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【年末積読解消キャンペーン】世界一流エンジニアの思考法
積読、してますか?(にっこり
がく@ちゅらデータです。
年末年始になにか普段できないことをやるぞーーーーと宣言しても、結局子どもたちと遊んでしまって何もできない・・・・のがここ数年の傾向ですが、今年は
- 積読を一冊でも減らす
- Snowflakeの技術検証(Iceberg Tables、Snowpark Container Services)
はしたいな〜と思ってます。
で第一弾「年末積読解消キャンペーン:世界一流エンジニアの思考法」を読んでこうと思います。
※結局、この一冊しか読めなかった・・・・技術検証もできなかったorz
世界一流エンジニアの思考法
目次
- はじめに
- 世界一流のエンジニアは何が違うんだろう?
- アメリカで見つけたマインドセット
- 脳の余裕を持つ情報整理・記憶術
- コミュニケーションの極意
- 生産性を高めるチームビルディングb
- 仕事と人生の質を高める生活習慣術
- AI時代をどう生き残るか?
はじめに
筆者さんは、
- シアトルで、マイクロソフト勤務
- Azure Functions の開発担当
- Azure Functionsが辛すぎて泣きそうになった話 な記事が2021年5月でしたが今はどうなんだろうなぁ
- 世界一流のエンジニアはその「思考法」が高い生産性を実現していた
内容
- 理解をするには誰がやっても時間がかかる
- 自分の中にメンタルモデルを作り上げる、ここでいうメンタルモデルとは関わってるシステムの内容を自分の中に作り上げること→よーーーーくふかーーーーーく理解する
- マルチタスクは絶対やらない ※チャットへの返信とかすらも一切しないで1つだけに集中する
- バリューが最大になる重要と思うことをまずやる
- 一つのことで2時間以上かかったら、質問するなり相談するなり、エキスパートに聞いちゃうほうがよい。寝かせておいて、他の仕事をしておく方が断然生産性が高い
- その場で決める、迷うなら好みで ※迷うときは比較対象で大きな差がない、差があれば迷わないで決まる
脳の使い方、より効率的な使い方をする
- 何もググらずに即座に実装できるもの
- 問題をどう解決するかはすぐ思いつくが、具体的な方法は忘れているので、ググる必要があるもの
- 自分は解法が分からないがスパイクソリューション(課題把握のための大まかなプログラム)をしたらできそうなもの
- 自分だけでは解決が難しい、もしくはものすごく時間がかかる
ここのうち、1を増やしていくことで、作業効率がバク上がりする
反対に3,4は、むしろできる人にすぐに質問をして、力を積極的に借りたほうが、全体としての作業効率は上がる
ここの考え方が一番衝撃を受けたところでした
各人それぞれが「脊髄反射でできる」ことをやっていけば、全体での作業効率はすごい高いものになるって考え方はすごく良かったです、互いに助け合おう、互いに得意なところを補完しあおう
マネージメント的な観点から
- 楽しく仕事しよう、してもらおう
- にゅーびーもシニアも一律「大人として、できるものとして信頼する」
- マイクロマネージメント(=コマンド&コントロール型)は「大人扱いをしていない」「信用していない」
- やらされる仕事楽しい?怒られる仕事なんかして楽しい?そんな仕事は作業効率低くなるよね
- マネージャーの仕事は、メンバーの「楽しく→すなわち効率的に」仕事をしてもらう場を作る、褒める褒める褒める褒める
- 納期は絶対の神話を捨てよう
- Q(品質)、C(コスト)、D(納期)、S(スコープ)はトレードオフの関係にある
- 必要のない?優先度の低いタスクはやらない、どんどん落としていく
- とはいえ、請負開発とかでは難しいよなぁ
まとめ
年末年始に読んだのですが、非常に良い本でした(★★★★★)
また折を見て読み直したいなって思ってます
今回読んで特に心に留めておいたいなと思ったこと
- 理解には時間が掛かるが、深く深く理解して、頭の中にメンタルモデルを作り上げる
- 自分がやって時間がかかるものは、さっさとエキスパートに聴く方が作業効率爆上がり ※聞いて聞かれる関係性を作る
- マルチタスクは絶対NG、一つのことをピックアップしてそこに注力する、他のことは一切しない
- 脊髄反射でできることを増やす
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