやで!?
関空発着です。
関空-中国-バンコク-オマーン-カイロです。
めっちゃ機内泊しました。LCCではないので機内はそれほどしんどくはないです。
関空からカタール航空でドーハまで行ってそこから乗り換えるのもあり。


今回の観光ルートはこんな感じで、
カイロ(ギザ)→シワ→メルサマトルー→アレクサンドリア→カイロ
って感じです。

アスワンも興味深いですが、カイロから900kmくらいありまして、バスで14時間かかります。
カイロからアスワンへの飛行機も飛んでいます。また来るならアスワン行きたいですね。



また、カイロ周辺でいうとこんな感じ。

  • めっちゃ抜粋しています。カイロは1000万人クラスの大都市です。何日でも遊べそうです。
  • ギザの大ピラミッドやスフィンクスへのアクセスはめっちゃいいです。すぐいけます。
  • 他にもナイル川クルーズとか。ギザからちょっと南に行ってもピラミッドめちゃめちゃあります。


エジプト基本情報

項目 詳細 参考
位置 アフリカ大陸の北東部、地中海と紅海に面する スエズ運河でアジアとアフリカをつなぐ要所
首都 カイロ アフリカ最大級の都市で、人口も最多
面積 約100.1万平方キロメートル 日本(約37.8万平方キロメートル)の約2.6倍
人口 約1億1,450万人(2023年) アラブ諸国で最大の人口規模
公用語 アラビア語 英語はカタコトなら通じる。
宗教 イスラム教(約90%)、キリスト教(コプト正教など約10%) モスクや教会が多く見られます。都市部の女性はヒジャブを着ていない方もいます。
気候 乾燥帯気候(夏は非常に暑く、冬は温暖) カイロは5月で30℃超えの日も多いです。が、直射日光が当たらないときは意外と涼しくて薄手のパーカーはよく着ました。
1人当たりGDP 約4,000ドル アフリカ平均よりやや高め。フィリピンと同じくらい。エジプトは観光地ですし、石油資源もちょいありますし、スエズ運河通行料とかもでかそうです。民間企業の最低賃金は月2万円ほど。 日本はの1人当たりGDPは3.8万ドルくらい。高齢者比率が高いので1人当たりにすると少し不利かも。
通貨 エジプト・ポンド(EGP) 1エジプト・ポンド=約3円。為替は激しく乱高下します。


また、観光に関係する情報です。

項目 詳細 参考
ビザ 必要 観光ビザは到着時に空港で取得可能(25米ドル/30日)。
これができないという情報もあるので行くときは最新の情報を調べてください。
オンライン(e-Visa)申請も可能。
米ドルを準備しておきましょう。
治安 観光地は比較的良好。特にヒヤリハットはなかった。 観光地は警備が多く安心感あり。
ただしスリやぼったくりには注意。
物価 安いです。日本の半額くらい?
チップ文化 あんまりないかも ガイドとかドライバーには少額のチップが一般的。
サービス料込みの場合も多い。
キャッシュレス決済 あまり普及していない 大きいホテルやレストランはカード利用可。
基本は現金推奨。
ATMは都市部に多数あり。
移動手段 配車アプリ UberやCareemやinDriveが主要都市で利用可能です。
inDriveが一番いいかも。
タクシーや三輪タクシーも多いですし客引きすげーしつこいんですが、ぼったくられそうなので配車アプリしか使いませんでした。
クレカ 博物館やピラミッドへはカード決済のみ利用可能だったりします。
VISAタッチ対応のクレカあったほうがよいです。
お薬 お腹壊しがちなので胃腸薬とロキソニンあるといいです。 あと生野菜が危なかったりするので、あまり食べなかったです。
マルチビタミンとかもあるといいかも
予防接種 A型肝炎とB型肝炎のワクチンは打ったほうがいいようです。
あと狂犬病もかかればほぼ死ぬので一応打ったほうがいいかもです。
ちなみに野良犬めっちゃいますよ。
ちなみに家族全員何も打たないノーガード戦法で行きました。
わりかしみんなノーガードだと思いますが、死にたくない人は打ったほうがいいと思います。ワクチン数回に分けて打つ必要あります。
マスク 砂塵と大気汚染がありますのであると無難です。 現地の方はつけていませんが。


エジプトご飯事情

エジプトは、この丸くて平たいパンが主食です。味は素朴でほんわり小麦の香りと甘みがあります。給食のコッペパンが想起されます。レストランとかだと、注文していないのにとりあえずこれが出てきたりします。


アエーシっていいます。



半分に切れば袋状になるので、おかずとか詰めてランチパックみたいにする料理も一般的です。



焼き立てはより香ばしくて美味しいです。


補足

  • 結構肉料理も多いです。
  • 欧米系ぽい店も多いです。
  • 英語メニューも置いていないところが多いので、写真撮って翻訳するとよいです。
  • あと全体的にボリュームがあっていいですね。
  • 好みだったのはラム肉とか牛肉のBBQです。肉は安定して美味しい。
  • 果物はめちゃめちゃ安いのでよく食べました。
  • 食中毒に気をつけてください。火が通っていないものはあまり食べないようにしてました。



アラビア語のメニュー。流石に推測もできないレベルでわからないからAI使う。

エジプトお酒事情

  • エジプトは冒頭に記載の通り、イスラム教です。
  • イスラム教徒はお酒を飲みません。悪魔の行いらしいです。スーパーにも売っていません。
  • ただ、エジプトではビールを作っていて、外国人観光客や非イスラム向けに販売しています。
  • Drinkiesってところがお酒が買えるチェーン店です。
  • 部屋で飲んだりや外国人向けのバーとかで飲むようにしましょう。
  • ビールの値段は日本と同じくらいだった気がします。
  • エジプトは割とイスラム教にしては寛容なほうかもです。カジノもありますし。


STELLAというエジプトのビールです。かなり軽めで飲みやすいです。

エジプトの暖かくて乾燥した気候って、ビールがめちゃめちゃうまくなります。あとコーラゼロも日本で飲むより美味しい気がします。最高。


エジプト1日目-カイロ到着。

  • カイロ国際空港に到着したのは17時くらいでした。
  • 日が落ちるのがだいたい20時くらいだったなのでかなり遊べます。
  • あ、飛行機から普通にピラミッド見れました。


  • まず入国前にビザの申請をします。
  • カウンターに並んで25ドルを払うだけでした。
  • お金を払うとビザがもらえます。これで最長30日間滞在できます。


  • そのあと両替してEGPにします。
  • 最高額紙幣が200EGPらしいですが、実際はあまり使われてないのか、100EGP(300円くらい)でもらいました。えらい札束になりました。
  • キャッシングする際はATMにカードが吸い込まれるエラーを見かけましたので、先に他の人がATMを使ってるやつが良いと思います。人柱は大事ですね。


  • SIMカードも空港で買いました。
  • 20GBと無料音声通話60分とかで1500円とかですかね。
  • 市内なら安いかもですが。
  • 町中では普通に4G繋がります。
  • 毎度ですが、データ通信専用SIMだと配車アプリに登録できなくて困りますので電話番号もらえるやつを使ってください。
  • 最近だとahamoとか海外ローミング無料のやつあるので、乗り換えようかな(povoは有料)


空港から出るとタクシーのキャッチからめちゃめちゃ声をかけられますが、トラブったら面倒なので無視します。ぼったくりもしんどいですし、強盗と結託しているケースもあるので。アプリで配車をお願いしました。タクシーしか空港のターミナルまで入れないっぽいので、少し歩いて空港のパーキングエリアで待ち合わせしてホテルに向かいます。


途中カイロタワーに寄りました。



ホテルっていうかAirbnbで借りた普通のマンションです。



このエレベータ乗るの怖いのですが、エジプトでは一般的ぽいです。

  • エレベータはお手製感があります。ドアがなくて、上昇しながら階の間の外壁を眺めることができます。
  • ちなみにこのエレベータだけなぜか移動中は電気が閉じる仕様でして、暗闇のなかのぼっていく恐怖があります。
  • 序盤で死ぬかと思いました。せめてピラミッドは見てから死にたいところなのに。

ちなみに部屋は2LDKくらいで日本に比べてやけに広い作りになってました。快適。

エジプト2日目-カイロ。考古学博物館。ギザへ。



  • ちなみにカイロの町並みはこんな感じです。
  • カイロは広いのですが、ほぼほぼ砂漠で人が住んでいるのナイル川周辺に集中しています。
  • 人口密度が高いので、高い建物も多いですね。


朝ご飯

朝はケバブ食べました。ケバブは日本より味付けが濃いです。美味しい。エビのケバブみたいなやつが一番美味しかったです。
あとトルココーヒー。個人でやってるコンビニみたいなところで作ってくれます。海外では個人でやってそうな小売店をよく見かけますね。というかエジプトではコンビニチェーンはほぼ見かけませんでした。トルココーヒーは粉が入っているので上からすするように飲みます。沈殿した粉は飲みません。濃いめでエスプレッソに近いです。


チキンのケバブ初めて見ました。


エジプト考古学博物館

エジプト考古学博物館に来ました。
1900年に建てられたもので、20万点以上の古代エジプトの遺物があります。
収蔵品の一部は大エジプト博物館(後日行きます)に順次移管されるようです。


  • 入場料は550EGP。クレカのみ。
  • 人が多いです。欧米系の方がめっちゃ多いです。
  • ヨーロッパの方はすぐ来れそうなのでいいですね〜。
  • ガイドが必要ならガイドをつけれます。


中はかなり広いです!部屋がめっちゃある!展示品が至る所にあります。



遊戯王やってたからヒエログリフ読めると思っていましたが〜全然読めませんでした〜(コウメ太夫調)



あまり詳しくないのですが、古代エジプトのイメージまんまっていう展示品が多くてテンション上がりました!エジプトの剛腕ストレートを見せつけられた気がします。



ツタンカーメン王の黄金の台座です。す〜ごい豪華。


  • 普通に歩き疲れてバテました。
  • 見て回ると2,3時間はかかりそうです。
  • 少し椅子に座って休憩しました。
  • 休憩中はスマホで洗濯機を探していました。
  • そろそろ買い替えようと思っていたので。
  • 博物館で現実を見るな。展示を見ろ。


エジプト考古学博物館、よかったです。写真禁止エリアではツタンカーメンの黄金のマスクとか見れます。あと、普通にミイラも展示されていました。
このままの勢いで奈良とかの古墳も巡ろうかな。お墓をたくさん見たので墓モチベが上がったかも。


ランチ

近くのおしゃれなカフェでご飯食べました。
普通の洋食、美味しいです!ありがとう!

ギザへ

カイロからタクシーで30分ほど移動して、ギザのホテルに向かいます。


タクシーに乗車する際、「配車アプリの決済でエラーがあるんすけど〜」って言われまして、確かに海外だとクレカの決済エラーが頻発するんですよね。持っているカードがなんか厳しいぽくて。このときは仕方ないので現金で支払いました。。


タクシーに降りてから確認すると、クレカでちゃんと引き落とせてるやないか!!こいつほんま!!!腹立つ〜
まあ数百円なのでいいんですけど、舐めたぼったくり方をされてしまった自分が許せない。

みなさんもお気をつけください。


というわけでAirbnbの部屋に到着しました。

今回も怖いエレベータに乗って部屋に到着しました。ここはオーナーさんが常駐してて電話でやり取りして場所を教えてもらいました。



ピラミッドビュー!ギザの3大ピラミッドが一望できます。


ピラミッド見ながら湯船に浸かってくれと言わんばかりのバスタブ!入りませんでした。


エジプト3日目-ギザでピラミッド。ラクダ。


  • 朝はのんびり出発しました。
  • 実はお腹壊してました。
  • 家族も咳がひどく出ています。
  • 対策したつもりですが、長い空旅のあとに全く異なる環境にきたから少し体調悪いのは仕方ないね。
  • 11時くらいに落ち着いたので出発。
  • ピラミッドいくぞいくぞ

まずは飯を食いました。

食堂みたいにおかずが並んでる定食屋です。現物を見れるし、欲しいものを指させばいいので気持ちが楽です。


ギザの3大ピラミッド


ギザの3大ピラミッド、めっちゃ都会にあります。都会と砂漠の境目っていうのかな?


ここで入場するためのチケットを買います。700EGP、カード決済のみでした。

  • ここに向かう道中、おっちゃんにすげーしつこく声をかけられました。
  • どうせぼったくりなので相手にしませんでしたが、、
  • なおチケットセンターまで案内してやるとか言って案内してもらいました。


  • おっちゃんはこちらが日本人とわかると「Oh!ヤマモトヤマ」って言ってきました。
  • これ、エジプトあるあるらしいです。
  • ネットでヤマモトヤマと声かけられるという話はあったので、「きたー!」て感じです。
  • ちなみにヤマモトヤマってなんですか?ググったらお茶の名店とか元力士の山本山とか出てくるんですが、、



  • まあとりあえずおっちゃんに頼んでもいない案内をされながら入場しました。


ちなみに後ろを向くと、KFCやピザハットが見えます。


  • おっちゃんは観光客が歩いているピラミッドの方角とは別の方向に歩き出しました。

  • いや、どこいくねん。ラクダに乗るんだろ?みたいな感じだったと思います。このおっちゃんの英語は訛ってて単語レベルしか取れませんでした。

  • このおっちゃんはラクダのキャッチでした。

  • まあ、せっかく来たし乗るか!歩くのしんどいし!

  • (ちなみに無料のシャトルバスが走ってるので歩くのしんどくないです。)

  • ラクダや馬が集まっている場所まで案内してもらい、ラクダに乗せられました。


ラクダがしゃがんでくれます。これ、またがれんの??いける??


  • 動きは大人しいのですが、高さがあるので結構怖いです。
  • ラクダに乗りながら、おっちゃんと価格交渉しました。
  • 最初50ドルとか提示されましたが、「それなら歩くから今すぐ降ろしてくれ」的な文句を言いまくって価格を下げます。ラクダに乗ってからの価格交渉なのでハイグラを抑えており、ポジションで有利を取っていることもあってか話はスムーズに進み、最終的に1200EGPで妥結しました。世界的な観光地でラクダ乗って3500円ちょいならまあええかと思って。多分ちょっと高めです。もうちょい粘っても良かったかも。
  • おっちゃんとはここで別れて、ラクダの運転手?というかラクダを引っ張って歩く人と一緒にピラミッドを回ります。


  • まあ揺れます。落馬(落ラクダ)が怖くてカメラに集中できませんが、こんな感じです。
  • この視点で見るとおもろいすね。ラクダに乗った視点のFPSがあったらやっちゃうかも。



ピラミッドが一望できるとこで降ろしてもらって写真撮影タイム



ラクダに乗って近づいています。

  • ピラミッドの中に入りたい方は別のチケットが必要かもです。
  • 興味ある人は入ると面白いかもです。


  • ラクダは下り坂のときめちゃめちゃ揺れますのでこれだけは注意してください!
  • 運転手に300EGPくらいのチップを払い終わりました。
  • (チップ少ねえなと文句を言われました。)
  • ラクダに降ろしてもらってからはスフィンクスを見て終わりです。


写真を少し貼っておきます。




感想

  • ピラミッドもスフィンクスもしれっとある感じで、時間が止まったように当時の状況が保存されていて良かったです。ピラミッドがLEDまみれだったらそれはそれで面白いかもしれませんが。
  • 一番大きいのがクフ王のピラミッドで紀元前2550年頃より建設が始まったようです。
  • 一方その頃日本では縄文時代中期〜後期です。狩猟生活をしていました。縄文土器や貝塚とかのあたりです。
  • そう思うとエジプトめちゃめちゃ進んでますね。


  • ちなみに「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足の生き物ってな〜んだ?」っていうなぞなぞがあるかと思いますが、実はこれスフィンクスが出したなぞなぞらしいです。ギリシア神話の話です。

  • スフィンクスおちゃめだな。

  • 補足すると、神話のスフィンクスは下半身がライオン、上半身が美しい女性、鷲の翼を持つ怪物なので、エジプトのスフィンクスとはなんか違います。全然うまくいかなかった伝言ゲームみたいすね。権利者に怒られるタイプの二次創作。

  • スフィンクスはこのなぞなぞを出して答えられなかった人を食べていたようです。

  • ピラミッドの守り神やのに、ひどい扱い。

  • オイディプスという王子がこの謎に挑み、「それは人間である。」と見事に答えます。

  • 赤ちゃんが四つん這いで歩くから4本足、成長すると2本足で歩き、ジジイになると杖をつくので3本足になるから答えは人間ですね。

  • この謎を解かれたスフィンクスは屈辱のあまり自害したようです。

  • ?? なぞなぞ解かれて自害??何この話???


大エジプト博物館


ギザのピラミッドからタクシーで15分くらいの大エジプト博物館に向かいました。




エジプトで見た日本語ってこれくらいかも。


  • 現代的な博物館という感じで建物もおしゃれですしめっちゃ綺麗です。
  • 建設には日本も関わっているようで、JICAを通じて建設資金の貸出であったり、遺物修復の技術提供など協力していたようです。
  • そのおかげか、大エジプト博物館って日本語で書いてくださっているんですかね。ありがたいです。
  • 入場料は1270EGPでした。





博物館のなか。JR京都駅とちょっと雰囲気似てません?


エジプト考古学博物館と比べると中は広くて、人もそれほど多くはなく、ゆっくり見れますね。展示もおしゃれに配置されています。


写真は色々撮ったのですが、たくさん挙げてもあれなので、一番気に入ったやつだけ貼ります。



  • こういう石像を何も考えずにひたすら見ていた気がします。


土産物市-Khan el-Khalili


夜行バスに乗るのでカイロまで戻ってきて、土産物市に来ました。


かなり活気があります。


  • 綿製品とか置物とかなんでもありますね。
  • Jordi bazar shop という有名な店が全部値札が貼ってあって買い物しやすいです。
  • ぼったくりとか値段交渉に疲れた人は是非。
  • 2階にあるのですが、階段の入口が分かりづらいです。そのへんの人に聞いてみて下さい。



お土産に紛れ込むネコ




シワへ

シワに行く夜行バスのチケットはここで買えます。バスが来るのもここです。

  • Delta busというらしいです。
  • すぐ横がGo Busという大きなバス会社があるのでわかりやすいです。
  • 夜行バスは普通の4列シートで、前後の間隔が狭めです。
  • 出発が22:30くらいだったけな?確か。到着が9:30くらいなのでかなり長いです。
  • チケットがいくらかは忘れましたが、安いので2席買うのもありです。




シワはリビアとの国境付近です。カイロから道のりで700km以上あります。


エジプト4日目-シワ到着。体調が終わる。風も強い。



  • 朝9時半ごろにシワに到着しました。
  • シワは人口23000人ほどの街でして、砂漠の中の小さなオアシスといった感じです。
  • 塩湖などの観光名所があります。
  • バス降車後は予約していたホテルの送迎に乗ってホテルに向かいます。




シワではこういう3輪タクシーが多かったです。



ホテルはこういう感じのプールついてました。部屋はロッジ風です。




  • この日は体調が悪く、ひたすらホテルで寝ていました。
  • 夜行バスでもよく寝ていましたが、少し疲れていたのかも...
  • こういうこともありますね。


  • 家族は出かけていたのですが、あいにく風がめちゃめちゃ吹いていました。
  • 砂漠で風が強いとこうなります。


シワオアシスのシュリ城。土と塩でできているお城です。砂煙で何も見えませんが。



風が強いとなんかジャリジャリしてきます。
こういうときは!ホテルで寝たろ!

エジプト5日目-シワ。ロキソニン。塩湖。砂漠。

エジプトも5日目になります。体調の方はロキソニンで元気になりました。

  • 昨日とうって変わって快晴で風もありません。
  • 貸し切りタクシーに乗って1日中シワ・オアシスを案内してもらうことになりました。
  • これが一番色々行けて楽なので好きです。


塩湖へ


シワには東のシワ・オアシスと西のシワ・レイクとありますが、シワ・オアシスへ向かいました。



シワ・オアシスの一本橋です。



シワ・オアシスの塩湖です。


シワあたりまではもともとラグーンっていう浅い海だったらしくて、海水や地下水が窪んだこのあたりにとどまり水分の蒸発に伴って塩分が濃縮されたようです。ちなみに塩湖で有名な死海よりも塩分濃度が濃いいようで、世界一ぽいです。このあたりの建物は砂と塩で固められたものが多く、豊富な塩を活用されていたようです。



塩、析出しまくりです。


普通に泳いでいる人がいました。身体がヒリヒリしそうですし、傷口とかあれば絶対しみるので入りません。浅瀬までは入りました。


しょっぱいのかなと思って、試しに水を舐めて見ました。
めっっっっっっっっっちゃめちゃ辛かったです。しょっぱいっていうか辛いです。一瞬で体温が上がるのがわかるくらい辛かったです。


塩水がたくさんあるので、エジプトでも漬物的な野菜の塩漬けもあります。味付けも近くて、美味しいです。
単純に塩湖は綺麗ですし、塩湖に向かう一本橋もかなりよかったです。エジプト観光ルートでシワまで行く方はあまりいないかもですが、行ってみるといいものです(だいたいそう)。


砂漠の隆起したっぽいところ


あの岩山みたいなところに行きました。



なんかいいすよね。


先述のとおり、もともとはラグーンだったので、このあたりは貝殻がたくさん見られます。




何万年前の貝殻なんだろ


ひとしきり岩に登ったりして遊びました。立ち入り禁止エリアなどがなく、自由気ままに移動できる嬉しさってありません?しらんけど。


ランチ


街の方に戻りました。ラム肉のステーキ。結局これが一番美味しい件。


サハラ砂漠ビュースポット


シワ南東部にある。サハラ砂漠のビュースポットに向かいました



うおおおおおおおおおおおお


最後の方に映る白い民族衣装のおっちゃんは運転手さんです。ありがとう。


  • サハラ砂漠、壮大すぎますね。
  • 視界に入るずっと向こうまで、ずっと砂漠。
  • 辺りを見渡しても砂と空の2色しかない景色です。
  • やばない?これもう砂漠に閉じ込められてるやん。
  • この一面の砂漠見ると、シワの人たちに対して、『こんな砂漠の中で住んでんのかよ』という畏敬の念が芽生えました。



砂漠では4本足の人?


そんなこんなでシワの楽しい日は終わりです。砂漠またいきたいなあ。


  • 単純に砂漠は壮大なので行ってみてください。
  • 近場ではモンゴルのゴビ砂漠あたりです。
  • モンゴルも行きたいな。
  • スーホの白い馬を読んだときから行きたかってん。


エジプト6日目-メルサマトルー。地中海。

  • 朝7時ののマイクロバス(ハイエースみたいなやつ)でメルサマトルーに向かいました。
  • 途中検問があって、雑にでかい荷物を見られて終わります。スーツケースの中見てなかったけど、形式上やる必要があるみたいすね。
  • 11時半ごろには着いたと思います。


  • メルサマトルーは典型的なビーチリゾートって感じの街です。
  • ホテルはたくさん並んでいるのですが、ハイシーズンの6月~9月の4ヶ月間だけ営業するところが多いようで、GWの間では閉まっているホテルが多かったです。
  • なので人もそれほど多くなく、のんびりできて良かったです。



この辺のホテルも全部閉まっています。


  • 地中海って普通のきれいな海だけじゃない何かがある気がします。
  • 地中海だ!すごい!嬉しい!ってさせてくれますね。
  • アタック25で地中海クルーズって毎回聞いていた気がするから、潜在意識の中で地中海に対する憧憬みたいなのがあったんかもしれない。


  • のんびり地中海を見て、大きめのスーパーに行って買い物をしました。
  • ひたすらウロウロ歩いた気がします。
  • この日も結局ステーキを食べました。肉最高。


  • 暗くなってからもウロウロしてました。クラブとかの近くでめちゃめちゃパチモンのピカチュウがいたことだけご報告しておきます。


エジプト7日目-アレクサンドリア。要塞。

  • 11時までごろにアレクサンドリア行きのタクシーに乗りました。inDriveのCity to Cityってやつで都市間も走れます。
  • 15時くらいに着いたと思います。


  • アレクサンドリアもメルサマトルーと同じくビーチもあります。
  • その他、エジプト第二の大都市です。
  • アレクサンドロス大王が建国したという歴史もあります。
  • 要するに何でもあります。


ランチ

  • ここでは海鮮レストランでご飯を食べてから観光しました。


味付けは洋風です。チーズたっぷりです。味が濃いです。美味しいです。


カイトベイ要塞


  • 観光名所のカイトベイ要塞に行きました。

  • もともとはアレクサンドリア大灯台があった場所です。

  • 大灯台は紀元前334年(な阪関無)ごろに築かれましたが、14世紀に地震で崩壊したようです。

  • 15世紀後半に、倒壊した灯台の資材を活用して要塞が建設されました。

  • 1517年と1543年にオスマン軍が侵攻したとき、2回ともこの要塞側が防衛に成功したようです。

  • 強い要塞です。

  • 入場料は200EGPでした。

  • ちなみにアレクサンドリア大灯台は世界七不思議の一つです。

  • これ七不思議って不思議というか、世界で称賛すべき7つの建造物的な感じだと思います。

  • ギザの大ピラミッドもそのうちの一つです。


中に入ると、要塞らしく地中海が見える窓がたくさん配置されています。


要塞をぐるっと囲む城壁にも登れるようになっていて、そこからの景色も素晴らしかったです。


これいい写真すぎる


  • この辺に住んだら毎日散歩できるようになるかも。
  • そのくらい町並みに雰囲気があります。
  • 歩いている人はみんな楽しそうでこちらも楽しくなります。


8日目。アレクサンドリア。図書館。帰る。

  • この日がエジプト最終日です。
  • アレクサンドリアにはまだまだ名所がありますので、見て回ります。


アレクサンドリア図書館

  • アレクサンドリアは紀元前332年にマケドニアのアレクサンドロス大王により建設されました。

  • アレクサンドロス大王の没後、部下のプトレマイオス1世がエジプトを支配しました。

  • この時代にアレクサンドリア図書館が建設されました。

  • 当時地中海最大の都市であり、世界の学問の中心地でした。

  • ムセイオンと呼ばれる学術機関がありました。

  • プラトンのアカデメイア、アリストテレスのリュケイオンと似たようなやつです。

  • ムセイオンはユークリッド、アルキメデス、プトレマイオス、エラトステネス(素数判定するエラトステネスのふるいで有名)などが活躍しました。

  • すごない?

  • この辺で自分が好きなトピックがありますので気が向いたときに追記します。

  • ちなみにアレクサンドリア図書館は3世紀以降の宗教対立の騒乱や戦火で蔵書は消失しました。

  • 最盛期には40万〜70万巻のパピルス書物があったようです。

  • 今の図書館は2002年に再建されたものです。なのできれいです。

  • 入場料は150EGPでした。



展示もありますが、普通の図書館でもあって、学生さんらしき方々が勉強しています。


これクレヨンしんちゃんの映画でこんなんおらんかった?


コム・エル・ショカファのカタコンベ

  • ついでに近くのコム・エル・ショカファのカタコンベってとこに行きました。
  • 周りから見たらでかい井戸みたいな感じですが、3世紀ごろの共同墓地だそうです。
  • 1900年にロバが地面の穴に落ちたことがきっかけで偶然発見されました。
  • そんな偶然あるんですね。



共同墓地らしく、お墓をいれる場所が所狭しとあります


墓地内の壁画

  • 壁画に描かれている頭がジャッカルの神様はアヌビス神と言います。
  • この人は死者の蘇りと来世への案内役のようです。
  • よく見る割に意外と地味な役割なんですね!


  • エンドオブアヌビスという墓地効果を無効にするカードがあります。
  • インフレしまくってて墓地肥やしが強すぎる現代遊戯王に一矢報いる可能性があります。
  • 死者の守護神だけあって、墓地を荒らすことを許さない効果がマッチしてますね。


ポンペイウスの柱

  • 紀元前200年にプトレマイオス3世によってアレクサンドリアのセラペウムが建設されました。
  • これは神殿複合体で宗教・学問の中心地です。
  • ローマ時代にも増改築が行われ、巨大な神殿となったようです。
  • 391年、ローマ皇帝テオドシウス1世によるキリスト教の国教化制作の一環で、異教徒の施設は排除せよとなりました。
  • そこで徹底的に破壊され、残った柱がポンペイウスの柱として有名になりました。


  • 名前の由来となったポンペイウスは古代ローマの政治家です。

  • ユリウス・カエサルやクラッススとともに三頭政治を作った人だそうです。

  • 三頭政治がなにかは知りません。

  • あと、ポンペイウスとこの建造物やこの柱はあまり関係がないようです。

  • なんか誤解かなんかでポンペイウスの柱と呼ばれたらしいです。

  • ちなみに入場料がかかりますが、中に入るほどでもないかなと個人的に思ったので、外から頑張ってカメラで撮影しました。

  • 壁で取り囲まれていますが、入口の門の隙間からちょっと見えます。

  • なんかすいません。


かなり拡大しているのですが、望遠カメラの性能がすごすぎて結構きれいです。


カイロ空港へ

  • このあとはホテルに預けていた荷物を受け取って、カイロ空港に向かいました。
  • 渋滞でなんやかんや遅れるので早めに出発しておくとよいです。
  • 高速的な広い道路に出たら速いですが、町中はとにかく混んでます。
  • 楽しかった旅行も終わりです。
  • まあこうやってログを残しておくとまた見返せるからいいですね。

雑まとめ

エジプトあるある

  • お店の場所、Googleマップの場所からちょっとずれがち
  • お店、閉まってがち
  • シワとメルサマトルー、まじでアルコール売ってない
  • 飲食店、飯が出てくるのが基本遅がち
  • あと飯の量、多がち
  • 配車アプリ、到着遅れがち
  • 物乞いしてくる少年、本気で頼めば1ドルくれると思ってがち。毎回あげてたら破産するでほんま。
  • 日が落ちるのが20時くらいだから長く遊べがち
  • なんでも甘い、だから太りがち
  • 水タバコの店、多がち
  • 地元のカフェみたいなところで麻雀みたいなやつしてがち
  • 握手求められガチ(1回右手でスマホ持ってたから左手で握手しちゃいました。イスラムでは不浄な手らしいので失礼かなと思います。すいません。)
  • ヒジャブ着てない女性、都市部で多がち
  • ゴミ、多がち
  • 電波、割と4G入りがち
  • イギリスと共同統治していた名残、無さがち
  • 生野菜、腹壊しがち
  • 髪の毛、キシキシになりがち
  • エジプトが地中海に面しているイメージ、無さがち
  • コンビニチェーン、無さがち
  • 馬車、普通に走ってがち
  • 男性の名前、ムハンマドがち(調べたら約25%)
  • 楽しくて思い出になりがち

空港で飛行機を待っているときに聴くとなんかいい音楽

羊文学 - more than words
https://www.youtube.com/watch?v=kGY6N9DL4Jw

※理由は特にありません。

乗り継ぎの注意点

  • 機内ではひたすらワインをもらっていました。
  • 飲みますし、余っても持ち運びできるからです。
  • ただ、乗り継ぎのときに手荷物検査されることがありますので、
  • その際にワインは100mLを超えているので没収されます。
  • せっかくのワインを捨てるのはあまりにももったいないので、「今ここで飲んでいいすか」と聞きました。
  • なんかだめっぽいようですが、少し粘ると「もうわかったから、今そこで飲め」と言われました。
  • 手荷物検査場でワインを一気飲みする狂人が誕生しました。
  • 周りの職員さんも笑って応援してくれてました。

謝辞

  • 休暇取りました。

  • ありがとうございます。

  • 休暇明けに休みがちになってしまいました。

  • それはエジプトは全く関係がなく。

  • 途中開封した豆乳をGWの間ずっと放置していたので腐りきっていまして

  • それを飲んでしまったからです。プロテインに溶かしたので気づけませんでした。。

  • 人生で一番お腹壊していました。ほんとに歩けないほどお腹壊しました。

  • すいません。多分これからも不注意で体調悪くすると思います。

  • よろしくお願いいたします。


おまけ-オマーンちょい観光

  • 乗り継ぎの関係で朝から晩までオマーンにいれるので、入国して観光しました。
  • レンタカーでウロウロしました。
  • 国際運転免許証は申請すれば即日発行できます。数千円ですし。有効期限は1年あるのでぜひ。
  • オマーンの首都のマスカット空港に近いモスクにも行きました。
  • 入場する際、女性は髪を隠すスカーフ的なものが必要です。
  • 現地にもヒジャブとかスカーフがあります。

Sultan Qaboos Grand Mosque(オマーン最大のモスク)

  • 入信していない宗教のでかい施設。
  • 入信していないですが、信じてないわけではないです。
  • 多分この経験がどこかで自分を助けてくれるはず。
  • 普通に綺麗です。ただ暑いです。




  • が、オマーン暑すぎる
  • まじで暑い。日本の夏のピークを超えた暑さ。40度近くあって湿度も高めです。
  • ずっとショッピングモールにいました。
  • ちょこちょこ寄ったところの写真を貼っていきます。



車社会です。信号はないように設計されています。町並みは綺麗ですね。さす産油国


暑すぎて写真撮ってすぐに車に戻りました


流行りのドバイチョコ。美味しいけど騒ぐほどでもないなって感じ。500円くらいしたので高い。

おまけ-アレクサンドリアの歴史(追記予定)

// ここにエピクロスとプトレマイオスについて調べたことをねじ込む

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