🦊

【ゼロからわかる】docker push

2024/04/14に公開

0.はじめに

今回は、「DockerHubにDockerimageをpushする」方法を解説します。

本記事の内容に沿って、ハンズオンいただくと以下を習得できます。

  • DockerHubにリポジトリを作成する方法
  • Dockerimageを別名で保存する方法
  • DockerHubにDockerimageをpushする方法

前提として、以下は準備できているものとして解説をしていきます。

  • ✅Linux基礎の理解
  • ✅DockerHubの登録
  • ✅Dockerのインストール

まだご準備できていない方は、以前書いた記事をご覧いただければと思います。
https://zenn.dev/gachigachi/articles/2f28e96cc26774

では、次の章から具体的な解説を進めます!!

1.DockerHubにリポジトリを作成する

最初に、DockerHub上に自分のリポジトリを作成する方法を解説します。

DockerHbuのページへ行き、「Create Your First Repository」をクリックします。

すると、「Create Repository」ページに遷移するので、必要な情報を入力していきます。今回はリポジトリ名に「my-first-repo」として「Public」を選択し「Create」をクリックします。

「my-first-repo」というリポジトリができていることが確認できると思います。

次の章で、今回作った「my-first-repo」へDockerimageをpushしていきます。

2.Dockerimageを別名で保存する

前章で作成した「my-first-repo」へDockerimageをpushするために、イメージ名を「my-first-repo」へ変更します。

なぜ、イメージ名をリポジトリ名と合わせるかというと、Dockerはイメージ名を見て、push先を探すためです。

具体的には、以下コマンドを実施していきます。

  • $ docker images(Dockerimageの一覧を表示)
  • $ docker tag <source> <target>(Dockerimageを別名で保存する)

docker imagesコマンドを実行し、Dockerimageの一覧を表示してみましょう。

$ docker images
REPOSITORY                     TAG       IMAGE ID       CREATED         SIZE
ubuntu                         update    7737b7f797e2   5 days ago      77.9MB
$

docker tagコマンドでubuntuのイメージをの名前を「my-first-repo」へ変更します。

$ docker tag ubuntu:update username/my-first-repo ← usernameはDockerHubに登録しているユーザー名にしてください。
$

再度、docker imagesコマンドを実行し、Dockerimageの一覧を表示してみましょう。

$ docker images
REPOSITORY                     TAG       IMAGE ID       CREATED         SIZE
username/my-first-repo        latest    7737b7f797e2   5 days ago      77.9MB
ubuntu                         update    7737b7f797e2   5 days ago      77.9MB
$

「username/my-first-repo」というイメージがubuntuイメージと同じIMAGE IDで作成されていることがわかります。

次の章で、「my-first-repo」へ今回作ったDockerimageをpushしていきます。

3.DockerHubにDockerimageをpushする

いよいよ、別名で保存したDockerimageを「my-first-repo」へpushしたいと思います。

具体的には、以下コマンドを実施していきます。

  • $ docker images(Dockerimageの一覧を表示)
  • $ docker push <image>(DockerimageをDockerHubへpushする)

まず、docker imagesコマンドを実行し、Dockerimageの一覧を表示してみましょう。

$ docker images
REPOSITORY                     TAG       IMAGE ID       CREATED         SIZE
username/my-first-repo        latest    7737b7f797e2   5 days ago      77.9MB
ubuntu                         update    7737b7f797e2   5 days ago      77.9MB
$

「username/my-first-repo」があることが確認できたと思うので、以下コマンドでDockerHubへpushしてみましょう。

$ docker push username/my-first-repo

すると、ブラウザでDockerHub上に作った「my-first-repo」に今回pushしたイメージが作られていると思います。

以上で、DockerHubにDockerimageをpushすることができました。

4.おわりに

今回はコンテナの理解を深めるために、以下を学びました。

  • DockerHubにリポジトリを作成する方法
  • Dockerimageを別名で保存する方法(docker tag
  • DockerHubにDockerimageをpushする方法(docker push

一回で覚えるのは難しいと思うので、何度かトライして覚えるで全然大丈夫です。

次回以降もDockerについてもう少し深掘りしていきたいと考えています。

おわりっ!!

あわせて読んでいただきたい記事

https://zenn.dev/gachigachi/articles/b4a54d57d4e2c5
https://zenn.dev/gachigachi/articles/8269c45f15573a

コマンドラインのリファレンス(Docker-docs-ja)

Discussion