tigってなに? gitを操作するなら、tigを使おう!
はじめに
皆さんはtigというツールをご存知でしょうか。
tigとはターミナル上でgit操作を行うためのCUIツールです。
vimライクにgitのログを閲覧したり、手軽にaddやcommit、checkoutを行うことができます!!
今回は私がいつも利用しているtigでできる便利なgit操作について紹介します。
皆さんにもいいなと思ったら、ぜひtigを利用してみてください。
まずはtigを導入してみる。
windowsの場合
Windowsの場合は「Git for Windows」に同梱されています.
macの場合
brew install tig
tigの画面
tigには14つの画面(view)が存在しますが、今回はよく使用する5つのを紹介します。
main view
tig起動後の最初の画面になります。
tigの起動は以下のコマンドを実行します。
$ tig
この画面ではgitログの履歴を閲覧することが可能です。
カーソルの上下の移動はvimと同じでj
で上に移動k
で下に移動することができます。
status view
ワーキングディレクトリ、ステージングにあるファイルを確認する画面になります。
tigコマンドで起動後,s
を押すことでstatus viewへ移動するこどができます。
$ tig
↓
s をクリック
ref view
gitのリモートブランチとローカルブランチの一覧を確認するための画面となります。
tigコマンドで起動後,r
を押すことでref viewへ移動するこどができます。
$ tig
↓
r をクリック
diff view
gitのcommit間のファイルの差分を確認するための画面となります。
tigコマンドで起動後,d
を押すことでdiff viewへ移動するこどができます。
$ tig
↓
d をクリック
log view
git logに相当する画面となります。
tigコマンドで起動後,l
を押すことでdiff viewへ移動するこどができます。
$ tig
↓
l をクリック
tigの便利コマンド
tigでgit addする
$ tig
↓
s をクリック
↓
ファイルを選択(j,kで移動)
↓
u をクリック
:::details
↓
:::
tigでgit commitする
$ tig
↓
sをクリック
↓
cをクリック
↓ エディタが開く
commitmメッセージを入力して保存
↓ cをクリックすると
エディタが表示される。(画像の場合はvimが表示されている。)
↓ コミットメッセージを入力して保存すると
commitされていることがわかる。
tigでgit checkoutする
$ tig
↓
rをクリック
↓
checkoutしたいブランチにフォーカス
↓
cをクリックし、yをクリック
今回はtestブランチにチェックアウト例を記載する。
tigを起動し、rをクリックするとブランチ一覧が表示されている
↓ testブランチにフォーカスを当てる
↓ その状態でcをクリックすると、本当にcheckoutしても良いかというメッセージが出力されるのでyをクリック
↓ qでtigを閉じて本当にcheckoutできているかどうか確認する
checkoutできていることが確認できる
tigでgit logする
$ tig
git logはすごく簡単でtigを起動した最初の画面がgit log を入力したものと同じものが出力される。
logの履歴を追いたい場合はj,kをクリックすることで移動することができます。
まとめ
今回はgitのcuiツールのtigの基本と基本的な使い方について説明しました。
わからないところやこんな操作をどうしたらいいのというご質問等ございましたら、ぜひ、コメントよろしくお願いいます。
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