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【Git入門】pull requestのやり方(作業用ブランチをmainブランチにマージする)

2024/05/19に公開

0.はじめに

Git入門者向けに、「pull requestのやり方」を解説します。

本記事の内容に沿って、ハンズオンいただくと以下を習得できます。

  • pull requestとは何かを理解できる
  • pull requestのやり方を習得できる

では、次の章から具体的な解説を進めます!

1.pull requestとは何か?

pull requestとは、「ローカルリポジトリでの変更を他の開発者に通知する機能」です。

pull requestを利用することで、コードレビューする仕組みを組織に根付かせることができます。

  • 機能追加や改修など、作業内容をレビュー・マージ担当者やその他関係者に通知
  • ソースコードの変更箇所をわかりやすく表示
  • ソースコードに関するコミュニケーションの場を提供

次章から、pull requestのやり方を解説します。

2.作業用ブランチをmainブランチにマージする

今回は以下図のように、リモートリポには作業用ブランチ(update-readme)を、mainブランチにマージするpull requestを作成し、実際にマージしてみます。

2.1.pull requestを作成する

早速、pull requestを作成してみます。

GitHub上のリモートリポジトリにアクセスし、「Pull requests」というタブをクリックしましょう。

次に、「New pull request」というボタンをクリックしましょう。

以下のような画面に遷移すると思います。今回は、mainブランチにupdata-readmeの内容をマージするので、「compare」をmainからupdata-readmeへ変更しましょう。

すると、以下のようにmainブランチとupdata-readmeのREADME.mdの差分が表示されます。問題なければ、「Create pull reqest」をクリックしましょう。

pull requestを作成する画面へ遷移するので、タイトルやコメントを記述して、「Create pull reqest」をクリックしましょう。今回は、コメントに「Please review」とだけ入れています。

すると、以下のようにpull requestが作成されると思います。

次章で、「pull requestを確認する方法」を見ていきます。

2.2.pull requestを確認する

前章で作成した、pull requestを簡単に確認してみましょう。

まず、「Files changed」というタブをクリックします。

すると、以下のように差分内容を確認できます。必要に応じて、コメントを残すなどしてレビューを行い、問題なければ「Conversation」画面に戻りましょう。

次章で、「pull requestをマージする方法」を見ていきます。

2.3.pull requestをマージする

前章で、pull requestの中身を確認できたので、いよいよマージしていきます。

「Conversation」画面で、「Merge pull request」をクリックしましょう。

必要に応じて、コメントを記載し「Confirm merge」をクリックします。

すると、以下のようにマージが問題なく完了したことが分かると思います。

次章で、「mainブランチにREADME.mdが更新されていること」を確認していきます。

2.4.mainブランチにREADME.mdが更新されていることを確認する

「Code」画面に戻り、「mainブランチにREADME.mdが更新されていること」を確認します。

以下の通り、mainブランチの「README.md」が更新されています。

3.おわりに

今回はpull requestの理解を深めるために、以下を学びました。

  • pull requestとは何かを理解できる(ローカルリポジトリでの変更を他の開発者に通知する機能)
  • pull requestのやり方を習得できる(GitHub上で操作する)

一回で覚えるのは難しいと思うので、何度かトライして覚えるで全然大丈夫です。

今後もGitの基本的なワークフローについて解説していきます。

おわりっ!

参考サイト

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